ついにSBRが完結!
ワイヤーで落馬させられたジョニィは爪弾の穴を移動させてその穴から腕を出してDioを攻撃しようとした。Dioは時を止めてその腕を切断しようとするが、穴の中からスタンドが覗いていて動いたのを見て切り落とすことを断念した。
承太郎とDIOが戦った時磁石で腕が動いたように見せたときを思い出すね。しかし今回の場合Dioがこいつに触っていれば無限の回転を喰らっていたと思う。
ジョニィから距離を取ったDioはジョニィを殺すことは試練と受け取り覚悟を決めたようだった。
次なるDioの作戦は時を止めてガソリンとマッチをばらまくことだった。ナイフよりえげつないね。気が付いたら身体が燃えているなんてやばすぎる。
この攻撃を喰らったジョニィはACT4で地面を切り開き下水に逃げて鎮火した。ACT4にこんなことができたのは意外に思う。Dioも地下に逃げるのは予想外だったみたいだし。
それにジョニィが地下に潜ったことで、地下からの攻撃で時止めのタイミングがわからないというピンチに陥っていた。一方でジョニィは足音からDioを判別できるようという逆転の一手になっていた。
ジョジョという物語はこの互いに作戦を出し合う攻防が面白い。
ジョニィの作戦にDioはファンの女性を抱いて盾にする手を実行した。人間を盾にするなんてその非道さはさすがDio。シビれもしないしあこがれないw
ジョニィはDioがファンの女性を盾にしていることなんてつゆ知らずACT4を打ち込み、一般人を二人ほど犠牲にした。ひどいことしやがる。
再び地上での攻防となり、ジョニィはDioが時を止められるのは5秒と予測したり、Dioもそのことはバレる頃だろうと心理戦を繰り広げていた。

最後の攻防と言わんばかりにDioは時を止めて行動に出た。Dioは拳銃を構え、ザ・ワールドは拳を構え同時に攻撃した。時が動きだしジョニィは落馬し無限の回転は撃てなくなった。
しかしその前に撃っていた無限の回転は橋の上に居て、Dioめがけて戻ってきた。これもDioの計画通りで、Dioはザ・ワールドに片足立ちをさせ、無限の回転をそこに誘い込んだ。
そして無限の回転に浸食された脚を無駄無駄無駄と自ら切断しそれをジョニィに投げつけ、無限の回転のダメージをジョニィに与えた。吸血鬼ではないDioは脚を切断したらもう一生そのままだろう。そんな覚悟をしてでもジョニィを倒しにかかった。

でも無限の回転を攻略するためにこんな行動に出るとは思わなかった。俺はてっきり無限の回転の前にDioが敗北すると思っていた。
身体が回転するジョニィはACT2を撃っても自分に帰ってくる始末だった…
なんということか、ジョニィはDioに敗北したのだった。主人公が負けるなんてショックだ。仮面ライダー龍騎を見たような気分だった。
このまま異次元に消滅するのを待つだけのジョニィは騎乗さえできない。レースの勝利もDio。最悪の結末だ。でも時間を止める力を持たないジョニィは善処したよ…
そのままシェルターに到着したDioは遺体を納めてロックしようとするが、そこに現れたのはルーシーだった。今更何をしに来たのかと思ったら基本世界のDioの首を持ってきていた!
ルーシーは鉈で基本世界のDioの首を切断し持ってきていて、同じ物が二つあったら消滅するというD4Cの能力を利用しDioを仕留めに来たのだった!それを見てDio必死で逃げようとするが、脚の負傷のため遠くへ逃げることもできず首が一つに戻り死亡した。
Dioをこうもあっさりと倒したのがルーシーだったとは…。それにDioが脚を怪我していたのは大きかったかもしれない。あそこで逃げられては対策されるところだった。
ジョニィもスティーブンが馬で迎えに来て自らに無限の回転を撃ちこみ生還した。
総合優勝はポコロコ、2位はノリスケ、あとはモブキャラで、Dioは別の場所で馬が見つかり失格。何だかんだでDioにはバッドエンドが訪れて良かった。
レースは終了しヴァレンタイン大統領は支持率91%で各国首脳も勲章を贈る発表するほど支持されていた。どこかの国の総理大臣とは大違いだ。内閣不信任案否決は残念なニュースだった。
スティーブンはシェルターをロックしたのはDioと思っていたが、Dioはその前に死んでいるからロックしたのはルーシーだろう。遺体はルーシーの物になった。
ルーシーが遺体の所有者になったことで何か別の物語があっても良さそうだけどこれにてSBRの物語は終結。
ジョニィはジャイロの遺体と馬をジャイロの祖国に届けるために船に乗ろうとするが、税関に止められACT4で無理やりにでも乗せてたw
ジャイロの祖国の死刑予定の少年は王政廃止の恩赦で釈放されたが、風邪で死亡。死ぬという残念な結果だが、死刑で死ぬよりは人間らしい死に方で救われはしたと思う。
思えば俺が初めて買ったジョジョのコミックスはこのSBRだった。SBRからジョジョにハマり文庫版で一部から買い始め今に至る。
俺がジャンプを買い始めた当時6部が連載中だったが、途中から読んでも意味がわからず、絵も気持ち悪いと思い読まずにいた。しかし後々SBRの連載が始まり興味を持ち、Uジャンプに移って続きも読めないからとコミックスを集め出したように思う。
そういう経緯からもSBRは思い入れがある作品だ。本当に面白かった。次のジョジョリオンも期待している!
個人的な評価★★★★★
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最後のジョニーのシーンはよかったなぁ