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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

女子魔法学園が舞台の和製ハリーポッター…!?「メルヘン・メドヘン」 1巻 感想 

メルヘン・メドヘン (ダッシュエックス文庫)
松 智洋 StoryWorks
集英社 (2017-02-24)
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メルヘン・メドヘン 1巻 感想です。

故・松智洋先生が原案を練り、松智洋先生が創設した創作集団Story Worksの門田祐一先生がその意志を継いで出版された新作ラノベ。パパ聞きや迷い猫、はてなイリュージョン、そしてこの作品、改めて惜しい人を亡くしたと感じた。


この物語はハリーポッターやリトルウィッチアカデミアなどを彷彿とさせる内容だった。

母を失い、父の再婚相手の義理の母とその娘である義理の姉と暮らす読書好きで妄想癖が激しい少女「鍵村葉月」。

父はあまり家に帰ってこなく、彼女の家庭環境はまるでシンデレラみたいだけど、義理の母と姉は普通に良い人で温かな環境だった。むしろ問題があったのは葉月の方で、読書が好きすぎて変人に思われているため学校では友達が一人もいなかった。

葉月はある日自宅の実の母の形見の中から大きな本を見つけたのだった。

これがこの物語における重要アイデムでハリポタなら魔法の杖と言ったところ。「原書」と呼ばれる魔法の本。これが無ければ魔法が使えない。彼女が偶然手にしたのは「シンデレラ」という激レアな原書。

この物語の魔法使いとは物語をモチーフにした原書を使ってそれぞれ独特な魔法使いとしてのコスチュームに身を包み魔法を行使する存在だった。原書の物語が有名なほど強いというのはFateにおける英霊に似ている。

葉月は町で偶然見つけた同い年くらいの魔法使いの後を付け、たどり着いた場所が「クズノハ女子魔法学園」という魔法学校だった。表の世界にばれないようひっそりと東京都千代田区に存在する文科省公認の学校といのもホグワーツっぽいw

あと女子高ってのはラノベらしくていいね。男キャラはモブ程度にしか登場しなかった。

表の世界の住人が突然魔法使いの学校にやってきたことで全裸になったり色々トラブルは発生するも、これまで自分が妄想してきたような世界観に大興奮。

シンデレラという貴重な原書を持っていることもあり、正式な転校前に表の学校が終わったあと体験入学をすることなったのだった。

そのお世話係が魔法使いの名門の家の娘でトップエリート、日本最古の原書「かぐや姫」を持つ「土御門静」だった。キャラクターはAqours加入前のしっかりしたダイヤさんみたいな感じ。ですわ口調。

静は現在、他の外国にある魔法学園との伝統的な魔法による戦い「ヘクセンナハ」の代表メンバーの選出に悩んでいた。優勝候補である日本校がメンバー不足で出場国決定戦に出場すらできない可能性がある瀬戸際で、そんなときに現れたのがシンデレラなんていう強力な原書を持つ葉月。

メンバーとして利用するため後ろめたさを感じつつも静は葉月に魔法の基礎を指導していた。葉月も葉月で一生懸命教えてくれる静に対して、へっぽこな自分に後ろめたさを感じていた。

1巻はそんな二人が友達になる物語だった。

すれ違ったり、魔法使いへの道を諦めそうになったり、試合でへっぽこだった葉月が覚醒してチームを勝利に導いたりというのは王道中の王道で安心して読める内容だった。ちなみに女の子同士のまともな友情で良かった。最近百合っぽい作品も多いし。

日本校と突然現れたシンデレラを持つ葉月の存在を注視する各国の代表メンバーも個性的で勇ましい。一番のクールキャラっぽいドイツ代表が一番可愛い性格してるのも面白かった。

また葉月は原書の物語のシンデレラを改変するなんて謎の技術を披露したり、才覚はあるようだった。基本中の基本の魔法が出来なかったと思えば、偏った難易度の高いことをやってのけたり、魔法学校の劣等生と見せかけて評価されないところでは天才なのかもしれない。

無事ヘクセンナハトへの出場枠を手にした日本校の代表たち。これからの物語はこの大会でのバトルになるのか、原書の持ち主を道具を見なし原書至上主義な腐敗した魔法使いの世界とのいざこざになるのか、原書を腐食する「シミ」という存在との何かになるのか伏線は豊富にあり2巻も買おうと思う物語だった。

個人的な評価
★★★★★



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食戟のソーマ 204 「第十席の決意」 感想 

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食戟のソーマ 204話 感想です。

滞りなくルール決めの合流地点に到着した創真たちに対して薊たちはスキーやスノボーでヘリポートのある山頂から降りてきていた。

スーツに革靴でスキーをしながら降りてくるシュールさはこの勝負で得るものの大きさから来る薊の喜びや余裕だろうか。

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叡山は創真に対して潰すbotになっていて今度の戦いでは慢心しない全力の勝負が期待できそうだ。叡山はコンサルタント業をしなければ十傑のもっと上の席次に行けたそうだし本来は強いのだろう。

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連隊食戟の時と場所は最終試験が行われる特設会場で一月後だそうだ。一般生徒も見学でき反逆者どもを公開処刑にする狙いもあるらしい。勝負に勝てば十傑の席の総取りというルールまで異議なしだった。

しかし対戦人数が無制限というのは創真たちに不利だ。このルールの是非は話が途中から逸れてうやむやになったけど、少数精鋭の創真たちに対して多数精鋭の薊たちは一方的すぎる。

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薊はさらにえりなは十傑の一員だから組織図上自分たちのチームだと言ってきた。薊に対して従順な子羊であるえりなだし、この大戦力が相手チームに渡るとまずい。間者として薊チームの料理を破壊するなんて手はさすがに人としてだろうし。

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しかし成長したえりなは薊の命令を十傑の席を捨ててまで否定し反逆を意志をしめしたのだった。いつものポージングも決まっているw

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初めて娘に反抗された薊パパの反応はいかに!?



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[ 2017/02/27 00:00 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(3)

現代に名前と引き継ぐ艦娘たちの物語完結!!「艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で」 3巻 感想 

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艦隊これくしょん -艦これ- いつか静かな海で 3巻 感想です。

現在の自衛隊の艦に名前を引き継いでいる艦娘にスポットを当てたオムニバスストーリー、完結の3巻。

物語は艦娘たちの入渠シーンから始まって姉御肌を感じる足柄さんの裸体が美しかった。

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そんなわけで最初は足柄のエピソード。

この漫画での足柄は他の艦娘たちの良い姉貴分でこんな足柄さんならお嫁に欲しいと思ったw

清霜を敵航空戦力の攻撃から庇うシーンとかかっこよすぎでしょ!

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ナッパの攻撃から悟飯を守るピッコロさんを思い出した。


続いては村雨ピックアップ回。だけど一緒に登場した白露型の四人がとても可愛く描かれていた。着替えシーンや皆お揃いの「第二駆逐隊」Tシャツなど最高っぽい!

そして秋月の唇がやたらセクシーに描かれていた。

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このラブライブ!のような口元の描き方に見とれてしまう。


最後は伊勢。

航空戦艦だけあって色々な艦載機が登場し眺めているだけでも楽しい物語になっていた。艤装内で働く妖精さんやカ号の登場もなかなか熱い。

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瑞雲の出撃から主砲発射、噴進砲発射など航空戦戦艦としての戦い方もかっこよかった。

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武装のデパートのような戦闘スタイルだった。

最後の説明には護衛艦「いせ」「ひゅうが」の他、わりと最近作られた「かが」の説明まであって良かった。

でも「かが」まで登場するということはさすがにネタ切れか…

艦これの生みの親が原作を担当するだけあって、正直全ての艦これコミカライズの中で最も面白かったのがこのシリーズ。

これで終わってしまうのは寂しい気持ちが強い。

艦娘、引いては実在する艦隊や自衛隊の船舶への愛を強く感じる素晴らしい作品だった。

個人的な評価
★★★★★



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劇中で300年の想いを引き継いできたあのヒロインに泣ける!コミック版「聖剣の刀鍛冶」 10巻 感想 

聖剣の刀鍛冶 10 (MFコミックス アライブシリーズ)
山田孝太郎 屡那
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聖剣の刀鍛冶 10巻 感想です。

ものすごく久しぶりにコミック版 聖剣の刀鍛冶 が発売された。この10巻でコミック版も完結。


状況は今にも戦争が始まりそうな緊迫した空気の中、聖剣を携えてセシリーは現れた。

聖剣を手に戦場で戦うセシリーは一騎当千の力を持っていた。通常の魔剣でも戦局を左右する兵器なのに、セシリーの力は圧倒的だった。

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しかし黒幕であるジークフリードは別ルートからヴァルバニルに近づき、ついには封印を解いてしまった。

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これまでの描写からもっと化け物じみた触手状のの魔物の姿を創造していたけど、その姿は神とも思えるような竜。

それにこの画力。ここまで迫力のある絵もあったし、ヒロインのセクシーなシーンもあったし、当たり外れの差が大きいラノベのコミカライズにおいてこの作品は大当たりだったと思う。

ルークとジークフリードの対決はルークが自ら人間を辞めることでいい勝負をしていた。

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悪魔と人間のハーフとして生まれ世の中を憎むジークフリードと自ら半分悪魔となったルークが対比になっているんだね。

そしてさらに左腕をも犠牲にして最後の魔剣精製を行いセシリーと共にヴァルバニルとジークフリートに攻撃。

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その後聖剣アリアを使いヴァルバニルを再封印。

原作から大分カットされてるんだろうなとは思ったけど、見せるところはしっかりと見せる良コミカライズであった。完結までたどり着いたのもめでたい。

エピローグは主要キャラのその後の余生について書かれていて、セシリーの項目や300年かけて魔剣を使わず聖剣を作り出したリサのエピソードは涙ものだった。

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リサ、セシリーやルークの死後もその子孫に刀鍛冶の技術を伝えながら二人の想いをずっと引き継いでいたとかほぼ真ヒロインじゃん。

300年かけて今は亡き家族たちの悲願を果たしたリサのその後も気になる感動的な結末だった。

個人的な評価
★★★★★



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命を懸けてギャンブル対決…!?「賭ケグルイ」 6巻 感想 

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賭ケグルイ 6巻 感想です。

ついにアニメ化決定!してほしいと思っていたし、すると思っていたんだよね!楽しみだなぁ~!


今回の物語は生徒会役員の書記である「五十嵐清華」と対決。

五十嵐はこれまで戦ってきた生徒会役員は皆個性が強すぎるところがあった。ところが五十嵐は見た目を含めても普通。キャラクター性も俗物にしか思えない人物。

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しかし中学生の段階で高校生の全国模試で首位常連という勉強だけはできるという天才だった。1位になることに拘り、今は会長に心酔し会長の一番になるために夢子に勝負を挑んできたのだった。

賭けるものは互いの命というカイジもざわつくほど重たいものになってきて、インフレ甚だしいw

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でも夢子は命を賭けるのはつまらないとそれを断り、結局五十嵐は負ければ心酔する会長と赤の他人になること、夢子は今後ギャンブルしないことが賭けの対象となった。

互いにとって死ぬよりもつらいことということだ。どちらも気持ち悪いくらいに狂っていて将来が不安になるJKたちだ。

さて、今回のギャンブル内容もひと際狂っていた。1回しか使えないのに専用の塔まで建てて行うギャンブルは、高校レベルの問題を解いて扉を開き塔の五階から一階までを往復してくるというものだった。1回しか使えないというのは特別なギミックがあるため。

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これまでのゲームと異なり再現は不可能だし、特殊すぎて緊張感はちょっと伝わりにくいかな…

さらに結局負けた方は塔の5回の側面の扉から飛び降りるという条件も追加されてしまった。結局命を賭けるのかよ!五十嵐にとっては一方的に慕うこともできず他人のまま死ぬという苦行を味わうことに。

こんな塔の建設といい、会長の鬼畜さが出ているギャンブルだった。夢子とも火花を散らしているからいざ直接対決したときの賭けの内容が不安だわw


問題を解くのはターン制で互いに5分で交代。複数ある扉を順番に選んで進んでいくというゲーム。

絶対的な学力を以てして王道に確実に進んでいく五十嵐は普通に戦えばまず勝てない相手。

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一方の夢子は一見無駄に思える塔の外に繋がる側面の扉の問題に挑戦するという愚行と言える行動をとっていた。会長がギャンブルだけのために実用性を一切無視して建てた建物を隅々まで味わいたいらしい。

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しかしこれが好手であった。側面の扉を開けたことでギミックに気づいた夢子は五十嵐が一階か二階ずつ上り下りしていく中、一気に五階まで登るというショートカットを使用。この勝負すべてはギミックに気づくか気づかないかの対決だった。

だから今回の勝負は一度目の敗北もなければ、イカサマも心理戦もなしの普通の勝負。狂ってる姿を楽しむことはできたけど、ストーリー重視な回だったかも。

約束通り五十嵐は会長と赤の他人になり塔の側面からダイブ。これ高校生じゃなくて帝愛がやるようなギャンブルだろ…

しかし五十嵐が選んだ扉は五階分降りることができる扉で下にはマットが用意してあった。五十嵐は合理的ゆえに無意識でそういう扉を選んでしまうそうだ。

そして赤の他人として飛び降りた五十嵐を会長は再び生徒会に再雇用。

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今回の勝負互いに何も失うことなくなんだったんだろうか…

と思っていたら会長は突然の生徒会解散宣言!

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さらに新キャラとして「百喰一族」とやらも多数登場。

現生徒会役員たちも大興奮みたいだし、もしかしたら現役員同士の対決や百喰一族と役員の対決もあるのかも。

さらなるギャンブル狂な展開期待しよう。

賭ケグルイ 7巻は6月22日発売!



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[ 2017/02/22 20:44 ] 賭ケグルイ | TB(0) | コメント(0)

食戟のソーマ 203 「再確認」 感想 

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食戟のソーマ 203話 感想です。

センターカラーで互いに作った同じ料理が改めて描かれているも両者ともまったく違う見た目。まるで材料を指定されただけのようだ。

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審査は元総帥がナイフとフォークを手にしておきながら、両チームが互いに食べ合ってするということになった。互いにデリシャス表現をした結果、勝ったと思う方を指さすとお互いを指し合っていた。

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今やえりなは他人の料理も普通に認められるようになったのか。あの才波様が作った料理でさえ差し置いて。創真も負けず嫌いだけど、秋の選抜のときと違い相手の実力を認めていた。

この互いの料理を食べ合い実力を確かめ合うことがこの特訓の目的で、その成果は上々であった。

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あの人ならこれくらいやってくれるだろうと理解し合うのはチーム戦では重要だろう。本番の連隊食戟では会話もOKだろうし。

また、えりなは父に対して親子だから我儘を言ってもいいということも学んでいた。この伏線はきっと何かに使われることだろう。

そして翌日合流地点に薊と十傑たちが集合していた。

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ルール決めは円滑に進まない気がするw



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[ 2017/02/20 00:15 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(2)

最愛の妹以外にも目を向き始める…!?「りぶねす」 6巻 感想 

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りぶねす 6巻 感想

妹に対してはギャグマンガのように溺愛する空前絶後のシスコンな兄というキャラ設定は当然変わらないが、まわりのサブヒロインたちとの関係性は大きく変化がある展開を迎えた。

林間学校では後輩ののり子が兄哲郎に熱烈なアプローチをしていた。

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婉曲的な言い回しのせいもあって鈍感力を発揮した哲郎に気持ちは伝わらず、千葉も合流してしまいこの場はこれでお開き。

一方で合流してきた千葉の方でも告白される前に振るというプレイボーイな行動を取ったあとであった。

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ヒロインたちとても可愛いのに、こんな結果になって色々ヘイトが溜まる展開だった。真琴が悔しそうに泣いているときの顔は特に良かったのに。

男女間のトラブルだけでなく男の親友同士の喧嘩もあった。鈍感でヒロインたちを惚れさせるだけ惚れさせてその責任を取らない哲郎は咎められた。妹ちゃんの癒し要素がなければ心が病んでいたかもしれない…

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そして後日再び告白してきたのり子はきっぱりと断りを入れた。

ここまでの物語、散々酷な目に遭わせてきた幼馴染にもきっちり向き合うと決め、これは好印象。

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カスミがいなければキスが成立していたし、ほぼ滑り台ルートだったのにここに来てまさかの回避の可能性が出てきたようだった。

中盤までは人間関係がぎくしゃくしていつものように頭からっぽで読むにはストレスが溜まる内容だけど、最後は水着回!

夏休みを前に哲郎とヒロインたちが一緒に水着を買いに行くという話で、イメージ図ながら面積の少ない攻めた水着姿が多く描かれていて良かった。やっぱりこういう何もない内容が安心して読める。

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次回は夏の海の物語。千葉との関係修復のためにえっちな水着を買ってしまった真琴にも注目だ。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2017/02/18 00:52 ] りぶねす | TB(0) | コメント(0)

食戟のソーマ 202 「えりなの研鑽」 感想 

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原作:附田 祐斗 画:佐伯 俊 監修:森崎 友紀
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食戟のソーマ 202話 感想です。

先週に引き続きサブタイトルにキャラクター名が入り、覚醒エピソード。


タクミ達の調理風景を見てチーム才波の二人もいよいよ本気で察する努力をし始めた。

コミカルに混乱するえりな様に対して創真はすぐに何をやればいいか察したようで、アドリブ力の高さがうかがい知れた。初期のライブキッチンなど、ここまでの物語でも創真はとっさの判断力はあったと色々と思い出す。

扉絵の「いつまで優等生でいるつもり―?」という煽りはセンスがあると思う。

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薊に従う十傑たちは電話で連隊食戟の話をしていた。創真に恨みのある叡山もやる気と顔芸を披露していた。薊たちは創真たち4人に対して同じ4人で戦う気はないようだし、叡山含め豪華メンバーで叩き潰す気でいるのかも。油断してない叡山の本気が見れるのか?

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何をどう調理すればいいのかわからないえりなは極星寮での思い出を振り返り、ステーキを焼くという選択肢に出た。

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作ろうとしている料理の王道的手順じゃないんだろう。たぶんアウトローさを身に着けたえりなの初アドリブだ。

真っ当な料理しか作ってこなかったえりながこういった妙な手段を使うようになれば、手強いキャラになるに違いない。

こうして両チーム料理が完成したが、見た目がまったく違うw

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これは味も大きく異なりそうだ。

連隊食戟の詳細ルールの決定もまもなくのようで、はたしてどんな不条理な条件での勝負になるのだろうか。



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[ 2017/02/13 00:00 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(2)

国内外からお兄様包囲網が組まれつつある…!?「魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉」 感想 

魔法科高校の劣等生(21) 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)
佐島 勤
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魔法科高校の劣等生 21巻  動乱の序章編〈上〉 感想です。

達也たちもついに最終学年の3年生に進級していた。この物語は高校生までの物語らしいからクライマックスまで近づいていると言える。

入学式の準備の最中、世界にもたらされたニュースはブラジル軍がゲリラ相手に戦略級魔法「シンクロライナー・フュージョン」を使ったという知らせ。

リアルで例えると核兵器を使用したと考えれば分かりやすいかもしれない。

戦略級魔法はどれも大量破殺戮&破壊魔法だけど、発動の見た目などで隠匿しやすいとかしにくいとかあり、どんな魔法か判明していないものもあった。

達也の懸念はそんな戦略級魔法がバンバン飛び交う世界情勢になってしまうことだった。

毎巻冒頭で書かれている戦略級魔法師の活躍が楽しみなオープニングであった。

新入生で名前がついていたキャラは主席の「三矢詩奈」とその自称ボディガードで幼馴染の二科生「矢車侍郎

詩奈は小動物系で侍郎の親密さも可愛らしい。侍郎は古式魔法の使い手だが現代魔法含め才能には恵まれず詩奈のボディガードをクビにされるも、自主的に技術を磨き守ろうとしていた。それゆえに空回りしたりもしていた。

健気で努力のキャラであり憎めない性格だった。エリカに何かしらの才能を見出され稽古をつけてもらえることになり今後活躍しそうだった。

エリカと侍郎の関係を訝しむ詩奈の焼きもちは、劇中にませている高校生が多い中幼く見えて可愛かった。

比較的平和な学園パートはそんなに描かれていなかった。

登場したのは新ソ連の戦略級魔法師の二人。新ソ連は公式には二人しか戦略級魔法師を有していないということになっているが、クローンとしてもっとたくさんいるというのが明かされた。もっとも世界には公式発表で13人しかいないとされながら、50人はいるだろうとは劇中で触れられている。

達也の例もあるし、未知の戦略級魔法が登場するのもあり得る気がする。

新ソ連の戦略級魔法の「トゥマーン・ボンバ」は効果もエフェクトもまったく未知の魔法だった。

新ソ連の国籍不明の不審船の対応に当たっていた一条家の当主が謎の魔法を全力で防御したため、戦闘不能にまで追い込まれてしまった。お兄様が強すぎるからあまり印象に残らないけど、攻撃系なら劇中トップクラスの人物だろう。

さらに北海道にまたもや新ソ連の不審船が接近していた。

出撃したのは風間たちで達也は場合によっては協力してもらうということで待機状態。でも達也は何かあっても北海道にいる風間たちを頼れないという一方的な状況となった。

風間たちは正式に四葉家の人間となった達也との関係に悩んでいたのだった。ここまで達也に頼りすぎていて、四葉と軍がもしも敵対関係になった場合にどうなるのか困っていた。

そんな感じで今回の物語は何だかんだで味方が多かった達也が少しずつ孤立していく展開だった。

USNAもグレート・ボマーの拉致または無力化の作戦を実行すべく日本に潜入しようとしていた。戦闘魔法師ではなく、諜報系の魔法師たちを送り込むことから大分達也のことは世界に割れてそうな感じがした。

お兄様は何だかんだで目立ちすぎている。

北海道進行中の新ソ連軍の魔法の無力化のために達也は軍に呼ばれ、マテリアル・バースト専用CADというわけではなかった「サード・アイ」を使った超長距離からの支援の任務が与えられた。

新ソ連が使ってきた魔法は水素と酸素を生成して着火する魔法。これが未知の戦略級魔法「トゥマーン・ボンバ」のようだった。一条家がやられたのもこの魔法の小規模バージョン。

これはループキャストとは違い変数を変えながら魔法式を複製するという達也もびっくりな技術を使用していて、術式解散が通じない魔法であった。雲散霧消で無力化はできたけど、あれと戦うのは達也でも厳しいらしい。

現状の技術では対策できないが、かつてリーナが使っていたブリオネイクから新魔法を作り出した達也のことだし、何とかするんだろうな。深雪のためでもあるし。

「トゥマーン・ボンバ」を達也と同じく超長距離から発動していた新ソ連の魔法師は自分の魔法を無力化したのはあのグレート・ボムの使用者じゃねと考えていたのは末恐ろしかった。世界中で人気者になりつつあるお兄様。もしも完全にバレたら速攻で暗殺のターゲットにされそう。

世界情勢は反魔法主義者たちによる過激なデモが頻発する情勢にもなっていた。

そこでナンバーズの30歳以下の若手によってその対策が検討されることになった。四葉家代表は達也。

九島光宣が久々登場するも会議の代表にはなれず… でも周公瑾を大したことのない相手と言い捨てたり大物感があってもっと活躍してほしいと思った。

達也は会議で深雪を使った魔法師の社会貢献のプロパガンダに完全拒否して場を凍り付かせナンバーズの間でも孤立を始めていた。達也のこういうところは大きく弱点だ。

そしてそれをフリズスキャルヴで監視してほくそ笑む七賢人ではなく、直接の製作者も登場。世界を盗聴する機能を知るのは七賢人と製作者だけとはいえ、これがあるからこそUSNAは日本にスパイだけ送ったのかもしれない。

また国内でも要人警護の分野で国防を担うナンバーズ十山家が達也を狙っている素振りがあった。


味方からも敵国からも達也が包囲されつつあり、深雪のためなら世界をも敵に回せそうだが、達也がピンチになることはあるのだろうか。

個人的な評価
★★★★☆



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食戟のソーマ 201 「タクミの執念」 感想 

食戟のソーマ 24 アニメDVD同梱版 (マルチメディア商品)
原作:附田 祐斗 画:佐伯 俊 監修:森崎 友紀
集英社 (2017-05-02)
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食戟のソーマ 201話 感想です。

チーム堂島が怒涛の勢いで料理を進める中、チーム才波は内輪揉めしてえりなさえ私語を挟んでしまっていた。いつもの創真にペースを乱されるえりなの図だった。

しかし城一郎が王道でない順序で調理を進めていたのには意味があった。

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堂島も途中からアドリブで違う食材を取り出したりと、これも特訓の一環のようだった。

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こんなんじゃ両チーム料理を完成させられないと外野が心配するも、タクミのスタジエールでの覚醒エピソードが語られた。

創真に美作から包丁を取り返してもらったことに、Lに出し抜かれた夜神月のように悔しがるタクミ。

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この悔しさをバネに髪を短髪にしてまで挑んだスタジエールは見事クリアし、これまで自分の料理をぶち破った新たなタクミとして覚醒していた。そして堂島のアドリブにもさらなるアドリブで応えることで料理をさらによくするというファインプレーを見せていた。

こんなアドリブをできるなら、もう美作には負けないと思う。

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タクミの闘志は創真にも伝染しチーム才波もやっと本気を出すようだ。

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この戦いの果てにチーム堂島が勝利して創真が包丁を返すんだろうか。



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[ 2017/02/06 00:00 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(4)

悟を愛する者たちにスポットを当てた番外編「僕だけがいない街」 9巻 感想 

僕だけがいない街 9 (角川コミックス・エース)
三部 けい
KADOKAWA (2017-02-04)
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僕だけがいない街 9巻 感想です。

加代、賢也、母、愛梨それぞれにスポットを当てた番外編であった。

加代、賢也の物語は悟が意識不明の寝たきり状態のときの空白期間を描いたエピソードで、それぞれが悟のことを愛し、悟のために一生懸命で絆の強さに泣かせる内容だった。

加代は中学に進学しても部活より悟のお見舞いを日常としたり、賢也は人生における重要な意志決定までしちゃうからかっこいい。

悟の母の物語は息子の成長を綴った日記風で、こちらも愛で溢れていた。そして似たもの親子だなあと感じる過去エピソードもあったりでつくづく良い母親だと思った。

愛梨のエピソードは再上映後、悟と初めて出会う物語。仕事がうまくいかなくて気持ちをリセットしたときに偶然出会ったのが雪宿りしていた悟。

こんな偶然でも物語は動くんだなと思う物語だった。

個人的な評価
★★★★☆



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