エイジが現在考えているダークヒーローものの漫画は人間の気持ちを持ったゾンビが主人公の漫画だそうだ。妖怪人間みたいな話なのかな。
エイジが新作を描くという情報を得た亜城木も編集長が代わる前に描こうという話になり、シュージンがアイデアを提案してきた。内容は、悪魔に借りた力で自分の思想を他人に伝達させる力を持った主人公の話で、デスノートの月のような主人公という印象を受けた。内容もデスノートっぽい。
その設定とあらすじを聞いてサイコーが「確かに中高生くらいにそういう痛い子いるよな」と言っていて面白かったw
シュージンはさっそくこの話の原作作りに取り掛かった。しかしシュージンが帰ったあとサイコーはこれでエイジに勝てるのかと疑問に思っていた。
そして七峰の「1000億と美少女」、自身のTRAPやPCP、この世は金と知恵を見て何かを思いつきシュージンに電話して思いっきりエグいの書けと指示を出した。
これまでの過去の作品や元ライバルの作品を見て次のアニメ化も見据えた作品に反映させるなら、きっとこれが最後の作品になるんだろう。
エイジはネームを完成させていて、雄二郎は「CROW」より断然面白いと言わせるほどだった。他の作家が勝てなかった「CROW」よりも面白くて亜城木と被るダークヒーローもののマンガだから強敵になりそうだ
サイコーはシュージンの書いてきたエグい原作を見て、さらに「正義の悪魔」というキャラクターの絵を見せた。サイコーはこれまでの邪道作品を見て、邪道には限界があると考えたそうだ。きっとデスノートも安定して1位は無理だったのだろう。
この「バクマン。」というマンガも中堅だし、1位はワンピースやナルトやトリコなどの王道バトル漫画が取るものだ。実際テコ入れしたらバトル漫画になるのがその証拠。
だからサイコーは邪道のままじゃ限界があるとして、本当の王道の正義キャラを出すというアイデアを提案した。悪魔の力を悪として使う少年とそれと戦う悪魔の力を正義のために使う少年のW主人公だそうだ。
これもまた、月とLのような関係だと思った。あれはがっつり月が主人公だったけど、月派かL派かで討論の余地はあったように思う。
サイコーはエイジに勝つために邪道から脱皮し、最後に勝つのは真の正義の少年マンガを描くことにした。
亜城木の設定やストーリーを聞いていると厨二設定だが、ジャンプの読者層を考えるとそれでいいんだろうね。
そんな感じで編集長が代わる前にエイジと読切で戦うことになりそうだ。PCPの終わりも近いかもしれない。
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