シャーマンキングがついについに完結した。それでは感想。
最後に表紙を飾ったのはまん太。持ち霊もいないのに透明カバーには何が描かれているのかとよく見てみると、薄いけど作者の顔写真w
あまりにも薄いからすかしてみないとわからない。
27巻最初の相手はタリム。ハオが代金を踏み倒した喫茶店のマスターだ。
持ち霊は植物の霊グリンシリーズ。レンの電気を地中に流し、ホロホロの氷を寒さに強い植物で耐え、竜の攻撃をつるで止めた。
リゼルグの炎も水分の多い植物で防げるらしい。まさに植物最強状態。海のプラントである意味がないくらいだった。
だがここでいまだ活躍していないチョコラブが立ち上がった。チョコラブは風の力を使う。そこでチョコラブは空気にOSした。
まるでハオのように。そして風化の力で植物を撃破。チョコラブ最後に大活躍だった。
続いて9人目のパッチはとうとうシルバの登場。相手はもちろん葉。
シルバも迷いが消え、死ぬのも覚悟していた。
葉にトーテムポール砲0距離射撃や新技血肉のやりをお見舞いしたが、葉に攻撃を破られ敗北。
葉は最後にありがとうと言っていた。どちらもかっこよかった。
次のパッチに行く前に地上の話が出てきた。アナホルのスフィンクスで地上の皆はムーを目指すらしい。
ゴーレムでダメだったのに、こんなOSで行けるのかとびっくりだった。行く目的は五大精霊を届けるため。
ムーの話に戻り、次は宇宙のプラント。このまま行けば息が出来なくて死ぬということで竜がオロチ号で宇宙服代わりになることに。
竜は弱いが皆は竜を信じ突撃した。竜も最後の活躍だったけど、まぁいいや…
最後のパッチはラザホー。持ち霊は宇宙人で重力を操作して攻撃してきた。オパチョが薄くなるくらいだからかなりの重力だったろう…
そこでラザホーはパッチの技術やシャーマンファイトの目的を語った。
パッチの技術はかつてパッチ族が瀕死の宇宙人を助けて仲良くなったため色々教えてもらったそうだ。オラクルベルとかね。
そしてシャーマンファイトは知恵故の悩みや苦悩を解明するためだとか。詳しくは27巻を読めばわかる。
だが所詮はOSによる重力ということで巫力の無効化でそれを解除し、ラザホーの甲縛式OSも消した。
OSを解くとラザホーかわいいなぁw
だがその時オラクルベルに「チッチェエナ」とメッセージ。さらにすべてのプラントの機能も停止。
これが意味することはシャーマンキングの目覚め。ああやっぱり間に合わなかった…意外と惜しかったけどね…
ムー大陸へ向かう途中のスフィンクスがどこぞのホワイトベースみたいだったけど、アンナが「残念 ちょっぴり遅かったわね」と言いのこして爆発。

(C)集英社/武井宏之
ガンダーラやまん太もろとも死亡。谷のプラントに残っていた全裸のメイデンも「全ての希望は断ち切られた」と言い残して、ノートに名前を書かれたかのように死亡。
もうハオに勝てない臭いがプンプンしている…
葉たちが絶望していると、ゴルドバがビッグチーフで壁を突き破りやってきた。
逃げろと言いに来た。逃げられないけど死に方くらいは選ぶべきだと言ってきた。そしてリップとラップはシャーマンキングの姿を直視しただけで魂を吸われてしまった。
だったら最初からハオをシャーマンキングにするなって話だ。パッチが裏切っても面白そうなのに。
そして逃げろ逃げろと連呼しながらゴルドバも死亡… これはひどい。
その後シャーマンキングハオが現れた。それを見た竜とトカゲロウが死亡。ラザホーをかばったチョコラブとホロホロも死亡。
ていうか、葉とオパチョと阿弥陀丸とラザホー以外死亡。 見ただけで死亡とか最強すぎるぜ…
だ葉はハオに一太刀浴びせた。目の前に現れたハオはただの死体でグレートスピリッツと一体化したハオが操っていただけだそうだ…
そして全滅…
次の話になりハオはグレートスピリッツ内にあるシャーマンキングのコミューンに葉を呼び寄せた。
葉はハオを説得するが、ハオは葉の考えを受け入れず葉を消そうとするが消えず、来れるはずの無いホロホロ、レン、チョコラブ、リゼルグが現れた。
そしてやっとこさ五大精霊も登場した。スピリット・オブ・ファイアがハオを殴ったりするところは新鮮だ。
だが五大精霊の攻撃などハオには通用せず、ハオはO・Sグレート・スピリッツをしてきた。
ハオは宇宙の攻撃をしかけてきた。若干ラザホーと被っている。
太陽のフレアとか隕石とか彗星とか色々。だが葉たちはそれをなんとか防いだ。いきなり五大精霊を使いこなすなんてすごいな。
だが心が折れなければイメージで何でもできるグレート・スピリッツ内であるからこそできるのであろう。
しかしハオは絶望を与えるためにブラックホールを発生させた。五人の戦士は「何とかなる!!!」と言っていると、列車が現れまん太が助けに来た。
そして皆で手をつなぎブラックホールを耐える。
他にも色々やってきた。朝倉家、道家、葉が最初のほう憑依合体して学校のテストを凌いでいた霊、五人の戦士それぞれの家族、アイスメン。さらにスポーツカーに乗ってX-LOWSも登場。
ライハイトのアザゼルも再び登場した。やっぱりこのOSはかっこいい。
アザゼルはメイデンを発射して、メイデンはハオに愛を与えるためにシャマシュでゴッドハグ。
ラキストも登場し、メイデン様とか言っている。なんとラキストがハオに敵対した。
「今のあなたは私より弱い」とまで言った。ラキストかっこいいじゃん。
他のハオ組も登場しハオを説得。止めにオパチョがブラックホールに飛び込んだ。オパチョはかわいいだけじゃなかった。
そしてとうとうハオはブラックホールを解除した。ガンダーラも登場して、葉がZと読んでいた乙破千代も登場した。
これにはハオも驚いたようだ。俺はマタムネが来るかと思ったのに…
ハオは1000年間、乙破千代や母の魂を探していたらしいが、ハオは怒りと悲しみに支配された心がそれを遠ざけていたそうだ。ハオは力を得た変わりに母による愛の波長を失っていた。
最後にセイラームとルドセブとアンナが登場してマタムネは来ないと言ってきた。さらにハオはみんなの愛につつまれたせいで、かつてアンナが葉と出会った時のように、人の心を読む力を失ったそうだ。
見ただけで魂が吸われるシャーマンキングの力を超える愛とは恐るべしだ…
そして最終章になった。7年後の話で赤マルに載っていた短編の続きのようだ。
かつての仲間が再結集した。さらに馬車で登場したレンには子供がいた。名前は黽(メン)。かつてのレンのように尖っている。髪と目の色は銀。
皆が誰との子と聞くがレンは答えなかった。だけどリゼルグは気づいている様子。
名前と髪と目の色でバレバレ。葉とアンナに対抗してメン。髪が銀髪。
だれとは明言されなかったが、まさかアインアンメイデンじゃ… まさかね…? メイデンが入っているのは鉄の処女という拷問具だし… ハハ…
そして現代の話に戻った。
ハオの母親登場。みんなの前でハオを可愛がったり、頭を下げさしたりビンタしたりした。照れるハオなんて珍しいw
だがこれでハオも救われて、人間を滅ぼすのを辞めたようだ。葉もハオを兄ちゃんと呼んでいたし、7年後皆生きているということは現世に戻してくれたのだろう。
なんだかんだで皆救われハッピーエンド。
話はその7年後に戻り、大人になった葉とアンナも登場して皆で宴会。
最後はハオがマタムネぽい猫を見つけてニコっとして終わった。マタムネにセリフが欲しかった…
毎巻最初にあるおまけページに各キャラクターの7年後の姿があった。
葉とアンナは世界を廻り紛争根絶。レンは荷電機器メーカーの社長になり今は副社長のザンチンに仕事を任せている。レンはハオ組の男メンバーを引き取ったそうだ。
花組はやっぱりふんばり温泉で仲居をやっているようだ。
碓氷ホロケウは遊牧民として過ごすオパチョの願いでアフリカの自然を守っているらしい。
チョコラブは服役中だが依頼を受けシャーマンの能力で犯罪者の逮捕に協力しているそうだ。
リゼルグはヨーロッパ最大の慈善団体X-LOWSの顧問で、イギリスの諜報機関にも所属しているそうだ。
ルドセブは朝倉家の養子になり、竜を師匠に仮面を媒介にミッキーを持ち霊として朝倉の術を学んでいるそうだ。
セイラームも同様で、正確も明るくなりモテモテだそうだ。持ち霊はイマリとシガラキ。
みんな平和そうでいいことだw
シャーマンキングは完結までかなりの時間がかかったけど非常に面白かった。「小っちぇな」というセリフは俺のお気に入りになった。
6月4日の公式ガイドブック「マンタリテ」とやらも発売するそうだが、そちらにも書き下ろしがあるようだから買ってみようかな。
追記:マンタリテ感想書きました。個人的な評価★★★★★
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