SBRの完結から間を開けることなく始まったジョジョリオン。舞台は4部に出てきた日本の杜王町。ただし仗助たちが活躍した4部とのリンクはなしッ。
そしてこの世界でも3月11日に大震災が発生していて杜王町も被害を受けていた。この地震で杜王町に出現したのが全長10Kmにも及ぶ「壁の目」という壁地帯。

これがまずジョジョリオンの世界の鍵になるようだね。SBRでも悪魔の手のひらという地形が登場したが、そんなところだと予想している。
この壁に全裸で埋まっていたのがジョジョリオンの主人公だったw ただし記憶喪失で名前や住所は覚えていなかった。この主人公を助けたのが
広瀬康穂。名前からして4部の康一君のポジションなのかな。だったらいつかスタンド使いになるのかも。
主人公の首筋にはジョースター家の伝統である星型のアザと、何かに噛まれた痕があった。

星型のアザを食べようとした痕に見える。
主人公は康穂になんとか助けられたが、その時股間を見られてしまっていた。康穂が言うにはタマが4つあるそうだw あれか。ジョルノが耳をたためるのと同じような特徴かw
康穂が主人公を助けていると、康穂のストーカーのような幼馴染みの
東方常秀が、石を拾って主人公に襲い掛かって来た。常秀は東方姓なのにストーカーでDQNぽくて駄目っぽいな… 「ジョジョ」でもないし、東方だからSBR同様ダブル主人公かと思ったけどそうではなさそうだ。
康穂を突き飛ばした主人公にスタンド攻撃をされていた。星型のアザがシャボン玉のように浮かび上がり、それが常秀に命中すると眼球が弾け常秀は光を失った。
まるで、キラークイーンが猫草の空気弾を爆弾にしたようだった。しかし主人公が常秀をノックダウンさせると視力も元に戻り、一件落着した。
ここまでがイントロのようで、ここで康穂のナレーションが入った。これは「
呪い」を解く物語だそうだ。呪いの定義は様々のようだが、共通して解かなければならないものだそうだ。
呪いとは何なんだろう。歯型が呪いなのかな?それによって記憶がないとか?
主人公は記憶が戻らないまま病院に運ばれ、康穂がお見舞いに行くとマットレスに挟まれながら寝ていたw ベッドの使い方も記憶にないようだし、寝るときは圧迫されるのが好きだそうだw ハムスターかよw
主人公唯一の持ち物の帽子が杜王町の店のロゴが入っていたことから康穂とともにそこに行ってみることになった。ロゴは「SBR 1891」と書かれていたが、この世界はSBRの未来の話なんだろうか。
病室を出てはいけない主人公は見張りの刑事にシャボン玉のスタンド攻撃をした。この攻撃により刑事から水がこぼれ落ち急激にのどが渇くという現象に襲われていたw
どうやらシャボン玉が命中した相手の「何か」を奪う能力のようだね。あと主人公は目測が得意なようで、物のサイズや距離を性格に述べたりしていた。そういうキャラクター付けなんだろう。
二人で帽子やに向かう様子を見て常秀は嫉妬の炎を燃やしていたw こいつは小物臭がするぜw
しかし常秀も主人公と同じく歯型が脚についていた。熱も出たしたぶんスタンド能力が覚醒するのだろう。何者かがスタンドの矢みたなものを使っているのかも。
帽子やの名前は「SBR Since1891」。そこで主人公の名前は帽子の注文履歴からあっさりと明らかになった。
名前は
吉良吉景。ご存じ4部のラスボスだ。ジョジョじゃないし別人だとは思うけど、便宜上“キラ”としておこうと思う。
ちなみにこの店には背景に承太郎やジョニィ、ジャイロの帽子があってちょっとファンサービスだった。
ここでわかった住所からキラの家と思われるマンションにやってきた。そこにはキラと同じ帽子やサイズがぴったりな服もあり、そこの住人であるようだった。でもモナリザの絵や手首の彫像、切った爪コレクションがあったりと気持ち悪い… これだけで主人公の家とは思えないね。
この部屋を探っていると女性が一人風呂に入っていた。うれしくない乳首だと思う。この女性の両手足には謎のマークがついていて、キラと康穂に助けを求めてきた。
こういう的を得ない発言をするからには相当焦っているんだろう。そんな雰囲気が伝わってくる取り乱し様だった。
爪のビンが割れたため、スリッパを履くとそこには画鋲が付いていてキラは片足を怪我した。短編集の死刑執行中脱獄進行中を思い出すw
康穂は部屋でアルバムを見つけ、その写真を見てキラを軽蔑し出て行ってしまった。そのアルバムには女性をロープで縛ったりした変態写真が収められていた。

しかも主人公と一緒に。どういう状況が理解不能だ。吉良吉影のような性的嗜好だな…
主人公は左手にも怪我をし、そこに女性と同じようなマークが浮かび上がった。
どうやらこれは上の階の住人のスタンド攻撃で両手足を怪我させマークを付け、その真上に立つと操り人形のように操作できる能力のようだった。
女性はすでに4つマークを付けられコントロールされていた。しかもこの女性はキラを攻撃するための餌でしかないようだった。奇妙な謎だらけですごく面白い
キラは片足以外はコントロールを奪われミンチに追い込まれた。ここでスタンドが発動した。今度はシャボン玉ではなく人型で。
スタンド名は『
柔らかくてそして濡れている(ソフト&ウェット)』。シャボン玉が触れて割れるときそこから何かを奪う能力だそうだ。スタンド能力については詳しく能力を覚えているんだね。

キラは壁から音を奪い上の住人に気付かれることなく風呂場から退避するこに成功した。敵は自分を見失ったが玄関で待ち伏せしていると予想したキラはベランダに突撃した。やっぱジョジョのこういう心理戦は面白い!
しかし窓ガラスを割ったため、ガラスが散乱したしベランダには毒へびがいた。しかも噛まれてしまった。シャボン玉は自分に効かないから毒を奪うことは不可能だった。「切り落とせばぁ…?」と書かれたノコギリがウザいし怖い。
この事態に女性は裏切り、自分の身の安全と引き換えにキラを売りやがった。そしてキラは四肢を奪われコントロール下に落ち自殺させられようとした。えげつない。
こんなときに考え直した康穂が戻ってきて、操作された主人公は康穂をノコギリで攻撃し片手にマーキングされてしまった。しかしここで唐突に形勢逆転となった。キラはシャボン玉で上の階の床の摩擦を無くしていたw これで家具も本人もえらいことになってそうだw
キラは上の階の人の滑りに操作されながら再び毒へびのいるベランダに追いやられた。キラはこの真上に敵がいるという特性を逆に利用しソフト&ウェットで敵の視力をわずかな光を残して奪った。
そしてわずかな光に誘われて敵はベランダから落下。その機会を逃さずキラはソフト&ウェットで「オラオラ」ラッシュを加えたw

SBRじゃ最後の方にしかオラオラが出なかったから1巻から出たことに感動したw
やっぱかっこいいし、正義の心を持った主人公という感じだった。本当の吉良吉景は上の階のこの住人だった。
一体何が目的で主人公を襲い。どういった関係だったのだろうか。早く続きが読みたい!
こうして始まったわけだけど、相変わらずのブレないジョジョらしさで1巻から面白かった。
個人的な評価★★★★★
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