原案:Magica Quartet 原作:平松正樹 画:天杉貴志
芳文社 (2011-05-12)
この物語はまどかたちが住む街とは別の街のようだね。
主人公は明るく元気な少女
かずみ。初登場シーンは全裸だったw
かずみは何故か名前以外の記憶を失くしていて、誘拐されトランクの中に入っていた。しかし記憶喪失ながら魔法は無意識のうちに使っていた。
そしてかずみのピンチに現れたのはかずみのことを知っている古くからの友人で一緒に住んでいるサッカー少女の
カオルと作家の
海香だった。
三人はかなり仲良しさんだったらしく記憶を失くしたかずみを温かく迎え入れた。
カオルと海香が留守の間に、かずみに恥を掻かされた女刑事が訪ねて来た。刑事はカオルと海香と入れ違いになってしまった風を装っていたが、本当の目的をかずみは鋭く言葉巧みに暴いた。記憶を失くしていてもかずみはキレ者のようで見なおした。
女刑事は出世のために事件を作り上げたことをかずみにバレ、口封じするために来たそうだ。そしてその本性を暴かれると刑事はカマキリの化物に変身した。魔女とは雰囲気が違うし言葉も喋る。
カマキリの魔女っぽい何かに襲われるかずみだが、記憶喪失の中魔法少女に変身して魔女っぽい何かを倒した。露出が激しい衣装だったが、攻撃は派手で杖からビームを出してきた。本編のキャラのマスケット銃とか剣とか槍がしょぼく見えるw
魔女っぽい何かは倒されると元の女刑事に戻り、グリーグシードっぽい何かを落とした。グリーフシードっぽくないけど、一体何なんだろう。

一件落着し次の日、三人で仲良く買い物に出かけるとまた魔女っぽい何かが襲ってきた。しかし今度はカオルと海香も変身して戦った!
カオルと海香は魔法少女になるときに、妖精(笑)と契約したと言っていたが、あれを妖精と呼ぶなんて真実を知らないからだろうけど、見ていて痛々しい。
そしてカオルの願いは「一生サッカーができる丈夫な身体」で、海香の願いが「自分の作品を認めてくれる編集者に出会うチャンス」でショックだった。
こんな願いでエントロピーを凌駕できるのだろうか。それに一生サッカーって、その一生はきっともう残り少ないよ!たぶん十代のうちに絶望して魔女になっちゃうよ。正直契約してその願いを叶えるより普通にしていた方がサッカー寿命長いだろ…
小説書きの海香は才能が欲しかったわけではないと言って、売れっ子にはなったようだが、それもねぇ…
ちなみにかずみの願いは二人も知らないようだ。気になる。この二人からしてしょうもない願いな気がする…
一度魔女っぽい何かには逃げられて再び三人で戦うことになったが、そこに現れた謎の魔法少女は何者だろうか。魔女っぽい何かを使役しているみたいだけど。魔法少女は人間を魔女っぽい何かにしたりと何でもできるな…
そして気になるのが、カオルたちが魔女っぽい何かを魔女と認識していることだ。本物の魔女との違いとか認識しているのだろうか。あとグリーフシードっぽい物でもソウルジェムは浄化できるのだろうか?
かずみ達三人で今度は本物の魔女と戦っていると、カオルと海香がぱっくりと魔女に食べられてそのまま魔女に逃げられてしまった。
海香がバリアを張っていたため無事のようだが、そのピンチに駆け付けたのは
プレイアデス聖団と言う魔女と対抗するチームだったw
かずみたちもこのチームの一員だったらしい。メンバーは
若葉みらい、宇佐木里美、神那ニコ、浅海サキにかずみたち三人を加えた7人。
徒党を組んで強い魔女を倒すのはいいが、グリーフシード回収のノルマが大変そうだ。仲間割れが起きないのだろうか。
手分けして魔女を探し二人を助けようとするが、かずみの元にはあの謎の魔法少女が襲い掛かってきた。かずみをトランクに詰めたのもこいつらしい。記憶喪失との関連性はわからない。
この魔法少女の攻撃は「コルノ・フォルテ」という牛の魔物を召喚したり、近代のほむらが使うような銃をマミさんのように召喚して一斉射撃するなど強力だった。マミさん上位種だw
かずみはやられそうになるが、プレイアデス聖団の仲間が助けてくれた。「仲間を信じる」とかとんだ熱血展開で本当にまどか☆マギカの世界なのか疑わしいほどだったw
謎の魔法少女を撃退し、次はカオルと海香の救出。合体魔法とか使っちゃって皆仲良くハートフルだった。グリーフシードも1個ゲット。

やっぱり最初のやつとはデザインが違う。
1巻を読んだ限り、みんな仲がいいし、善意のかたまりのような展開だし、敵でも死なないし、裏切りもない温い魔法少女コメディ漫画だった。プ○キュ○かと思った。
しかし最後のページで不吉なキャラが登場した。

キュゥべえっぽい何かw
こんな温かい物語が、こいつのせいで崩壊しそうだw
でもそれこそがこのシリーズの魅力だと思うし、続きを悪い意味で期待しようw
個人的な評価★★★★☆
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