今回も読んでるこっちが恥ずかしくなるような初々し過ぎるシーンが目白押しだった。
物語は前回の続きの遊園地デートから始まり、甲斐の向日葵と手を繋ぐという目的を段階を踏みまくってほとんど1巻丸々使っていたw お互いどれだけ純情なんだよ!
遊園地デートは絶叫マシンやお化け屋敷、向日葵の手作り弁当、向日葵の迷子というわりかしベタなイベントが多かった。そして迷子になった後、甲斐はまたはぐれるといけないからととても自然な流れで手を差し出したが、向日葵はそれを拒否しやがったw
このシーンは繋ぐシーンだろ!ベタだけどいいシーンだったのに、じれったいにもほどがあるぞw フラグ折るなよな。
でも手は繋げないけど、甲斐の服の袖をちょこんと摘む向日葵は可愛かった。

この二人はここまで慎重なら行くところまで行けばとても円満な家庭を作れそうだね。
最後の観覧車も男と狭い密室で二人っきりは無理ということで、二人別々に乗っていて、もう笑ってしまった。ここまで斜め上を行くデートをするなんて思わなかったw
まさか最後まで手を繋がずに遊園地デートを終えるなんて…
数日後の放課後に甲斐はまた手を繋ごうと色々試みていたが、一歩踏み出せずに不信な誤魔化し方をしている姿がなんとも微笑ましかった。

これが付き合って二ヶ月目じゃなければ気持ちはわかったぞ。
一方で向日葵は甲斐は手を握りつぶそうとしてきているとアホな勘違いしてるし、なんちゅう面白いカップルなんだろうw
そしてまた後日の放課後、向日葵は手を繋ぐのはまだ早いと手を前へ突き出し拒否のポーズを取った。手を繋ぐのがまだ早いってじゃあ今はどんな段階だよと言いたくなるけど、甲斐はその拒否のポーズを別の意味だと理解したらしくその手を取り、やっとついに手を繋いだのだった。
向日葵も実際に繋いでみたら嫌じゃないと感じ、やっとカップルらしく見えてきた。

今回は甲斐から手を繋いだということで、今度は向日葵の方から手を繋ごうとするエピソードもあった。ただ手を繋ぐだけなのにまだ引っ張り被せてくるとは。しかしこのふたりのペースでお付き合いしている感じが面白い。
あと、最近雨が多いという話題があったから相々傘でもするのかなと思ったけど、話題にすら上がらなかった。
何だろうこのフラグの無視っぷりはw
向日葵は勇気を出して自分から手を繋ごうとしたが、失敗した。

失敗する意味がわからない失敗の仕方だと思う。目を閉じて繋ごうとするなよな。しかし甲斐はその手をきちんと取りまた手を繋いでくれた。甲斐はきちんとリードしてくれる人のようでお似合いじゃないか。
向日葵も甲斐と手を繋いでいたいと思うようになってやっと恋愛が始まるのかと期待したが、やっぱり最後まで期待を裏切ってくれたw
向日葵にとってずっと手を繋いでいたい=やらしいであった。

箱入りのお嬢様みたいだった。
二人は手を繋ぐだけでこんなに労力を使ってるのに、今後もっと発展したらどうなってしまうんだろうか。キスとかだったら5巻くらい使ってしまいそうだ。
次回は甲斐と向日葵のそれぞれの友達と会うようだ。向日葵が甲斐の男友達に会ってどんな反応を示すのか面白そうだし、甲斐を憎む向日葵の友達のやえと甲斐の対面も面白そうだ。
3巻も期待せざるを得ない。
個人的な評価★★★★★
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まだ見ている自分がいます。
よし、お邪魔します|´∀`〃)
ファッサァアァ思わず笑ってしまいました。
初々しくて可愛いらしい二人なんですねー。
最後の画像の表情がなんか可愛くてとても好きです。
今度この漫画買ってみようかなぁ。