バラ

マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。
月別アーカイブ  [ 2016年10月 ] 

食戟のソーマ 189 「第2ラウンド」 感想 

食戟のソーマ(22): ジャンプコミックス
附田祐斗 佐伯俊
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食戟のソーマ 188話 感想です。今週も掲載順が下の方。最近露出が多いのはてこ入れだろうか…

今週はソースを付けての試食で葉山のターンから。

宗衛が葉山のフライドベアソース付きを食べると、おはだけの亜種である「おはじけ」が発動した。これは精神力によって服が爆散するそうだ。

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いきなりこんなものの解説があって今週はいつもと雰囲気が異なるね。次のシーンでは再び服を着ているのは早着替えだろう。

葉山のソースは超嗅覚の賜物で他の料理人には真似できないものだった。葉山はあれからスペシャリテに磨きをかけているようだった。

続いて創真のターン。ソーマの料理で精神世界で裸になったが、さらに現実世界でも下着姿となっていた。

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これはおはじけの上位のあたる「おさずけ」というものだった。薙切の血の波動が伝染してはだけてしまうらしいw すごい技だな。今後もこの技でどんどんはだけさせてほしいものだ。

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よってソースでは創真が勝利。葉山をソースだけでも破るとはやるじゃん。秋の選抜の意趣返しをしている負けず嫌いなところも面白いし。

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総合的な評価では少女二人の票は割れ、勝敗は宗衛に託された。

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宗衛は別にソースだけ舐めておさずけを発動させたわけではないから、総合的な勝ちも創真の方な気がする。でもこの漫画は意外と負けるし、負けてもなんとかなるからわからない。



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[ 2016/10/31 00:02 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(2)

物語完結…!? 二人VS二十一人の最後の勝負!「奴隷区 僕と23人の奴隷」 10巻 感想 

奴隷区 僕と23人の奴隷(10) (アクションコミックス)
オオイシ ヒロト
双葉社 (2016-10-28)
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奴隷区 僕と23人の奴隷 10巻 感想 です。

完結の後の「!?」記号に含みのある付録がついていた。

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警告に従ってまずは本編。

ユウガ含めてほぼ全員を奴隷にしてしまったタキオ。唯一フリーなのは主人公のエイアとここまであまり本編に関わってこなかったシンノスケと中二病なゲッコウのみ。

シンノスケに助っ人を頼んだエイアはゲッコウのSCM探査体質を使ってタキオを見つけ、物語は最終局面へと突入した。

シンノスケはあまり登場しなかったキャラだけど、登場したときは男前な所を見せかなり頼もしい!

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タキオとの勝負はタキオの奴隷全員とエイア&シンノスケで勝負をし、エイア組が全勝したら勝ちという理不尽この上ないものだった。

勝負の種目は体力、知力、運否天賦など多岐にわたり、そのどれにも快勝して有能にもほどがあった。ランダム決定の種目が決まってからメンバーを選べるタキオの采配が下手なのもあったけど、ここまでの無双は気持ちがいい。

しかしエイアVSリュウオウの対決で惜しくも敗北。リュウオウは終盤まで勝ち組に居ただけはあった。こうして全員がタキオの奴隷となってしまった。

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絶望的な状況の中、タキオは童貞っぽいゼロに遊び感覚で自分とどちらが早くエイアをイカせられるか勝負しようと言ってきた。

だがこれが命取り。ゼロはキヨの人格に入れ替わっていて、普通にSCM勝負が成立。しかも薄っぺらいタキオはエイアを生かしてやることはできなかったw

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こんな言葉遊びで全てに決着がつくとは粋だわ。「イカす」と「生かす」二人の性格を表したような下賎と高貴な対極的な言葉で教訓じみているし。

全ての奴隷が解放された後、タキオは裏の世界の首領のようなムオンにドナドナされて生死不明に。

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この悪人の悪人さが初めて役に立った。悪人が悪人によって悪人らしく裁かれたのは相応しいと思う。

登場人物の後日談が簡単に語られたのち、日本のとある進学校でSCMが配られる場面が…

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そして予告。

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物語は舞台を変え「大奴隷区」として新たにスタートするそうだ。

警告と書かれた冊子の中身もそういうことかw 本編最後まで見なきゃ意味不明だ。

今度の舞台は高校で、登場人物も成人男女じゃなくて高校生たち。精神が未成熟な子供たちがこんな危ない玩具を手にしてしまってどんな風にタガが外れれてしまうのか…

新編も期待しよう。

個人的な評価
★★★★☆



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食戟のソーマ 188 「第1ラウンド」 感想 

食戟のソーマ 21 (ジャンプコミックス)
佐伯 俊 森崎 友紀
集英社 (2016-11-04)
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食戟のソーマ 188話 感想です。掲載順が危うい。

今週は葉山のフライドベアのターン。

創真もフライドベアを所望するとちゃんと配膳してくれたが、納得したら学園から出ていけと塩対応で悲しい。

そして葉山の料理を食べるとさっそく裸に。片方だけなのは残念だけどいい裸。最近はネタ系に走らないし、この調子で頑張ってほしい。

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料理を食べて「気をしっかり」なんて会話が発生するほどの美味しさだったようだ。

宗衛も創真の料理を凌駕していると早くも創真の敗北が確定に思えた。

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葉山はこの勝負のために薊が用意した最先端設備の提供を拒否して自力だけで料理を作り上げていた。だから勝負事体はフェアだ。だから才能の差が目立っている。

秋の選抜以来の殴り合いで創真は葉山に敗北。

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だが審査はソースを付けての試食が残っていた。ラーメンで例えると現在はスープだけを飲んだ状態か?

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創真もまだ諦めた雰囲気ではなくて、ソースに何か工夫があるのかもしれない。

戦う前に熊肉の臭みの話にばかり注目されていたからソースなんて見てなかった。ソーマはこれまでも何かかけて料理を仕上げてきたイメージあるしどんな逆転をするか期待しよう。今回の葉山は慢心が見えるし。



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[ 2016/10/24 00:00 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(2)

どんどん増える変人同士の絡みが秀逸!「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 10巻 感想 

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! (10) (ガンガンコミックスONLINE)
谷川 ニコ
スクウェア・エニックス (2016-10-22)
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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 10巻 感想です。

巻数も二桁に突入。物語開始時は変人がもこっちしかいなかったのに、修学旅行を経て変人仲間が増えその絡みもカオスになり今回もひどい展開(褒め言葉)だったw

進路のための三者面談ではもこっちのクラスの担任のお節介が別の生徒にまで及び、この先生悪い人ではないけどほんとダメなんだなぁと思ってしまった。これまではぼっちなもこっち視点でただのお節介焼きだと思っていたのに。

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ネモがアニメを見ていて声優を目指しているってのは意外。

もこっちの弟を巡る汚いラブコメパートも関係者が弟以外全員変態で笑える。

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特に小宮山さんはいつにもましてど変態で、少し間違えるだけで悪質なストーカーになってしまいそうなレベルだった。

姉含めてめんどくさい人たちが回りに多くて弟は疲れそうだ。めずらしく兄弟愛のあるエピソードも今回あったけど。

修学旅行で一緒だった目が簡素な子はもこっちを一度でもかかわってしまったせいか偶然見かけただけで被害者意識と妄想が膨らみ変態みたいないなってしまっていた。

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こういうのって移るんだね。まともだったこの子も変人になってしまい残念だなw またの絡みにも期待!

ヤンキーっぽい子は可愛いぬいぐるみが好きだったり、奇抜な建物をラブホだと知らずに話題に上げたりピュアさが際立っていて意外と可愛かった。この作品ではゆうちゃんと並ぶかもw

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雨の日に傘が無くて困っていたもこっちを傘に入れてくれたりもしてたし好印象。

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生徒会長だった先輩も久々の登場でなかなかまともな日常だった。

個人的な評価
★★★★☆



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選挙の行方は島外にまで及ぶ…!?「市場クロガネは稼ぎたい」 12巻 感想 

市場クロガネは稼ぎたい 12 (少年サンデーコミックス)
梧桐 柾木
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市場クロガネは稼ぎたい 12巻 感想

クロガネはキース陣営を島外から支援している何者かを探し出すために、自分も島外へ。今回はこの作品初の島外での物語だった。

クロガネは実家の財閥の力を借りるために全権を担う母に相談した。ところが息子に甘い母も経営者としてリターンを求めてきて一筋縄ではいかない相手だった。

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母が求めてきたクロガネ自身の成長を実感できる部分ってのはとっさには難しい質問だね。でもクロガネの出した答えに納得するところは息子へ愛を感じる部分だった。

クロガネが島外へ行っている間に覇我は新たな部活動を立ち上げクロガネの部活の邪魔をしてきたけど、これは選挙の次の話になりそうだ。

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選挙では協力関係なのに、こういうことをしでかすところは好きだわ。このキャラ。

晩餐会ではキース陣営のシロガネの正体を掴むことができた。市場財閥に匹敵するもう一つの財閥、「帝」の息子がシロガネの正体だった。

ポジションなどなど全てがクロガネと同じというわけだった。

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島外での財閥同士の関係は不明だが、財閥の御曹司同士の戦いで卒業後の関係には影響しそう。

島での選挙の支持者集めでは、各陣営お金じゃ動かない保健委員長の勧誘が行われていた。

お金じゃ動かないとはいえ、ウィークポイントはあって各陣営そこを違ったアプローチで攻めていたのは面白かった。

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でもここは島外での支援者を抑えることに成功した朝政陣営が勝利。

支援者の正体は元文部科学大臣で学円園のOB。肩書だけ見ればすごそうだけど、これからクライマックスに向けての物語上の雑魚に思える。

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続いての委員長の支援要求は美化委員長。だけどこいつは他の委員長とは違って委員長の既得権益で甘い汁を啜る悪党であった。

色々無駄な仕事を増やすことで、人を集めて税金を搾取する。悪い役人の見本のような人物だったw

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そんな美化委員長が支援のリターンとして求めてきたのは副会長の椅子。朝政サイドはすぐさま拒否。最大規模の組織票を失うこととなった。

一方のキース陣営はその要求を快諾。大きな組織票を得たことで勝負が五分五分に。

しかもシロガネの手腕により小悪党な美化委員長の排除に成功して、組織票だけを美味しくいただいていた。

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副委員長の握っていた委員長の不正の証拠を唆してこっそりリークすることで、上から目線で辞任に追い込むとかやり方が政治的すぎて今回一番の見どころだったw

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悪役人はこうして失脚することで罰せられたけど、日本の公務員にはこんなのがいないと信じたい。

そして次回発売の13巻で物語は完結。たぶんクロガネサイドが勝つんだろうが、どうやって勝のか見物。

ここまで政治的経済的な話に徹してきたから、最後は逆に感情論なのかそれとも逆転のメリットを提示するのか期待!

個人的な評価
★★★★☆



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食戟のソーマ 187 「爆ぜよメンチカツ」 感想 

食戟のソーマ 21 (ジャンプコミックス)
佐伯 俊 森崎 友紀
集英社 (2016-11-04)
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食戟のソーマ 187話 感想です。

前回完成した創真のメンチカツから今週は審査が始まった。扉絵でも中学時代の創真が城一郎と共に級友にメンチカツを配っている描写があるように馴染みのある料理のようだ。

宗衛、ベルタ・シーラそれぞれ紙ナプキンで包んでワイルドかつ庶民的に実食。

少女二人は素直に美味しいと弾けるように味わっていた。最近のトレンドに合わせて安定の裸!

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宗衛も創真のメンチカツを評価し、さらに骨に近い美味しいが臭みの強い肉を使ったことも見抜いていた。

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創真は揚げ物に加え肉部の部位でも勝負に出ていた。ベルタとシーラはこんなギャンブルをしでかし、敬愛するアリスお姉ちゃんを打ち負かすほどの実力を持つ創真に好意を抱いたようだった。久々に増えた創真ハーレムだ。

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宗衛もなんだか紳士的におはだけ。おはだけは遺伝するらしい。カタコトがはだける母と服がはだける父を持つアリスは何がはだけるのだろうか。いつか披露されるときを楽しみに待つとしよう。えりなは何となく態度がはだけそう。

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創真の料理が審査員たちに認められ、続いては葉山の料理のフライドベア白黒印刷でも美味しそうなこの料理は輝いているそうだ。

来週審査で再来週発表かな。今回創真が先行だったから俺の料理はまだ未完成でこの~をかけてみてください…という展開ができないから心配。



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[ 2016/10/17 00:00 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(1)

おそろいの水着で大会に初出場…!!「はるかなレシーブ」 2巻 感想 

はるかなレシーブ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
如意自在
芳文社 (2016-10-12)
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沖縄の女子高生がビーチバレーで青春を謳歌する はるかなレシーブ 2巻 感想です。

2巻も良かった。この調子ならアニメ化もそう遠くないだろう。


いつものようにビーチで練習をする 遥たち。

機能性重視のため布地の面積を小さく改造した水着が眩しくて目が潰れそうだが、ビーチバレーのテクニックやならではのルールなどの紹介もあって可愛い絵にプラスしてスポコン路線という両刀の美味しい展開だった。

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非公式ながら開催される大会も即決で出場を決めていた。

大会に向けて初心者の遥は特訓を開始した。守備範囲やブロックの話などビーチバレーの基礎事項の説明もあって読者にも優しかった。

あとビーチバレーは水着で激しい動きをするから、しっかり処理しないと水着の下からこんにちはしてしまうそうだ。つるつるにしてるJKもいるらしいw 選手にとって重要な事柄だな!

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高いではユニフォームとしてお揃いの水着を着るため、遥はパートナーのかなたと一緒に新しい水着を購入し、沖縄らしい模様のアレンジもしていた。

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遥が元々来ていた改造ファッション水着よりスポーティなものとなっていて白黒印刷のせいもあるがぱっと見、下着っぽく見えるところがあぶない水着。 表紙でも着ている水着で表紙の場合、お尻のところの隙間が危ない。

そしてパートナーとしての絆も今回の見どころで、抜き出してそこだけ見たら百合っぽいシーンもあって良かった。

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大会での対戦相手は他校の普段体育館でバレーをしている二人。序盤はビーチバレーのやり方で勝負を挑み優勢だったが、相手選手も強敵で一進一退の試合を繰り広げていた。

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試合でスポーティに動き回る水着の可愛いJKたちの姿は目の保養にもなった…

でも内容はあくまでスポコン。相手選手たちも負けられない理由を背負ってこの大会に出場しており、熱い戦いだった。

最後は遥が練習していたブロックが決まり勝利。ちゃんとあの特訓やペアの絆のシーンが活かされていていい勝負だった。

苦心の末の勝利の抱擁は感動的なシーン。

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遥も技術を習得してきたり、最後の新キャラも登場してきたりこの作品のポテンシャルは高いと思う。

カバー裏では かなたと遥がそれぞれユニフォーム水着を着用した姿が描かれている。胡坐をかいた遥の足の付け根のくぼみによる隙間が良いと思った。

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個人的な評価
★★★★★



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不良少女がボードゲームにハマる…!?「放課後さいころ倶楽部」 8巻 感想 

放課後さいころ倶楽部 8 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
中道 裕大
小学館 (2016-10-12)
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放課後さいころ倶楽部 8巻 感想です。

今回は驚くべきことに主要メンバーがモブキャラ程度にしか登場せず、新キャラの新1年生二人が主人公の物語となっていた。

校則違反なファッションをして見た目だけは完全に不良な新一年生の「黒崎奈央」は入学から2週間経っても近所の野良猫しか友達がいない状態だった。

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そんな時、偶然出会ったさいころ倶楽部の店長とボードゲームを初プレイ。

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するとずっと暗かった奈央の表情も明るくなり、読者の立場としてもボードゲームで始めて遊んだ時の楽しい気持ち思い出して微笑ましくなった。ボードゲームって意外なほど面白いから1回やるとテンションがあがってしまうんだよな!

今回は一モブキャラの翠とも対決。お互い初プレイのゲームだけど、ボードゲームマニアの翠はすぐに要領を掴み奈央をフルボッコにしていて面白かった。

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もう一人の主人公は奈央と同じクラスの優等生「時坂環菜」。彼女の場合、誰も知らないような校則まで順守するあまり友達がいなかった。ちなみに元々ボードゲーム好き。

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そんな彼女は偶然奈央がボードゲームで遊んでいるところを見て接触し、さいころ倶楽部でやや強引ながら一緒に遊ぶことになった。

遊んでたゲームは「チャオチャオ」というゲーム盤事体にも工夫がってユニークだと思った。

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このゲームブラフゲーで、ブラフを得意とする環菜が勝ち、素直すぎる奈央は敗北w 勝敗に性格が出ていて面白かった。

また別の日には暗記力がものを言う、「魔法のラビリンス」というゲームをプレイ。これもゲーム盤に仕掛けがあり、その仕掛けのアイデア力がすごいと思った。

今回は暗記力がある奈央が勝ち。このボードゲーム対決を経て、二人はすっかり仲良しになったように見える。奈央は否定しそうだけどw

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優等生と見た目だけヤンキー少女が遊んでいると、満を持していつもの主人公たちが登場。こうして新メンバーが加わる流れなんだろう。

メンバーが6人になったら遊べるボードゲームのバリエーションも増えそうだし、対極的な新キャラ二人の登場で物語がどう動くのか楽しみ。

個人的な評価
★★★★☆



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人間界も闇が深い…「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」 5巻 感想 



お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。 5巻 感想です。

エルフ編クライマックスと新章突入でいつもに増して救いのない展開だった。

魔王軍に寝返った姫エルフ三姉妹の末っ子のお陰で、魔王の蹂躙は順調に進みエルフ軍は着実の全滅へと近づいて行っていた。

一方的かつ戦死者を晒すような進軍で、人間とは決して相いれない残虐な悪の王であることが再認識できた気がする…

寝返った姫エルフの末っ子は実の姉だろうが躊躇なく手にかけるようになっていた。

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ロビンの弓も今や魔王に通じなくなり、魔王軍に入るかここで死ぬか選ばなければならない立場へとなっていた。

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ロビンは表ではエルフとの融和を説きながら、本当の目的は使い捨てできる軍隊が欲しかっただけというクズキャラ。

だが腐っても円卓の騎士の一人。最後の最後は魔王の言いなりなんかにならず、自分は唯一愛した姫エルフの長女と共に最期を迎えたのだった。

敗北して戦死はするも最期は美談で飾った。ところがそれすらも蹂躙するのが魔王様で、姫エルフとロビンを材料に新たな魔獣を製作。どの道ロビンには魔王の味方となる選択しかなかったわけだ… まったくもって救いがない。

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エルフの住む森は滅び、生き残ったエルフは人間の奴隷になっていた。

自分の眼を抉った人間を人一倍憎んでいた姫エルフの次女もその限りで、あれほど人を憎んでいたのに人間様に全裸で命乞いする姿は見るに堪えなかった。

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というわけでただただ魔王軍が強化されただけで、可能な限りのバッドエンドだったと思う…

続いて新章砂漠編。

砂漠の廃城を新たな拠点にした魔王様は、捕らえた女騎士を男子牢に入れて凌辱される姿を見て楽しんでいた。

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変らない外道っぷり。

この城を訪ねて来たのは人間の商人「ペルシャ

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彼女は相手が人間だろうと魔族だろうと商売には関係ないそうだ。

色々ご用命に応えある程度魔王様にも気に入られていたようだったが、そこに新たに現れたのはペルシャの飼い主である商人「アリババ」。

アリババはペルシャの実の弟を魔王のルナス同様ペットの犬のように連れ歩き、ペルシャにも躾けた成果とやらの合言葉で強制的に弟の前で一人慰めをさせるなど、魔王顔負けの非道を働いた。

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ペルシャの正体は亡国の姫。国が滅んだ際に亡き国王王妃の借金返済の代理人として弟と共にアリババに回収され幼女のころから娼婦として働かされていた。そして自由になるためのペルシャはずっと商人として働いていた。

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人間界もかなり闇が深く、こういうパターンなら魔王様が等しく蹂躙してくれるのもありかなと思ってしまう。なんとなくペルシャも味方になりそうな気がする。

今度の敵は勇者や騎士ではなく大商人。とりあえず円卓の騎士をけしかけていたが、どんな戦い方をするのか期待だな。

個人的な評価
★★★★☆



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食戟のソーマ 186 「旨味の綱渡り」 感想 

食戟のソーマ 21 (ジャンプコミックス)
佐伯 俊 森崎 友紀
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食戟のソーマ 186話 感想です。

始まった創真と葉山の対決は一手でも間違えれば料理の失敗が確定する繊細な勝負だった。まるで将棋の対決のような静けさまで感じる。

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葉山はオリジナルスパイスを使って調理をし、その香りに審査員の少女二人は愛玩動物となってしまっていたw どれだけデリシャスメルだったのだろう。

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水着&熊コスに手前の鞭のアクセントが素晴らしい絵だ。

創真は葉山の香りもスルーしながらも、秋の選抜で葉山に敗北したおかげで自分は成長できたと感謝していた。

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そして作り上げたのはメンチカツ。少女二人もこれには興味津々。食べ盛りだもんな。

いつもよりクールな創真の料理の味に少女はおはだけするのだろうか。

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[ 2016/10/08 00:25 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(3)

飛ばされた先は文明の滅んだ未来の日本…!?「ダーウィンズゲーム」 10巻 感想 

ダーウィンズゲーム 10 (少年チャンピオン・コミックス)
FLIPFLOPs
秋田書店 (2016-10-07)
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ダーウィンズゲーム 10巻 感想です。

新イベント「ハンティングゲーム」の開始と共に飛ばされたジャングルにあったのは、自分たちがいた新宿にあるはずの石像そのものだった。

他にも廃墟となったビルもあったり、どうやら舞台はコンクリートが風化してしまうほど未来の日本の新宿だった。ここまで文明が衰退するには直ちに滅んだとしても数百年はかかりそう。

状況がまだまだわからない中、仲間になったオージにカナメは異能の成長について解説していた。カナメも修行していて、複製能力に磨きをかけていた。最初は本物に劣る贋作しか作れなかったが、修行により本物を超える贋作の複製にも成功していた。

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トレース能力は主人公らしくていいね。しかも修行によってここまで強くなるなんて、この主人公の成長はほんと目まぐるしい。

今回、カナメの命を狙っているカネヒラは同盟を結ぼうと割と序盤からカナメに接触してきた。言っていることは一理あるが、キャラクターが胡散臭い。

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前のDQN軍団の方がわかりやすい。


イベント不参加のサンセットレーベンズのメンバーは総員で強豪クランの「トリニティ」のアジトに乗り込んで敵情視察をしていた。

敵かそうでないかと見極めることが目的にあったようだが、シュカの独断によりイベントでカナメが1位を取れば傘下に入る事なんてギャンブルが発生。

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なかなかこちらから敵対姿勢で面白かった。しかもシュカはカナメの大勝利を本心で信じているし。今のカナメならわからんでもないが。

イベントでは鹿や熊の他についに化け物が登場。

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現代でも一応は発見されているようだったが、この未来の新宿ではこの生物が大量に生息しているようだった。

こいつは銃弾を異能で防ぐスキルを持っているから普通の方法じゃ勝てない相手だった。カナメも大群に襲われオージを逃がすために戦闘を余儀なくされるが、知能もあり苦戦させられていた。こいつを倒せばポイントは高いが命がいくつあっても足りなさそう。

オージの助けの声でやってきたのがこの世界の原住民と思われる男性。槍を装備していることから、化け物にも刀剣類なら通じるのかも。銃弾はあくまで異能で防いでいたわけだし。

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空中に無数の刀剣類を複製してそれを化け物目がけて飛ばすというアイデアはどうだろうか。

ちなみにカネヒラが不思議に思っていた、人間を狩ったら100ポイントなのに仲間を殺したら-100ポイントというのはこの原住民のことだろう。

話が通じて味方になってくれる相手の存在はカネヒラみたいな悪役と主人公サイドで立ち位置が変わってきそうだ。

個人的な評価
★★★★☆



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アドバンテージが崩れ新たな展開に…!?「KISS×DEATH」 4巻 感想 

KISS×DEATH 4 (ジャンプコミックス)
叶 恭弘
集英社 (2016-10-04)
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KISS×DEATH 4巻 感想です。

五人の女子高生に寄生した小型の宇宙人の囚人たちを逮捕するために、追う側の宇宙人Zの宿主として共存している女性恐怖症の主人公 慎五。今回はいよいよ二人目の囚人と直接対決。

囚人No.2に身体を半ば支配されている ひなの はジッパーを大きく開けたツナギ姿でやる気満々。肌着は来ていない様子。

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慎五とは人間離れした体育会系なバトルを繰り広げるが、二つの意味で防御は鉄壁だった。

素性がよくわからない慎五を相手に ひなの も秘密兵器を実践投入。地球外の科学技術を使って作り上げた液体金属によるビリビリ少女へと変貌した。

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時間が経つにつれ囚人たちも護身のための技術を発展させていて、油断と慢心を誘えるアドバンテージである慎五の追う者の宿主であるという正体もそこまで有利というわけではなくなってきた気がする。

口を滑らせてしまったのもあるが、地球人と思っている相手に全力で仕留めに来てるし。

結果、有利な状況で戦いが始まったにも関わらず戦いは土壇場の機転と幸運に恵まれギリギリ勝利。

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この調子なら今後も一戦一戦が慢心相違でかなり重たいバトルになるんだろうと感じさせる逮捕劇だった。


こうしてひなのは宇宙人から解放され普通に人間に戻った。ところがひなのは先に開放した結仁と違ってZたちには協力せず、他の囚人たちに慎五がZだとバラして罠にもハメるという恩を仇で返す所業をしたのだった。なんという地雷女!

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他の子たちも宇宙人から解放させてあげたいと願う気持ちは一緒だったが、そのやり方は違った。

宇宙人の囚人と追手なんて我々地球人には関係ないから、数の利がある囚人にZを始末させ無事宇宙に帰ってもらうことで宿主を解放させようというアイデア。

なんとなくその状況になっても宿主は開放されなさそうな前振り。

ひなのの裏切りにより窮地に追い詰められた慎五とZはやむを得ず分離してZのみネズミに寄生して脱出。慎五はZを誘き寄せる餌として監禁生活を余儀なくされてしまった。

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監禁のされ方はこの作品と主人公に相応しいもので面白かった。

場所は女子更衣室に出入り口のある隠し部屋。

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これは女性恐怖症の主人公には出ることができないし、怪力でどうにかなるわけでもない。バレたら社会的に死ぬしw

でもZを返り討ちにするため慎五はあえて隙を作られ、その隙で脱出。

正体もバレ、囚人たちも常時警戒状態で本気。追う側と追われる側が入れ替わり新たな物語の幕開けだった。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2016/10/04 21:24 ] KISS×DEATH | TB(0) | コメント(0)

食戟のソーマ 185 「好敵手との再戦」 感想 

食戟のソーマ(21): ジャンプコミックス
附田祐斗 佐伯俊
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食戟のソーマ 185話 感想です。

反逆者たちも他の十傑との勝負が差し迫る中、創真と葉山の対決も始まろうとしていた。

審査員は新キャラでレオノーラの夫とその推薦で研究をするスタッフの少女二人。

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薙切宋衛は親バカ&夫バカで妻と娘を溺愛していた。審査は公平にすると誓うが、宋衛が薊に賛同しているかは不明。立ち位置的には味方っぽい感じがするけど、この試験に参加してる時点でなぁと思う。雇われシェフというわけでもないし。

スタッフ二人は共に15歳で中学生っぽい雰囲気。ちびっこキャラだけど創真たちとそう年齢変わらないじゃん。

調理が始まり、互いの作る料理が明らかになった。それは偶然にも同じ揚げ物。

揚げ物は旨味も熊肉の獣臭さも同時に閉じ込めてしまうためリスキーな料理。それを二人とも選択していた。

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作る食材と料理が同じだと勝敗がはっきりわかりそうでいいね。秋刀魚のときよりもわかりやすそうだ。

その頃、田所ちゃんとタクミも十傑との闘いを始めようとしていた。相手は竜胆。

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八重歯が鋭く尖っていて、悪魔のような笑みを浮かべている。もしも二人掛かりなら勝利はありえるのかなぁと思う。



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[ 2016/10/03 00:04 ] 食戟のソーマ | TB(0) | コメント(2)

症年症女 第10症「■■■■■▲▲▲▲▲」 感想 

症年症女(2): ジャンプコミックス
西尾維新 曉月あきら
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症年症女 10話 感想です。

前回毒たちの会議で発表があった病気の新たな患者がさっそく入院してきて少年少女と初対面をした。

しかしその顔は墨とパッチワークで確認できず、仮病であった。

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仮病二人を見た少女ちゃんの冷酷なまでの失望顔が良かった。

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こんな表情をしながら何を考えているんだろうかね。少年以外に向ける冷たい態度が好きだ。

その夜少年と少女は偽物二人について話していた。この二人はドクターは誤魔化せても本物の患者にはそんな嘘が通じていないことに気づいていないそうだ。

あのドクターは一部少年にも出し抜かれていたし、今回の件もあったり有能なのか無能なのかわからないな。

少女ちゃんはこのままではあの二人は殺されると危機感を抱いていた。

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殺される理由は十二歳にならない限りどんな手を使っても死なないことの証明としてだろう。少年も一度殺されたわけだし。

また、少女ちゃんはどうして十二歳で必ず死ぬなんてわかっているのかということにも言及した。

これは物語開始時から謎だった。別にガバガバ設定ということではなく、少女ちゃんの仮説によるとこの病気が人為的な病だからというものだった。

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不老不死を目指しているやつらが、その一環でこんな病気を作り上げたというのはしっくりくる仮説だ。個性が見えないってのはどうしてかわからないけど。少女ちゃんもそこには感じるところがあるみたいだし。

前作のめだかボックスの安心院さんはインフレしすぎているために悪平等に個性なんて見えてなかったが、長寿を目指すなら低い次元にいる一般人の個性なんて見えないんだろうか。人間がアリの顔を識別できないように。

少女ちゃんがあの二人に健康こそが人間にとって何にも勝る個性であると教えようと、少年に呼んでくるようにお願いをした。

でも早くも二人は首を吊って殺されてしまっていた… 前回あんなに意味深だったのに退場が早すぎるぞ…

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死者なら認識できる他人の顔を見た少年は精神的にショックを受け少女ちゃんを殺すことを断念。そして病室に戻ると少年は少女ちゃんを認識できなくなっていた。

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これは少年由来のものか少女由来のものかどっちだろうか。少年の精神の変化ってこともありえるし、少女ちゃんの誕生日が近づいて病状が悪化したって可能性もあるな。



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[ 2016/10/01 19:17 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)
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