今年も独断と偏見で選ぶ今年面白かった漫画ランキングベスト10を発表!その前に前置き…
今年2014年はたくさんの長期連載漫画が完結してしまいました。
俺が読んでいた作品だけでも、
・ナルト
・
貞本エヴァ・
そらおとしもの・
さんかれあ・
我妻さんは俺のヨメ・
ローゼンメイデン・
ロザリオとバンパイア・
聲の形・
ゾンビッチはビッチに含まれますか?・
WORKING!!これくらいある。どの作品も面白かった。このブログでは紹介していない作品や、レビューが途中の巻で止まっている作品もあるがきちんと最後まで読んでいる。
今回のランキングではこれらの大団円作品は除外するものとする。思い出補正とかでランキングが偏ってしまうから。
10位 王国ゲェム
流行りのデスゲーム系作品。王国ゲェムに巻き込まれた主人公達が内輪もめしながらも敵王国と死闘を繰り広げる物語。年頃の愚王が絶対順守の命令権で女市民に辱めを与える展開が心なしか毎巻ある。
感想9位 ちおちゃんの通学路
ヒロインが普通に学校に登校するだけなのに、なぜかトラブルが尽きないエクストリームな登校漫画。オタクキャラのヒロインがクラスのリア充に対して卑屈になっているところもリアルで面白い。
感想8位 ミサイルとプランクトン
田中ロミオ原作。巨大隕石落下直前で時間が止まり、超能力を持った少数の人間だけが動ける世界の物語。世界感に惹きつけられる物語だった。カリスマ性のある主人公の表の顔とその心の内の弱音のギャップ、そんな主人公を支えるヒロインの可愛さが面白い作品。
感想7位 魔法少女・オブ・ジ・エンド
サバイバル展開から一転して反撃ムードになった。様々なジャンルの物語が凝縮されていて先が読めないようになっている。あの凶悪なグロ製造機の魔法少女を味方に従える展開は熱い。
感想6位 Wizard's Soul 恋の聖戦(ジハード)
架空のカードゲームを通した恋愛漫画。カードゲームはあくまでオマケ程度の要素で、遊戯王のように仰々しくバトルはせず、リアルに淡々と対戦している。ヒロインはこのカードゲームの大会でどうしても勝たなければいけない理由があるが、デッキの性格が悪く嫌われるため、終始暗い表情で対戦するのが面白い。表紙も物語性を表わしている。マジックザギャザリングを知っている人には超超おススメ。
感想5位 ふらいんぐうぃっち
ポストよつばと!枠とはまではいかないが日常和み系作品。現代に生きるマイペースな魔法使いの些細な魔法要素が良いアクセントとなり、日常の平和度を上げていて脱力できる物語だ。
感想4位 ラーメン大好き小泉さん
明言はされていないが、実在するラーメン屋をラーメン通の女子高生がマニアックな解説を交えて食レポするグルメ漫画。ラーメン○郎とか天下○品とか味が濃い店に女子高生が通うというシチュエーションが面白いし、美味しそうに食べるからこれを読むと実際に行きたくなる作品だ。
(この作品個別感想書いてなかった…)
3位 かつて魔法少女と悪は敵対していた。
正義の魔法少女と敵対する悪の秘密結社の冷徹な参謀が、魔法少女に恋をしデレデレになってしまう物語。この悪の参謀の気持ちがわかるくらい魔法少女が可愛い。見た目もそうだし、ピュアなところとか幸薄な境遇とか守ってあげたくなる。一般的なまんがタ○ムき○らの四コマ漫画よりも萌え度は高いと思う。
2位 僕だけがいない街
この作品もだいぶ羽ばたいてきたように思う。主人公の最愛の母が何者かに殺された上に、主人公はその母殺しの濡れ衣を着せられてしまう。しかし主人公には過去をやり直す特殊能力があり、その力を使い真犯人捜しをする物語。踏んだり蹴ったりの主人公がめげずに母のために勇敢に犯人に立ち向かう姿に心打たれる作品。
感想1位 賭ケグルイ
流行りのギャンブル系漫画。主人公が美人な女子高生でギャンブル漫画にしては品のある世界感。ギャンブルが強いことこそ正義の学園に転校してきたヒロインが、色々なギャンブルで対決する物語。このヒロインは絶対勝つ勝負も負ける勝負も好まずリスクそのものを楽しむギャンブル狂。しかもピンチに追いやられても負けても、まったく動じず常に優雅で余裕を持った態度で勇ましい。狂っているほどのギャンブル好きなヒロインの戦いが今後も楽しみな作品。
感想例によって今年も10作品には絞れなかったから、泣く泣く除外した作品を特別賞として紹介しておく。
まずは、もう世間でも十分に評価されずっと安定して面白いから今更ランキングに入れるまでもないという意味で、
殿堂入り賞ワンパンマン
web漫画発祥でシリアスな笑いを極めている作品。原作も面白いけど、村田先生の超絶作画でさらに面白さが増している。最近では漫画に疎い人にまで読まれるようになりweb漫画界のホープだと思う。
感想進撃の巨人
もはや説明はいらないくらい羽ばたいていった作品。一時物語が進まず歯がゆい気持ちで読んでいたが、最近では物語の核心的なネタバレもあり、再び盛り上がりを見せている。
感想監獄学園
下ネタ多めのためか、世間での評価はいまいちな感じはするがついにアニメ化決定。これもシリアスな笑いが秀逸でもうずっと面白い。
感想食戟のソーマ
めでたくアニメ化決定。高品質な作画と特徴的なデリシャス描写もさることながら、学生たちの料理対決がとにかく熱い!料理対決を準備の段階からここまで熱く描けるものなのかと感心した。
感想ダークファンタジー賞魔法少女サイト
魔法少女・オブ・ジエンドと同じ作者のダークな作品。少女たちが自らの命を魔法の力に変えて物語の謎に迫りながらも、血で血を洗う戦いを繰り広げる期待の作品。
感想題材やテーマが面白いという意味で、
このマンガはすごい!賞絢爛たるグランドセーヌ
作者がCuvie であるところがすごい。しかもまったくの非エロ作品。ナイトメアメーカーのようになんちゃってエロマンガではない!クラシックバレエを題材としていて、少女の成長を真面目に描いている。主人公に飛び抜けた才能があるわけではないところも良い。
感想五時間目の戦争
人類とは別の何かとの戦争中の中学生の少年少女が、戦争を通して生きていることの素晴らしさを実感する物語。生き残って食べる食事の描写秀逸。
感想ベストコミカライズ賞
艦これのコミカライズの一作品。艦これのキャラクターを知っていることが前提になってしまうが、かつて日本のために沈んだ軍艦の思いと名前が、現代の海上自衛隊の船に引き継がれているという演出に感動するオムニバスストーリー。画力も高い。
感想全年齢対象作品()賞レトルトパウチ!
君は淫らな僕の女王やクズの本懐の作者の新作。系統は同じエロ重視w 生徒同士でセクロスすることが評価の基準となる学園で、童貞と処女を貫く主人公とヒロインたちが面白い作品。学園側がヒロインに様々な快楽を与えてセクロスさせようと色々仕掛けてくるが、それに耐えるヒロインたちの姿が良い。
感想ギリギリアウト
ヒロインが尿意を我慢するというマニアックな漫画。このヒロインが様々なシチュエーションで尿意を耐える表情が見所。そしてたまに決壊するw 公のランキングには載らないだろうけど良作品。
感想総評
冒頭でも述べた通り今年は人気作の完結が相次いだが、新作の当り年でもあり未来は明るいと思えた一年だった。今回のランキングも巻数が少ない作品を中心に選んだつもり。
仕事の忙しさでレビューできる作品は激減したけど、押さえどころは押さえることができたと思っている。ある程度連載が続いている既刊も面白い作品が多いからアニメ化などをきっかけに来年は読んでいきたい。
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