横槍 メンゴ
集英社 (2017-11-17)
売り上げランキング: 34
君は淫らな僕の女王 2巻 感想です。
4年半ぶりの続編にして完結編!
物語は全て雑誌掲載で読んだけど、改めて読み返すと凄まじく性的に破壊力のある漫画だった。作画もパラレルとは違い女性的だし控えめに言っても18禁がふさわしいと思ったw 成人向けと一般向けとの違いとは何なんだろうか。
可愛いお嬢様JKが妄りに乱れてセンスのあるセリフをしゃべりながらやりまくる姿が最高!

一応簡単に物語の復習。
裏の神様という存在に願いを叶えてもらった代わりに自制心を1日1時間徴収されるようになってしまったヒロインの昴。
昴の願いは大好きな主人公と毎日セクロスすることw そのため学校の女子寮と男子寮の二人の部屋はクローゼットを通じて繋がっていた。
こうして誰に邪魔されることもなく、いつ自制心を失っているのかわからないくらいに淫らにハッピーセクロスライフを送っていた二人に新たなトラブルが降りかかってくるのが2巻の物語。

毎日四六時中淫乱な日々を送ってまったく自制しない昴から自制心を徴収できなくなった裏の神様は、セクロスをできなくしてなおかつ自制心を奪う時間帯を自室にいる間ではなくランダムにするという制裁を加えた。
これにより授業中いきなり発情してセクロスしたがったり、やりたくてもできなかったり特に二人にとっては大問題であったw
学校では成績トップのお嬢様として慕われている昴だったが、本性は変態で頭の悪い言動が目立つヒロインなのが面白かった!
日課のオ〇ニーではトイレに色々なグッズを用意して独り言をつぶやきながらするという妙なこだわりを見せたり、それが主人公のいる部屋まで聞こえていることに気づいてなかったり、二人でいるときも本人はこっそりオ〇ニーしてるつもりでもバレバレだったり、学校でのお嬢様モードとの差がとにかくすごいw

主人公にオ〇禁を命じられるとオ〇ニーは呼吸と同じだからできないと、あたかもこれまで食べたパンの枚数を覚えているのか逆質問した吸血鬼のようなパワーワードを発して拒否する始末w

もはや自制心なんて最初からないようなお嬢様だけど、家族である妹の前では何とかそれを保っていた。しかしタイミング悪く徴収の時間が訪れ、乱れているところを目撃し主人公の白いものが妹の顔にもかかってしまう事案が発生。

これを皮切りに純粋無垢で男が嫌いな妹の存在がまた二人の関係を面白くしてくれたw
最終的に妹にも理解してもらい、少しずつだが自制心を払っていって安定しつつあったがまたもやあのロリコンおじさんが登場。
しかも今度は家族を路頭に迷わすぞと脅しながら結婚を迫ってきた。目的は合法的にJKとセクロスするためというわかりやすい悪。
昴は妹のためにもこの要求を飲まざるを得ず、16歳の誕生日に結婚することを承諾した。
これには自制心の支払いも一気に終わり、主人公との最後のセクロスは幸せそうだったけどこんな前提があるから悲しいシーンであった。

ロリコンおじさんにもちろん昴に対する愛情なんてなく、ただの玩具。
昴に拒否権なんてないから、辱める命令を下しそれを楽しんでいた。

呼び出しに対してジャージで訪れるというささやかな抵抗を見せていた昴だったが、この状況にさすがに悔しさの涙を見せていた…

ここから先はまぁ王道だったw
卑猥なシーンが目立つけど物語は純愛もの。妹と協力して裏の神様に再びお願いして自制心を失うリスクまで払って昴を助けるために訪れた。この自制心を失った主人公の怖さがおじさんにも効いて良かったと思うw
雑誌掲載時にフルカラーだった番外編は残念ながら白黒で掲載。この番外編もとびきりだからカラーで読みたかった。雑誌は保存してるけどね。電子書籍版だとカラーになるかも。

カラー版のレビューは
こちら。
この二人のコラボ作品は一般向けとは思えないほど性的でいつかまたやって欲しいと思った。
それぞれ単独でも攻めた作品を描いているのに、二人で描いたらすごい1+1が2以上の漫画が出来上がっている。ここまでいかれた漫画はそうそうお目にかかることはないだろう。
個人的な評価★★★★★
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