竹宮 ゆゆこ
アスキー・メディアワークス
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うーん・・・・

生徒会長!!

見よ!! 「とらドラ!」コンビの突破力!!

即効でヲチが読めた

ラブコメでも、男の友情はいいもんだ・・・
とらドラ!6巻はあの真面目な北村がグレてしまう話だった。
そして生徒会も止めるし間もなくある生徒会長選挙にも出ないと言い出し始末。
その原因を探るために竜児や大河が翻弄する。
6巻は今見えているものが真実とは限らないというのがコンセプトにあったと思う。
作中の表現を使うと、今見えている星の光は何万光年も前のもので、もしかしたらその星は今はもうないかもしれない という感じだ。
そしてこの巻はパロディが多かった作者はニコニコ動画あたりに影響されたのだろうか。
例を挙げると以下のようなものがあった。・舌をぴぴるぴ~ (撲殺天使ドクロちゃん)
・言い返す?無駄無駄無駄無駄無駄 (ジョジョの奇妙な冒険)
・オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ! (ジョジョの奇妙な冒険)
・まさかオラオラですかぁ!? (ジョジョの奇妙な冒険)
・大河はとんでもないものを私に伝染していきました (魔理沙は大変なものを盗んでいきました)
・各種遊戯王ネタ(「すごいぞーかっこいいぞー」「ずっと俺のターン」「俺のターンはパスするぜ城之内君」など多数) (遊戯王)
・ドドドドドド (ジョジョの奇妙な冒険)
・アホ以下の臭いがプンプンするぜーッ! (ジョジョの奇妙な冒険)
・顎部拘束具をブチ壊して…汎用人型決戦兵器 (新世紀エヴァンゲリオン)
・ちょっと頭冷やそうか…… (魔法少女リリカルなのはSS)
・時よ止まれ (ジョジョの奇妙な冒険)
全体的にジョジョネタが多かったと思う。ちなみにジョジョ好きに悪いやつはいないというのが俺の持論だから作者はいい人に違いない。
最後の2つはパロディじゃないかもしれないけど、パロディとも取れなくないよね。時よ止まれとかDIO様としか思えない。
あとパロディは比較的最初の方に集中していた気がする。
この巻でちょっと斬新だったのは、いつも竜児目線で語られているストーリーが一部、大河や亜美や狩野すみれ目線で進んだことだ。
実乃梨や亜美も雰囲気が変わった気がする。実乃梨は自分のことを語ったり、亜美もクラスで本性を出したり色々変わった。
しかもこの2人にそれぞれ気になる伏線を残し6巻は終わった。7巻を買えということか…
6巻は北村がグレた理由がわかるまでちょっとだるかったけど、その後は面白かったし、クライマックスは熱い展開で非常によかった。
最後の方のバトルシーンの大河はかっこよすぎだw個人的な評価★★★★☆
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