高橋 脩
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-11-22)
朔邪の真名を知ってしまったがために恋人のフリをしなければならなくなった真一郎は島津の本家に顔見せ行かなければならなくなった。
そこでより恋人同士っぽく見えるようにキスの練習をすることになった。
最初はお互い戸惑っていたけど、突然朔邪が全裸で現れ真一郎を押し倒して馬乗りになりキスしようとしてきた。

冒頭からサービスシーンが丁寧に描かれていて、出だしから好調だった。
全裸でキスしようとしたこの朔邪は本物ではなく撫子が練習用に作った人形だったけど、本物と区別がつかない人形でこんなことができるなんてオリ○○ト工業もびっくりだろう。これを大人に売りだせば儲かるだろうねw
本家に行く前に二人でデートをしていたけど、クレープを分け合うアングルが真下からで、よくこのアングルから描くという発想が出たものだと思ったw

ホットパンツと黒ストッキングとパンツのコンボがエロスw
デートでは
イスカと名乗る朔邪の真名と同じ名前の敵に襲われたが、今回は見逃してくれて翌日二人で本家に向かった。
本家では侍女などから影口を叩かれるも、最高権力者である祖母からは温かく迎えられた。
で、その祖母はロリババアで普段は撫子の作った人形で生活をしていた。この(見た目は)幼女と朔邪と妹らで真一郎は混浴をすることになった。
祖母は二人の婚約が嘘であると見破っているにも関わらず、婚約者ならタオルで裸を隠すことはないだろとタオルを取ることを命じていて本当に良い性格だった。

男一人に美少女三人というありえない状況の主人公は、他にも主人公らしさを見せおっぱいに顔を埋めたり、顔面に全裸で座られたりしていた。

クリスマスも近いのに最近こんな目に遭う主人公が多いこと多いこと。殴る壁不足が深刻だ。
今回、サービスシーンばかりが目立っていたけどストーリーに関わる点では、朔邪の両親の話とその真名について言及されたり、敵である朝比奈家の新キャラも登場した。

この仮面の黒服の正体が行方不明である朔邪の父親であるみたいなフラグが立ってたけど、これは別れるところで何とも言えないところだ。まったくの無関係ではないはずだからのんびりと今後の話を待とう。たた、正直なところイベントシーンが多すぎてストーリーがあまり頭に入って来ないぞ。
朔邪が真一郎と互いに背中を向けて会話しながら着替えるシーンも描写が丁寧で、腋の汗を拭うシーンとか薄い胸とかマニアックだった。

朔邪は幼い体型だけど、現実的にありそうな範囲の幼さでいいよね。未成熟という言葉よく似合うw
個人的な評価★★★★☆
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