瀬口 たかひろ
角川書店(角川グループパブリッシング)
物語はそらのおとしものの6年後20XX年の花見町。
主人公は小学生の女の子の
秋風こすもすで仕事の忙しい母の代わりに
秋風荘という下宿を経営している。
こすもすはキスも知らないくらい純粋無垢で可愛らしいw
秋風荘の住人は、ドジっ娘女子高生の
甘木そよかぜ、女子大生で飲んだくれ魔法オタクの
皇園子、そらのとしもの本編のキャラでもある現在は大学生の
守形英四郎、そしてそらおとの智樹のような性格でぽっちゃりだがこすもすの片想いの相手のニート
轟雷太。
そらおとと同じ世界感のためかこの世界には不思議な現象が起きていた。それは謎の砂漠化。
大都市だろうがなんだろうが突然砂漠化しそこにあった建物や人は消滅する。そして砂漠化の前には必ず雪が降る。
こすもす達が住む町も砂漠の横にあって砂漠には立入禁止となっていた。砂漠に調査に入った人は誰も帰って来ないらしい。
ある日こすもすは夜飛び出していった雷太を追いかけ砂漠の横を歩いていると、不吉な雪が降り出し謎の未確認生命体から町を砂漠化の危機から救いたいなら雪を止めろと言われ、謎を小ビンを貰いそれにより魔法使いになってしまった。
この小ビンを与えたやつが怪しすぎる。何かしら良からぬことのためにこすもすを利用しているようにも見える。
そして魔法天使となったこすもすは何故か砂漠に居た雷太を謎のスライムから救った。雷太の行動理由とか謎だけど、もしかして小ビンをくれた未確認さんが誘導したとかかな。
魔法天使となったこすもすはついでに使い魔を作るビー玉も貰ったが手違いによりはいていた自身のパンツが使い魔になってしまったw 空飛ぶパンツの再来w
使い魔はおじいさんらしいが、性格は智樹のようにスケベであった。だから幼女のパンツという姿も気に入っているようだったw
魔法使いは人の願いを叶えることで腕が上がるらしく、さっそく雷太の願いを叶えることになったが、雷太の願いはスカートめくりを超えパンツめくりだったためひどかった。
女性の裸体なんて知らないこすもすは自分の姿を正確に模した人形を与えたけど雷太ひどい!
でもテンションはそらのおとしもののようで面白い。
魔法オタクの園子はただのオタクではなく魔法の知識が少なからずあるようだった。
そして独り言のようにこすもすに対し今の現状を話してくれた。砂漠化の原因は雪で、雪に触れた人や物は問答無用で砂化してしまうらしい。それによって町の人も建物も全て砂を化してしまったそうだ。
大人も子供もなすすべなく砂化していく映像は悲惨そのもので子供のこすもすには刺激が強かったろう。
その砂漠化現象が現在こすもす達の住む花見町にも迫っている。こすもすは大好きな秋空荘の住民や町のみんなのために魔法天使になって砂漠化を食い止める決心をしたのでようであった。
そして最後に登場したのはそらおとの守形。
雪を
新たな新大陸の手がかりとか言っていたが、6年後にはシナプスの問題は解決してるようだね。智樹やイカロスは元気だろうか。
空見町は無事なんだろうか。二つの物語を繋ぐ守形の活躍に期待したい。
個人的な評価★★★★☆
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