集英社 (2020-01-04)
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ぼくたちは勉強ができない 15巻 感想です。
ぼく勉の物語も現実の世界の時間軸とほぼシンクロしていてお正月からセンター試験あたりの物語。アニメは原作に先駆けうるかエンドで完結したが原作の方はどうなるかまだまだ楽しみ。
ただ、完結も近しということで各ヒロインたちもクライマックスに向けてメンタルも勉学も成長していると感じる物語だった。
理珠が自分の恋心に言及するとか初期のデジタル脳な姿からは想像もできない進歩だ。

ニセコイをやっている小美浪先輩は運を減らさない行動を取ろうと心がけていて、福引の景品にまで気を使っていたが事故で成幸におでこにキスされ、これは幸運な出来事と認識しているところが面白かった!

そしていよいよセンター試験。会場へ向かう途中成幸は雪の積もった階段で滑って落下して意識を失う大事故に遭っていた。

大学に合格することが目的のこの物語において最大級のピンチに、駆け付けたのはアニメ版では大勝利したうるか!

成幸を助けるうるかには大きな愛を感じる場面だった。
センター試験も無事乗り越え物語開始当初険悪だった理系文系ヒロインと先生との関係もお風呂で完全に和解。

これで残すは大学の本試験のみで、つかの間のコメディパートが待っていた。
成幸が真冬先生宅のお菓子の置き場所を把握していたり、ペアのマグカップを用意している脇の甘さも面白かった。やっぱ先生が一番人気なだけはあるw

先生と先輩はともかく、うるか、理珠、文乃は誰が勝つのかまだまだわからない状況で、最後の争奪戦が楽しみである。
個人的な評価★★★★☆
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