<奴ら>の大量発生で治安は悪化し、人間が人間を殺め始めたりどんどんと社会が混乱してきた。
孝と麗は盗んだバイクで移動中、死んだ警官から拳銃や手錠、警棒を入手した。
拳銃は初めての武器で心強いが、弾は予備も含めて10発のみ。しかも孝は素人だから普通に撃っても命中率が低いから使いどころが難しいかも。
さらにバイクの給油のため立ち寄ったガソリンスタンドで頭のイカレタ人間に麗が暴行を受けそうになる。そこで孝はさっそく拳銃を使用。しかもゼロ距離だから外れない。
孝が冷静に拳銃を使っていてかっこよかった。撃たれたDQNはそのままガソスタに放置され、拳銃の音で集まってきた<奴ら>の餌食に。
DQNとは言え初めて見殺しにして孝は精神的ダメージを受けたようだけど、きっと今後も同じようなことが起きて心も強くなっていくだろう。
その頃洋上の飛行場でも<奴ら>が沸いていて警察の特殊部隊がスナイパーで遠くから殲滅していた。けっこう頼もしい人達で、こういうシーンを見ていると事態が収集しそうな気もしてくる。あと北海道や九州は比較的<奴ら>による被害が少ないようだ。
それでも残弾の話とかされると不安は残る。
沙耶やコータが残ったバスでは紫藤が新興宗教の教祖のようになっていた。紫藤も気に入らないし道も渋滞で勧めないのもあり沙耶やコータたちはバスを去ることにした。去る時のコータの活躍はやっぱりかっこよかった。オタクってすばらしい!
それで、沙耶は孝が好きみたいだね… そういえばこのメンバーは女性が多い。
その後バス組と孝、麗は無事合流。ほんと良かった!
そして日が暮れてきたため、鞠川先生が管理を任せれている空港でスナイパーをしていた警察の友人の家に避難して一時の平穏を得た。
女性陣はゆっくりお風呂に入って和んだり、男性陣は覗こうか悩んだりw 毒島先輩の裸エプロンは要チェック!
さらにこの家はすごくて、ロッカーの中に重火器がたくさん収納してあった。完全に犯罪です…
この重火器がたくさんあったという件はやや強引な気がするけど、すごいスナイパーだからいいんだろう。
ここでもコータの武器の知識が火を噴いた。海外で訓練を受けたらしいし、コータがいなければ孝たちはたぶん死んでいただろうね。
この家で外やTVを見ていると、警察も任務放棄したり、自殺したり、モラルを乱す民間人を仕方なく射殺したりとだいぶ気苦労を感じられた。
この事態を政府とアメリカが開発した生物兵器の仕業とかい言う集団も現れていた。ものの数時間でわざわざ垂れ幕まで作って余裕あるなぁ。手書きじゃないから作るの大変だろうに。
他にも宗教的思想やウヨサヨな人達のことも書かれいているし作者は挑戦的だと思う。
混乱が続く中、生き残った人たちも必死に<奴ら>に抵抗していた。しかし孝たちも自分達が精いっぱいで助けることはできない。銃を使ったら<奴ら>が襲ってくるし、明かりを付けたら生者が助けを求めやってくる。心が痛いだろうなぁ。
なんとか生き延びた父と幼女は近くの民家に助けを求めたが、父は住人に助けられないと殺されてしまった。目の前で父を殺された幼女が哀れすぎる。しかも幼女に<奴ら>の魔の手が迫っているし。
こんピンチに動いたのはもちろん我らがコータ!銃で<奴ら>を倒しその隙に孝がバイクで幼女を助けに行った。
家に残っている人たちは荷物をまとめ戦車みたいな車で孝と幼女と仔犬を拾って脱出。
毒島先輩は裸エプロンのままで面白かった。
アニメも面白いし3巻が気になる。
個人的な評価★★★★☆
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