ヒロインは絶望しました。(4) (マガジンポケットコミックス)
ヒロインは絶望しました。 4巻 感想です。
クラスメイトで外道クズ少年「秋葉」による凌辱的な命令と引き換えにデスゲームで何とか勝ち残ることができているヒロインの「明」。
明は生き残らせてもらった代償の命令で秋葉との強制デートをすることになるが、その終盤別のプレイヤーに奇襲的にSランク同士のローカル対戦を申し込まれてしまった。
対戦は3on3で勝負を挑んできた男子中学生が秋葉に勝るとも劣らず外道クズ野郎でゲス同士の地獄絵図のような対戦が今回の物語!やられたらやり返す邪悪同士の半沢〇樹のような展開だったw
対戦システムは操作するプレイヤー側と操作されるキャラクター側に分かれているが、Sランク同士の対戦ではキャラクターへのダメージがプレイヤーにフィードバックするシステムになっていた。
それを踏まえて敵は仲間を奴隷扱いし、盾として利用するド畜生だった。仮面ライダー王蛇みたいなマネしやがる…

1枚目の盾をはがすも2枚目の盾は狂化させられていて、腕を切断してもゾンビのように襲ってくる厄介な状態になっていた。

切られた腕で殴ったらプレイヤーへのダメージもえげつないだろうが、敵さんにとっては奴隷がどうなろうと関係ないという感じだった…
どうやって少女たちを奴隷化したのかはこのゲームならではの何かしらの仕様があるようだったが今回は不明。そのシステムに興味を持つ秋葉が非常に怖かった。
奴隷(仲間)を使い捨てて戦う戦法は非常に有効で百戦錬磨の秋葉たちでさえ追い詰められていた。だが敵さんはここでお前たちも自分の奴隷になれば助けてやると甘言を宣ってきたのだった。
ここで奴隷の良さを解説するがどれもひどい!
ヒロイン同士を戦わせて負けた方を全裸で外に放り出すとか、倫理違反な社会実験のようだ。

強制オ〇ニーの撮影もしていて、もしかして秋葉以上に腐った肉の臭いがするのではと思うほどだった。

奴隷自慢をされたところで秋葉は意外にも奴隷になることを承諾。一線は超えない契約中の明を自由にする権利は主張したけど。

明にあらゆる選択肢は無いけど、どの選択肢に進んでも地獄しかないのが辛い。
秋葉が承諾したことで敵中学生男子は奴隷化の儀式と称して、明を裸にしてビームサーベルで腹部に「奴隷」という画数の多い単語を刻印するSFファンタジー拷問を施してきた…
その痛みと苦痛にあえぎながら秋葉にすがる明が気の毒すぎた。

さらに明に人としてのプライドを捨てさせるため犬の真似をさせ、放尿まで強制させてきた。しかし明は命令されるまでも無く失禁してしまうほど限界に来ていた。

拷問され自分の名前を呼ぶ明を見て興奮する秋葉も本当に外道!
しかし奴隷になる宣言は全ては時間稼ぎのための演技であった。でも秋葉はノーダメージで苦しんだのは全て明という現状がひどい!

もうキチ〇イがキチ〇イにキチ〇イと罵る混沌として局面だった。
秘密兵器のお陰で形勢逆転した秋葉くん。拷問する側とされる側が立場も入れ替わった。

普段痛みに慣れていない敵男子中学生は絶望の表情を浮かべ次巻の地獄が思いやれる展開。
さすがクズで外道でインテリな秋葉くんはそこらの一般外道野郎とはレベルが違った。
今回は、愛を曲解した残虐性を持つ秋葉と非人道性を極めた敵のどちらがどう転んでもヒロインが損しかしない悪魔同士の対決に草も生えないほどドン引きな展開だった。
個人的な評価★★★★☆
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