今週はセンターカラーで、箱庭学園入学時のめだかの姿が描かれていた。でも校門にめだか以外人っ子一人いないって不自然じゃね?
前回の終わりに物語がいきなり卒業式に飛び、今回は球磨川や高千穂、宗像も出席する中、人吉善吉生徒会長による在校生送辞から始まった。
善吉が語り始めたのはめだかちゃんについてだった。送辞で語る内容がめだかのことというのは普通ならおかしいのだろうけど、命を掛けて月落下という危機から世界を救った英雄が過ごした学園の卒業式なら許される範囲だろう。
卒業生が胸に付けている花はめだかが生徒会長だったころ育てていた花で、卒業式のこのために育てていたそうだ。生花を付けるのは奇想天外なアイデアだなw
そして学校で学ばなくてもすでに十分学力があったはずのめだかが箱庭学園に入学したのは、『1+1』の答えを学びに行くためだった。これはアインシュタインの逸話とは関係なく、リトルバスターズ!の歌詞のようにひとりとひとりが出会って人の繋がりが大きくなっていくという意味だった。
こんな目的のために箱庭学園に入学したから、当時のめだかは人間が好きだと豪語していたんだね。
善吉はそんな目的を持っためだかに出会ってくれてありがとうございましたと感謝をして送辞を終えた。

善吉のめだかちゃんLOVEな気持ちが伝わってくる演説だった。きっと卒業生や在校生の中にはイラ壁の人もいるだろうな…
来賓席に瞳先生がいるのはまだわからないでもないが、その横に桃園がいるのは謎だ。どうしているんだろうw 呼ばれたのか?
続いて卒業生答辞は日之影空洞ではなく、三年マイナス十三組球磨川禊だった。どうでもいけど、生煮も3年生で卒業生だったんだね…
球磨川は答辞で、自分が大学を全部落ちて就職も決まっていない現状を暴露した。切実だなあ。大学を受験をしたということはまた来年受験なのかな。浪人は別に珍しいことではないが、なぜだか球磨川は来年も失敗する気がする…
在校中は、エリートに挑み返り討ちにあい、めだかには振られ、安心院にはいじめられ、裸エプロン同盟は解散に追い込まれ、手ブラジーンズでジャンプの表紙は飾れなかったと己の負けっぷりを語り、そんな演説中、球磨川にゆかりのある中学生の候補生や大刀洗さんも久々に登場した。
来賓席か客席かわからないけど、須木奈佐木咲も卒業式を見に来ていたから、今の幸せになった球磨川を見て何を思っているのか気になる。
球磨川はめだかや安心院がいなくなって昔の自分に戻ってしまうのではと不安に思ったそうだが、それは杞憂で人と人との出会いはなかったことになはならないと語った。ちゃんと善吉の送辞と対応していてまともじゃないか。
そして答辞の締めくくりに在校生に向けて、いつか卒業し社会へ出たら挫折や理不尽を味わい自分の人生は最低だと思う日が必ず来るが、そんなときはもっと不幸な自分がヘラヘラ笑って生きてることを思い出せとかっこよく先輩風を吹かせた。

この最後の演説は名セリフにカウントするに値する良いセリフだ。俺は最近仕事でミスがあまりにも多くて心が折れそうだけど、もうちょっとがんばってみようと思えた。
それでも腐っても過負荷(マイナス)な球磨川は、自分よりも不幸だと思う奴は不幸に底なんてないってことを骨の髄まで教えてやると、怖い顔で螺子を壇上に突き刺していたw
丸くなってすっかり良い先輩になったものだ。阿久根や喜界島も何気に久しぶりじゃないか。
そんなタイミングで謎の人物が講堂に入ってきて、その日のうちに帰ってきたかったが、月を破壊した後も遭難中の宇宙生物を助けたり、異世界の悪魔大王ワルゴールドと戦ったり、光と闇の概念戦争に巻き込まれたりの冒険活劇だったと語り始めた。
その登場に驚く球磨川に対して「これで賭けは私の負けだな」と語り、球磨川はめだかとの別れのシーンをフラッシュバックさせ涙を流しながら『面白いだろう 僕の人生は―』「やっと勝てた。」と『』のないセリフでめだかを迎え勝利宣言をした!

球磨川さんこれで勝利したんだね。ギャンブルに近いトランプゲームでも勝てなかったから、今回のこの程度の「賭け」でも勝利は勝利ということだろうw 予定調和なめだかちゃんの登場より球磨川のこの勝ち方に感動した。
めだかは宇宙生物を助けたりとか言ってるが、はたして本当なのか冗談なのか。だって悪魔大王ワルゴールってワンダーツギハの設定に出てきた敵の名前じゃんw だから場を和ませるための冗談だったのか、事実なのか微妙なところ。事実ならもう敵はいない、安心院さんさえ霞むレベル。
そのころ不知火の里では半纏さんがドリンクバーを楽しみながら帯と言彦と一緒にくつろいでいた。言彦はなに普通にせんべい食べてんだよ…

ダースベイダーがアナキン・スカイウォーカーに戻って霊体化してヨーダやオビワンと一緒に並んでいるみたいなものなのか? しつこい残響だな… しかも安心院さん復活フラグ立ててるし。
めだかを月まで助けに行ったのは半纏だった。なじみの意志を継いだだけで、もう引退だそうだけどツンデレだね。いざというときに役に立ちそうだな、半纏さん。
最後は平戸ロイヤルがカメラを構えて「いちたすいちはー?」とめだかの進学動機な質問をして、旧生徒会メンバーに不知火と鶴喰と生煮を加えた面々が「笑顔(にっ)」と答えて記念写真を撮って言葉遊びで終わった。生煮は月島さんくらい当たり前にそこにいるね。

これで「不知火不知編」は完結し、先日先行して記事にした通り次回から新展開。今度こそ打ち切りだと思っていたけどひとまず安心できて良かった。
それでも、人気を支えていた球磨川さんが卒業してしまい、次はどうなるんだろうね。無難に謎の新入生とかかな。
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