1巻の「殺人考察(前)」からの続きで、学生時代の式&識と黒桐のエピソードがあった。どれだけ式に拒絶されてもしつこく付きまとう黒桐があまりにもお人よしすぎるんじゃないかと思った。
でも、空の境界について俺はにわかにも及ばないくらいの知識しかないから殺人事件の犯人が式なのかそうでないのかがよくわからない。

式の気持ちとかもまったくわからない。
第三章「痛覚残留」も途中まで収録されていた。劇場版の中でもこの話は特に好きな話の一つだ。
大勢の男たちから性的暴行を受けても痛みを感じないためけろっとしている少女
浅上藤乃が、見た目に反して狂気じみていて面白かった。腹部の痛みで生きていることを実感するとか病んでるにもほどがある。

藤乃は自分に暴行を加えた犯人5人のうち4人をめちゃくちゃに曲げて殺し、逃げた残りの1人も殺すためにしかも精神的に追い詰める電話を掛けながら探すというやり方には戦慄した。犯人はクズだからスカッとする面もあるけどw
そして「凶れ」を連呼して犯人の関係者を殺すシーンもひどい有様だった。こんな惨いやり方をJKがするなんて信じれない。

式とのバトルを期待させてくれる能力発動シーンであった。
しかし3巻は来年… 発行遅すぎ…
あと「未来福音」がアニメ化らしいね。にわか以下だけど見るつもりだ。
個人的な評価★★★★☆
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式といい、藤乃といい、一巻に出た霧絵といい。
そして、ヤンデレにやたら好かれる黒桐幹也くんです。
『未来福音』がアニメ化されるのは嬉しいですね。
あれはかなり好きなエピソードなので。
余談ですけど、浅上藤乃はstay nightの間桐桜の原型だそうです(性的暴行を受けたり、好意を持つ主人公を「先輩」と呼んだり、負の感情で暴走してしまう辺りなどが)