最近コミックスを買って突然最終回という作品が多い… この漫画もそのパターンだった。設定は良かったと思うのになんでだろうなぁ。絵?
家族になったはずのエミリィは、直樹を暗殺するために送られてきた暗殺用アンドロイドであった。まるでターミネーターのように。
いろはは直樹を守るために必死で戦うがエミリィは強く、歯が立たなかった。だが直樹は命令絶対順守のアンドロイドに説得で和解し、再び家族となった。しかしサキによると削除できない謎のデータがあるとか。単純なハッピーエンドじゃないようだ。
直樹は片想いの相手の奈々子と一緒に新しくできた遊園地に行くことになった。できたばかりの遊園地に国内人気NO.1の絶叫マシンがある不思議。
遊園地で直樹は奈々子に告白しようとしたがそのとき、エミリィの謎のプログラムが作動し奈々子をさらっていった。目的は未来の直樹の元へ届けることであった。
絶対順守の命令をたかが説得で無効化できていなかったというところが現実的でいいねw
今度は実体が過去に来ていた未来の直樹と対峙した現代の直樹と子供達。未来の直樹は前回実はいいやつだったという描写があったけど、それでも悪そうだった。
エミリィも未来の直樹に破壊され、子供達も圧倒的な力に手も足も出ず、残るは現代の直樹だけになった。未来の直樹は奈々子の前で自分を過去の自分に始末させハッピーエンドにする気でいたが、現代の直樹が取った行動は切腹だった。
過去の自分が死ねば未来の魔王となった自分も消えるから。魔王に立ち向かうより、勇気ある行動だと思う。
そして切腹後目を覚ました直樹と子供達は未来の自分から全てドッキリだったと真実を聞いた。未来の直樹は魔法の力を手に入れた時は確かに暴走したけどその後はまともだったそうだ。それに遊園地で奈々子に告白して振られたショックで悪の魔法使いになったらしいw
しかし直樹はいろは達と出会って成長し、奈々子に改めて告白しみごと振られた。それでもめげずに5年後2人は付き合っていた!
未来からの干渉により見事、事はいい方向へ進んだ。勇気が出るような結末で良い話だった。
コメディタッチで描かれながらも見せるところは見せていたし、将来再び堕落しても奈々子と抱きしめ合うシーンは少し感動した。
個人的な評価★★★★☆
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