松井 優征
集英社 (2015-12-28)
売り上げランキング: 53
暗殺教室 17巻 感想です。
前回殺せんせーの真実が明らかになり、それを知ったE組の生徒たちは殺せんせーをこのまま暗殺するか、助ける道を模索するかで分裂してしまっていた。
中でも殺す派とカルマと殺さない派の渚の対立は顕著。どちらも暗殺者として強い分この二人を中心とした対立は激しかった。

そこで殺せんせー提案でサバイバルゲームをして勝ったチームの言い分を聞くということになった。
E組VSE組という勝手知ったる暗殺者集団同士の対決は何でもありでハイレベルな戦いだった。それでもコミカルに描いているから面白い。

連載読んでるからわかるけど、イトナのドローンってここで初登場だったか。後々ちゃんと仕上げてきてるし。

カルマと渚の直接対決はお互いのことをよく知っているからガチの全力勝負になっていた。

力ではカルマが上だけど、渚は必殺の猫騙しがある。そしてカルマもそれはわかっているというどちらが有利かわからない状況で少年漫画らしいバトルだった。
ただ結果は想像が付くよね。渚が採取的には勝ち、殺せんせーを殺さなくても済む方法を探すこととなった。
殺せんせーの暗殺は地球を救うことが目的だから、研究機関は少しは助ける方法も探しているからそれを探ることになり、その方法のヒントはあっさり見つかった。
律がハッキングして宇宙でその実験をしていることが明らかになり、宇宙ステーションジャック計画が立案されたのだった。

律… 上半身裸になるなて成長したなぁ…

並のセキュリティーじゃないだろうロケットジャックまでやっちゃうし、E組全体としても何でもできちゃう集団になっちゃったなぁ。
作者コメントによると最終話まで1話単位で物語ができているそうだから、ジャンプにありがちな引き延ばしなどなくこのまま綺麗に完結まで向かうんだろうね。
個人的な評価★★★★☆
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