たしか前回ジャンプが発売したのが4日だったから、すごく久しぶりの発売。
この間に発売された漫画版「生徒会の一存」の8巻にめだかボックスネタがあって嬉しかった。

肝心のめだかボックス本編はまたもやドベ3。アニメ化というドーピングも意味を為していない結果だ。
言彦含めその場にいる全員がめだかの名前を呼び、めだかも名乗りながら言彦の前に登場したところから今週は始まった。
最初にめだかの目に入ったのは梟博士の死体で、鴎はあんな悪人だった父を立派な人だったとめだかに気を使いながら現状を説明した。

鴎はこんな気を使えるキャラだったなんて思わなかった。ミサワみたいなやつだけど好感持てるなぁw ダークヒーローは伊達じゃない。
しかしめだかは梟博士の本性や目的を実は知っていた。梟博士はめだかの前ではあくまで演技でだけど善人で、めだかもそんな理想的な人格者であることを強要したそうだ。それは梟博士にとって殺されるより辛いことだったらしく、月氷会に殺される道を選んだそうだ。
実質的に善人であることを強要し、実質的に殺したという意味みたいだけど、めだかちゃんまだ引き摺ってるみたいだね…
それに「まともな人間になるためのチャンスだったのかもしれん」と言ってるけど、当時のめだかは見知らぬ他人を幸せにするために~とか言ってた時期だったじゃん… 事情を知っていてなぜしなかった!
梟博士に対するコメントはそれくらいに、めだかは言彦に対しいきなりボディーブローを喰らわせた。

しかもこれは基礎中の基礎であるがスタイルだそうだw 別にスタイルは別に言葉が全てではないようだね… コミュニケーションツールとしての言葉は優秀だから利用しているだけかもしれない。
共感の技術であるスタイルは相手の気持ちを理解するところから始まり、だからこそ機先を制す完璧なタイミングでカウンターを取ることができると説明があった。
きっとこれがかけがえや鴎の攻撃封じの技なんだろう。一応スタイルの技術の一部だったみたいだ。それなら他の元婚約者たちも使えるのかもね。
めだかは嘘八百使いのかけがえ64万人と戦ったため、スタイル戦の基本くらいは見に付けられたそうだ。螺旋丸の修行みたいだが、めだかにしては習得度が低く感じる。そしてかけがえは「喩」じゃなくて「嘘」が真みたいだ。
結果的に言彦にスタイルは通用すると今回明らかになった。これまでのスタイルなんかじゃ言彦に勝てないという前振りはなんだったんだろうか…
めだかのスタイルパンチは言彦にきちんと攻撃だと認識されたが、それゆえ防御されて逆に左腕まで破壊されてしまった。
言彦の不可逆性の恐ろしさは攻撃より防御にあって、ぶつける攻撃が強力であればあるほどその攻撃自体が壊されて二度と元には戻らないそうだ。
セメントの壁を殴ればその力が強いほど反作用で自分も怪我するみたいなものかな…
この解説の背景が輪ゴムで殺される安心院さんなんだけど、スキルはそもそも通じないみたいな設定じゃなかったっけ?話がすり変わってね?
王土と行橋の攻撃はマッサージ程度には感じていたけど、設定がよくわからないぞ。
めだかが『完成』で習得した強力なスキルでさえ、言彦にはスキルを使ったとさえ認識されず、十三組の十三人のスキルは通じる。いったいどうなってるんだ?『幻想殺し』で超電磁砲によるコイン射撃を止められるくらい意味がわからない!
スタイルが相手の気持ちの理解から始まるなら廃神モード使えばいいじゃん。あっ、でもめだかはこのモードを相手の理解のためではなく、戦いを楽しむために使っていたからダメなのか?
久しぶりのめだかボックスだし、設定の複雑さから混乱しまくり。
両腕を失っためだかちゃんはかつて戦挙での球磨川と同じように、自分の攻撃を受けてそれが通じたら不知火の肉体を諦めてくれと言彦に交渉をした。しかし言彦が逆に通じなければ不知火を諦めるのかと尋ねると約束はできないと、この辺りはブレないわがままっぷりだった。

ところが言彦はこの不条理な申し出を引き受けた。そしてめだかは裸足になり黒神ファントムの準備に入ったのだった。
不知火の里で使ったのは靴下を履いてスピードをセーブしたちゃんとした版で、安心院さんの自殺を止めたのは通常版だけど靴を脱いでおらず、今回は靴を抜いだ完全版だそうだ。
つまり十三組の十三人最強の高千穂を倒すとまではいかなくても、大ダメージを与えたときのバージョンだねw
弱いじゃん!
そもそも黒神ファントムってめだかの必殺技か何かなのか?さらにこんな通常攻撃通じるのか?スタイルじゃないと通じないと数ページ前まで言ってたじゃん。
スタイルとは何なのか謎が深まるばかりだ。もっと簡潔にわかりやすく説明して欲しいな。
めだかが黒神ファントムを放とうとしたとき、めずらしくまともに生煮がめだかのスタイルの間違った使い方を指摘した。

こういう指摘があるってことはまだスタイルについて説明があるってことだしひとまず安心しておくか…
めだかの黒髪ファントムは4ページをふんだんに使って描かれ、まるで堅い壁にぶつかったかのようにぐちゃっとなって敗北し、心臓は止まり死亡してしまった…

言彦に破壊されたら元には戻らないということだが、さすがに主人公は生き返るだろ。梟博士も一緒に。となると安心院さんもわからなくなってきたな。元々この作者の小説は死傷者が多いから油断はできないけど。
混乱させられる章だけど、この終わり方なら次回が気になるな。
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