特典として青年商人の着ボイスをDLできるQRコードが付いてたけど、声は神谷さんだった。俺は小野Dの声で再生していた…
青年商人の元に魔王から時代を300年ほど先取りした羅針盤と手紙が送られてきて、直接会って交渉することになった。

狼と香辛料を全巻読んだからかもしれないが、商人とは怖いイメージがある。そうでなくてもこの青年商人はやり手の商人らしく、魔王との交渉はハラハラした。

それにしても魔王のドレスは超セクシーで、ちょっと動いただけでも危ないんじゃねと心配になった。
魔王は青年商人に対し、玉蜀黍(とうもろこし)や風車など新たな概念を開示して驚かせていたが、青年商人も暗殺者を忍ばせていて気が気でなかった。
しかしなんとか交渉に成功し、目的へ一歩近づいたようだった。

魔王は戦争を終わらせることが目的だが、終わらせると飢える人が多く出てくるから未来の技術を商人に開示して広めてもらって、戦争を終わらせても飢えないようにしてるんだね。長期スパンな壮大な目的だと思う。
南部諸国では人間界で唯一魔族に占領されている島を取りかえせという命令に悩まされていた。白夜王が軍を指揮することになったが、冬の国の王子はこの進軍にただ闇雲に兵の命を失うだけだと反対していた。
白夜王は無能キャラとして描かれているからいいが、できる人として描かれている冬寂王が何もしないのが気になった。そりゃ、王子もイラつくよな。一体何を考えているのかが気になる。
一方で勇者は魔界で唯一人間が支配する街への魔族の進行を止めていた。

自分がどうにかするかと言って止めていたが、どうやって街を奪還するつもりなんだろうか。
この街では敗北した魔族が人間の奴隷のように扱われていて、ひどい状態だった。ここで人間を退治しても今度は魔族が人間を奴隷にする番になるだけで、何も変わらない。
こんな難しい状況の中本当にどうやって解決するんだろう。失敗したら魔王の権利が移っちゃうし。
各登場人物それぞれやることが山積みのようだが、それぞれがどう動くのかますます楽しみだ。
個人的な評価★★★★☆
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