このコミック版「劇場版 魔法少女リリカルなのは」は原作や映画とは異なるオリジナルだった。1巻を読んだ頃はまだ劇場版を見ていなかったから知らなかった。
2巻はなのはとフェイトが模擬戦をすることでわかり合うという内容だった。
お互い回想を豊富に交えての、熱くも静かで冷静な戦いだったと思う。しかし、お互い全力で限界を迎えての戦いでド迫力だった。
特になのはのスターライトブレイカーは悟空の元気玉かと思うくらいの描写ですごかったw それに魔王っぽいw

模擬戦中豊富にあった回想は戦闘にいいアクセントを与えていたと思う。フェイトがリニスと過ごして得た力やフェイトの持ち味とか戦闘中フェイトが思い出して良かった。
あとリニスがいいやつ過ぎて泣けてくる。残されていたリニスの日記には感動した。
なのはも小さい頃父親が事故で入院したときの回想があった。なのはは救ってあげられない自分の無力さに泣いた経験があった。そしてアリサとすずかと友達になったエピソードからぶつかるという方法を知ったそうだ。
それらを踏まえてなのはの人格が形成され、今のフェイトとの戦闘があった。
お互い力の限りを使い果たし、戦闘はなのはの勝利。スターライトブレイカーは伊達じゃない…
魔力切れで飛べない状態のなのはが足を滑らせ建物から落下し、それをタンカで運ばれていたフェイトが瞬時に助けるシーンは感動した。そして2人は友達になった。
そうしてハッピーエンドで完結した。お互いが戦う背景が描かれていてTVアニメシリーズや劇場版とは違う面白さがあった。
小冊子は「魔法少女リリカルなのはStrikerS THE COMICS 特別編」が収録されていた。
なのはとシグナムが模擬戦で全力で戦うという内容だった。
制限時間25分のうち、基本に沿った戦いをした後、残り時間で全力の戦いをした。お互いニヤリと笑うような戦術を見せ、この2人の戦いは宇宙戦争のようだったw でも結果は引き分けだった。
フラフラとするなのはに肩を貸すフェイトは、コミックス本編を読んだ後だとほのぼのとする。
個人的な評価★★★★★
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