筒井 大志
集英社 (2017-12-04)
売り上げランキング: 110
ぼくたちは勉強ができない 4巻 感想です。
表紙は4巻のメインキャラのまふゆ先生と新キャラのヒロインの二人!
さて、うるかの好きな人は自分だと聞いてしまった成幸は、これまでは特に意識することもなかった うるか の一挙手一投足を意識してしまうようになっていた。
うっかり喋ってしまった水泳部の後輩はグッジョブで、るかのとっては望外の幸運なのではないだろうかw
でもうるかは最終的に「そんなわけないじゃん」とそれを否定してしまい一歩後退。相変わらずいじらしいヒロインだった。
ある日、まふゆ先生に待ち伏せされ汚部屋に連行された成幸。目的は部屋の掃除とGの退治のため。
真冬のだらしない素顔を知っている唯一の存在というのは秘密の共有という意味で十分ヒロインとしての地位を確立している。
そして修羅場になるとわかりそうなものなのに、理珠のうどん屋に出前を取るポンコツなところもキャラクター性を表していたw

最終的に先生ルートはないだろうけど、それでももっと関係が発展したらどうなるのかポテンシャルのある関係性であった。
成幸が体調不良の母の代わりにランジェリーショップで着ぐるみを着て接客する話では、先生やヒロインたちが大集合。ご町内は狭いw
そこでサイズを計ったり、想い人(自分)を振り向かせるための下着を選んだり、カオスな日常回で面白かった。

理珠がキスという行為について悩む話では、自らキスしそうな所まで行きドキドキの展開だった。

まだまだ自覚が薄いからかれだけど、これから楽しみなメインヒロインである。
新ヒロインは浪人生の先輩「
あすみ」。見た目は中学生だけど、メイド喫茶でバイトしながら医学部を目指す苦労人。
あすみとは予備校で出会い、まふゆ先生よりも大人っぽい雰囲気で小童どもをおちょくる小悪魔的先輩キャラであり、メイド服を恥ずかしがったりする等身大なところもあり愛すべき新ヒロインだった。

メイド喫茶では真冬と成幸の取り合いになり、その結果ぽんこつな真冬もメイドさんになる顛末を迎えていた。

生徒や元生徒の前でこれは羞恥プレイ! 成幸とは年齢離れてるけどやっぱり先生も十分ありだと感じた。
個人的な評価★★★★☆
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