模倣犯事件は逆にネタにすることで順位は回復した。そして亜城木は再び打倒エイジを目標にがんばるのだった。
一方エイジは5週連続で1位を取り編集長に直談判をして、10週連続1位、つまりあと5週連続で1位を取ったらマンガを終わらせる権利を発動してもいいと許可を貰っていた。
そして肝心の終わらせるマンガはエイジ自身の作品である「CROW」。理由は終わらせる時期は自分のタイミングでカッコ良く終わらせたいからだそうだ。
無駄に引き延ばさず一番いいところで終わった方が良かったと思う作品はしばしばあるからエイジの気持ちはわかる。しかしこの権限はただの若気の至りで一生発動しないと思っていたから驚いた。
エイジのこの話に亜城木や福田は自分達が目標としてきた「CROW」に勝たずに終わるのは納得がいかないと、福田組とエイジで勝負をすることになった。エイジが最終回を描くまでに福田組の誰かがエイジの1位を阻止すればCROWの最終回を中止することになった。
そして各マンガ家たちはエイジの1位を阻止するために様々な工夫をしてきて熱い少年ジャンプ的バトルで面白かった。
亜城木が考えた手はカラーなのを活かしその扉絵を使ったトリックを本編中に入れるというものだった。コミックスになるとどうなるかわからないけど、実際にこんなものがあったら面白そうだ。
エイジとの勝負も決着がつき、集英社におっさんがマンガの持ちこみにやってきていた。そのおっさん
東が持ちこんだマンガは服部が見たが、こんなおっさんが描くとは思えないくらい面白そうな内容だったw
「ぱんちらファイト」というマンガは美少女同士が互いにパンチラしないように勝負して、パンチラしてしまい負けた方はその場でパンツを脱がされるというラッコ11号よりも現実でマンガ化して欲しい作品だった!何でラッコ11号が贔屓にされているのかわからないw

これすごく読みたい!
しかし東の背後には誰かいるようで、他にも年配のベテラン打ち切り作家たちが続々と持ち込みにやってきていた。
エイジと福田組のバトルと突然登場した東の「ぱんちらファイト」がとても面白い巻だった!
個人的な評価★★★★☆
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