今週のタイトルは「兄妹」なんだけどアルカって弟じゃないのか?男の娘だと思って少しテンションが上がっていたのにどういうこと?
そして今回の話はほぼすべてアルカの能力の説明だったが、描写もさることながら純粋に怖いという印象を受けた。本当に怖い。ホラーの域かもしれない。
アルカは厳重に封印されていてキルアは親父と一緒にその場所に向かっていた。親父は「おねだり」がまだ済んでいないと注意をした。最後にお願いをしたのはミルキで当時最新だったパソコンを「お願い」したそうだ。
キルアはパソコンくらいなら多分大丈夫と言っていて、この段階ではまだ何のことやらだが、雰囲気は十分で緊張感があった。
あとキルアはイルミに操作されていたからか、何でこんな目に合っている妹を放っておけたんだと後悔しているようだったし、ちゃんと妹と言っていた。性別が謎だ。
アルカの能力はアルカがする「おねだり」を3つ聞くと目が真っ黒になり、今度は「お願い」を1つアルカが叶えてくれるというものだった。
これを最初に発見したのはキルアで、アルカの世話係の執事がアルカの抱っこや高い高いなどの簡単な「おねだり」を聞いている内に黒くなったのを、キルアが高い高いを「お願い」して元の白い目に戻していた。黒くなったアルカの見た目がとても怖かった。そしてこの執事はアルカのことを坊ちゃんと呼んでいるから性別がやっぱり謎。

キルアはこの能力を両親に隠していたが、執事が報告したことでバレて実験をすることになった。執事はキルア母の命令でどんな些細な「おねだり」も断った。そして4つ断るとその執事と別の場所にいた執事がミンチになって死亡した…

アルカの「おねだり」を4回断ると断った者とその者が最も愛している者の最低2人が同時に死ぬそうだ。
この死んだ執事すごくいい人そうだったから可愛そうだ…
次の執事は魔が差し黒くなったアルカに億万長者にしてくれと「お願い」してしまった。空を飛んでいた現金輸送中の飛行船に謎のトラブルが起きて執事の周りにお金の雨を降らせたのだった。
執事はそれを正直に話し、次の執事はイルミが連れてきた人物がすることになった。イルミこの執事に億万長者の「お願い」を聞いた代償に要求した「おねだり」は「肝臓ちょうだい」「十二指腸ちょうだい」「背骨ちょうだい」「脳ミソちょうだい」という恐ろしいものだった。どの道死ぬじゃん。

こんな小さな子供が無邪気に言うセリフじゃない。どんな原理の能力か想像もできない。アルカ自身はこの能力のことをどう思っているのだろうか。
まとめるとアルカの「おねだり」を3つかなえると、「お願い」を1つかなえてくれる。その「お願い」にはおそらく限界がないそうだ。限界のない念能力なんてあり得るんだろうか… そもそもこれ念能力なのか?
アルカへの「お願い」がデカければデカイほど次のアルカの3つの「おねだり」が等価交換でデカくなるそうだ。
この等価交換も「お願い」一つでその対価の「おねだり」が三等分されるわけではなく同規模の「おねだり」が3つっぽいね。キルアが高い高いでこれを解決していたときにまた高い高いを「おねだり」されていたし。
「お願い」を叶えてもらった尻ぬぐいは「お願い」をかなえてもらった奴じゃなく、その次の別人がやらなければならないのがエグイ。
アルカの「おねだり」を4回連続で断ると「断った者」と「その者が最も愛している者」つまり最低でも2人の人間が同時に死に、「お願い」がデカイ程「おねだり」を断った時の死人は増え、億万長者のときはわかっているだけで67人も死んだそうだ…

ゾルディック家が現実逃避するのも納得なほど恐ろしい能力だ。ちょっと魔が差しただけで取り返しのつかないことになる。億万長者でこのレベルならゴンを元に戻すというお金などでは不可能な「お願い」の代償は計り知れないだろう。「脳ミソちょうだい」以上の恐ろしいお願いになるはずだ。
キルアの言う通りミルキのパソコンの「お願い」程度なら代償もそこまで大きくないだろう。その先どうなるのかと性別がとても気になる。もしかして誰かが性別を変えてくれと「お願い」したのか?
そしてアルカが両親には代償の「おねだり」をしなかったのは重要なポイントなんだろうか?
今週は神回だった!
- 関連記事
-
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!

イルミは弟と、カルトは兄さんと確か言っていたので
妹と言っているのはキルアだけみたいですが…はてさて。
ところでこのアルカのおねだりって4回断ったらアウトですけど
おねだりに対して何も答えず無言で通した場合どうなるんでしょうね?
制限時間内に答えなかったら断ったのと同じ扱いになるのかそれとも…
なんとなくハンター試験編の『沈黙が正解』のエピソードを思い出しました。