麻枝准(Key)
アスキー・メディアワークス
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Track ZEROは間もなく最終回を迎えるAngel Beats!の前日譚で、ゆりっぺが死んだ世界戦線を立ち上げる前の物語。
一応小説のように書かれているけど、フルカラーのイラストも見どころだ。
Track ZEROの主人公は日向でこの世界にやってきて間もなくゆりっぺと出会い仲間になり、チャーや椎名が敵だったり、奏ちゃんを天使と呼ぶようになったり、アニメ本編で語られなかったことが色々と語られていた。
しかし、すでにアニメで奏ちゃんは人間で天使なんかじゃなかったと明らかになってるから、勝手に天使扱いされて敵対されている奏ちゃんが可愛そうに思った。
ゆりっぺには部屋のタンス荒されて、臭いをかがれ、水着を盗まれるし散々だ。ゆりっぺマジキチ!
だからゆりっぺの水着姿のイラストがあったってなんとも思わない。奏ちゃんの水着姿出せよ。
それに比べ日向はますます好感度が上がる。男らしかった。
そんな感じでゆりっぺがSSSを創設して、日向、チャー、野田、椎名さんを仲間にするエピソードが収録されている。
でもやっぱりこれはアニメ放送前に読みたかった。あれだけたくさん宣伝していたんだし、先行放送と銘打ってアニメ化しても良かったと思うくらいだ。
最後にはガルデモの日常を描く番外編も収録されていた。関根が語り部だったが、岩沢さんの関西弁やNPCをの限界を試す入江が面白かった。
Track ZEROを読んだ後、本編を見るとまた違った味方ができると思った。
ただやっぱり1クールじゃAngel Beats!の尺は足りていないな。Blu-ray特典のキャラコメやドラマCDで設定を説明しているくらいだし。
個人的な評価★★★★☆
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