裕時 悠示
SBクリエイティブ
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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 10巻 感想です。
鋭太は医学部の推薦を貰いやすくなるために生徒会長選挙に出馬。しかしそれを阻むべく真涼は恋愛禁止を公約に自分の生徒会選挙に出馬したのだった。
恋愛禁止を公約にしているわりには真涼の愛が重い描写が多かった。鋭太の使用済みマドラーを拾って口に入れてもにょもにょしたり、選挙で敵対することで自分を見てくれていることに喜んだりガチのストーカー気質だった。DIOのような悪の帝王と言われて喜ぶところはジョジョファンの鏡w
でも鋭太にとっては強力な敵で、使えるものは実家の力でも誓って苦しめてきた。壮絶な嫌がらせって感じ。
そんな中、鋭太の叔母の会社がなくなり無職になってしまう一大事があったり、千和が愛読する雑誌のパチレモンが休刊になったりするイベントもあった。
雑誌の出版社が夏川グループの一部門で、この辺の話が次の展開に関わってくるところは物語が壮大になったという印象を受けた。真涼が父の会社を乗っ取るための第一歩を踏み出したのは今後が楽しみ。
選挙の結果は真涼と鋭太の公開討論の結果で決着がついた。恥ずかしいセリフでがんばった鋭太は捨て身の勝利って所かな。
ジョジョネタはすごく多かったけど、無理なく自然かつマニアックに入っていていい感じ。俺もジョジョファンだけど、第一部連載時のネタとか知らんしw
次巻も期待!
個人的な評価★★★★☆
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