横田 卓馬
KADOKAWA (2019-08-26)
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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 2巻 感想です。
世界的に人気なトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」をテーマに1998年を舞台にした少年少女のラブコメの第2巻。
今回は紙の本にはプロモーションカードとして「ショック」が付いてくる。ショックはコモンのカードだが4枚持っていることはある種ステータスだったなぁ。上位互換の稲妻4枚ならさらに凄かった。
さて今回はMTGパートの他ラブコメパートも見どころで二人の仲の良さが微笑ましかった。
大会のために東京に赴く話では普通にショッピングをするデートもしていて、普通の思春期中学生の青春ラブコメとしても面白かった。

大会では同世代ながらめちゃくちゃ強い少女「
八雲」が登場して加納も沢渡までも敗北。

だが怖い雰囲気で描かれていても、勝負が終われば仲良しというのが良かった。

あと、八雲のことを加納は同じ男だと勘違いしていて、微妙に事件が起きそうなところも面白かったw
物語の中では夏真っ只中ということでプールで一緒に遊ぶなんてシーンもあった。沢渡がスク水なのがいいね。
普通にラブコメデート回だけどM:TGネタを随所に挟んだりしていて贅沢な仕上がりのエピソードとなっていた。

拡張パックのアングルードもここで登場。公式大会では使えないジョークカードがラインナップされているパックで俺も当時集めたなぁ。

ハローマックも登場したし色々懐かしすぎた。

アングルードを使った対戦シーンもあってパーティゲームとしてほんと楽しそう。

最後に学業のために自宅軟禁中の沢渡に花火を見せるために近所の公園で花火を上げる加納がロマンチックだったが、未来でスーツの沢渡のセリフがバッドエンドを示唆しているのか気になる終わり方だった。
個人的な評価★★★★★
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