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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

ジョニィとDioの攻防が激しく熱い!!「STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン」24巻 感想 



ついにSBRが完結!


ワイヤーで落馬させられたジョニィは爪弾の穴を移動させてその穴から腕を出してDioを攻撃しようとした。Dioは時を止めてその腕を切断しようとするが、穴の中からスタンドが覗いていて動いたのを見て切り落とすことを断念した。

承太郎とDIOが戦った時磁石で腕が動いたように見せたときを思い出すね。しかし今回の場合Dioがこいつに触っていれば無限の回転を喰らっていたと思う。

ジョニィから距離を取ったDioはジョニィを殺すことは試練と受け取り覚悟を決めたようだった。

次なるDioの作戦は時を止めてガソリンとマッチをばらまくことだった。ナイフよりえげつないね。気が付いたら身体が燃えているなんてやばすぎる。

この攻撃を喰らったジョニィはACT4で地面を切り開き下水に逃げて鎮火した。ACT4にこんなことができたのは意外に思う。Dioも地下に逃げるのは予想外だったみたいだし。

それにジョニィが地下に潜ったことで、地下からの攻撃で時止めのタイミングがわからないというピンチに陥っていた。一方でジョニィは足音からDioを判別できるようという逆転の一手になっていた。

ジョジョという物語はこの互いに作戦を出し合う攻防が面白い。

ジョニィの作戦にDioはファンの女性を抱いて盾にする手を実行した。人間を盾にするなんてその非道さはさすがDio。シビれもしないしあこがれないw

ジョニィはDioがファンの女性を盾にしていることなんてつゆ知らずACT4を打ち込み、一般人を二人ほど犠牲にした。ひどいことしやがる。

再び地上での攻防となり、ジョニィはDioが時を止められるのは5秒と予測したり、Dioもそのことはバレる頃だろうと心理戦を繰り広げていた。

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最後の攻防と言わんばかりにDioは時を止めて行動に出た。Dioは拳銃を構え、ザ・ワールドは拳を構え同時に攻撃した。時が動きだしジョニィは落馬し無限の回転は撃てなくなった。

しかしその前に撃っていた無限の回転は橋の上に居て、Dioめがけて戻ってきた。これもDioの計画通りで、Dioはザ・ワールドに片足立ちをさせ、無限の回転をそこに誘い込んだ。

そして無限の回転に浸食された脚を無駄無駄無駄と自ら切断しそれをジョニィに投げつけ、無限の回転のダメージをジョニィに与えた。吸血鬼ではないDioは脚を切断したらもう一生そのままだろう。そんな覚悟をしてでもジョニィを倒しにかかった。

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でも無限の回転を攻略するためにこんな行動に出るとは思わなかった。俺はてっきり無限の回転の前にDioが敗北すると思っていた。

身体が回転するジョニィはACT2を撃っても自分に帰ってくる始末だった…

なんということか、ジョニィはDioに敗北したのだった。主人公が負けるなんてショックだ。仮面ライダー龍騎を見たような気分だった。

このまま異次元に消滅するのを待つだけのジョニィは騎乗さえできない。レースの勝利もDio。最悪の結末だ。でも時間を止める力を持たないジョニィは善処したよ…

そのままシェルターに到着したDioは遺体を納めてロックしようとするが、そこに現れたのはルーシーだった。今更何をしに来たのかと思ったら基本世界のDioの首を持ってきていた!

ルーシーは鉈で基本世界のDioの首を切断し持ってきていて、同じ物が二つあったら消滅するというD4Cの能力を利用しDioを仕留めに来たのだった!それを見てDio必死で逃げようとするが、脚の負傷のため遠くへ逃げることもできず首が一つに戻り死亡した。

Dioをこうもあっさりと倒したのがルーシーだったとは…。それにDioが脚を怪我していたのは大きかったかもしれない。あそこで逃げられては対策されるところだった。

ジョニィもスティーブンが馬で迎えに来て自らに無限の回転を撃ちこみ生還した。

総合優勝はポコロコ、2位はノリスケ、あとはモブキャラで、Dioは別の場所で馬が見つかり失格。何だかんだでDioにはバッドエンドが訪れて良かった。

レースは終了しヴァレンタイン大統領は支持率91%で各国首脳も勲章を贈る発表するほど支持されていた。どこかの国の総理大臣とは大違いだ。内閣不信任案否決は残念なニュースだった。

スティーブンはシェルターをロックしたのはDioと思っていたが、Dioはその前に死んでいるからロックしたのはルーシーだろう。遺体はルーシーの物になった。

ルーシーが遺体の所有者になったことで何か別の物語があっても良さそうだけどこれにてSBRの物語は終結。

ジョニィはジャイロの遺体と馬をジャイロの祖国に届けるために船に乗ろうとするが、税関に止められACT4で無理やりにでも乗せてたw

ジャイロの祖国の死刑予定の少年は王政廃止の恩赦で釈放されたが、風邪で死亡。死ぬという残念な結果だが、死刑で死ぬよりは人間らしい死に方で救われはしたと思う。


思えば俺が初めて買ったジョジョのコミックスはこのSBRだった。SBRからジョジョにハマり文庫版で一部から買い始め今に至る。

俺がジャンプを買い始めた当時6部が連載中だったが、途中から読んでも意味がわからず、絵も気持ち悪いと思い読まずにいた。しかし後々SBRの連載が始まり興味を持ち、Uジャンプに移って続きも読めないからとコミックスを集め出したように思う。

そういう経緯からもSBRは思い入れがある作品だ。本当に面白かった。次のジョジョリオンも期待している!

個人的な評価
★★★★★



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ジョジョにおけるラスボスはやっぱりアイツ!!「STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン」23巻 感想 



ウルトラジャンプでは完結し現在第8部ジョジョリオンが連載中。そのためかSBRのコミックスも来月完結。

23巻の表紙は自分の脚で立っているジョニー。ちょっと感動する。

本編は大統領の説得にジョニィが100%信じたところから。ジョニィは100%信じたがもう1%信じたいと大統領が別次元から持ってきた銃を拾い投げた。

ジョニィの「拾ってみろ ヴァレンタイン大統領」のときの顔がかっこいい。

もしこれで大統領が銃を隠し持っているなら同じものが二つ存在することになり銃は消滅する。すなわち大統領は嘘を言っていることになる。

それに対し大統領は隠し持っていた銃を抜きジョニィに発砲した。落ちている銃と合わさって消滅する前に発砲した。一方でジョニィも爪弾を発射し大統領に命中させた。

大統領はあれほど大層なことを言っていたけど、嘘であったというわけだ。これでジョニィは勝利した。これでジャイロも戻ってはこない。ジャイロは霊魂みたいになってジョニィに別れ告げて逝ってしまった。そしてジョニィもジャイロに別れを告げた。

ジョニィの大統領との最後のやり取りが本当にかっこ良かった。

大統領はハンカチと共に穴の中に埋まり、残ったのは肉スプレーと聖人の遺体だけ。

ジョニィはたぶん肉スプレーで治療をし、遺体を包み馬に乗せた。

ジョニィはジャイロへの感謝と義理を果たすためジャイロの遺体を探すとルーシーとスティーブンに話すが、気がつけば聖人の遺体が謎の馬の足跡と共に消えていた。敵はまだいた。

ジャイロは遺体を誰にも渡さないとジャイロの遺体と馬をルーシーに任せレースに戻ることにした。ジャイロという大きな犠牲を払いこんなに苦労したのにここであっさりと遺体を奪われるのはあまりにも悲しい。

だがその前にスティーブから生前の大統領が遺体を保管するための地下シェルターを作っていたということを明かした。一度そこに保管すると軍隊でもスタンドでも破壊できないらしい。とにかくすごいシェルターらしい。

ジョニィはレースに戻り足跡を追いながら遺体を盗んだ犯人探しを始めた。犯人を見つけ爪弾で撃とうとしたが、そのとき突然敵が消えて次に背後に現れた。

足跡は大統領がいた穴から出てきており、その犯人とはなんとDioだったw やっぱりこのジョジョにおけるラスボスはディオだった。

しかもこのDioのスタンドは恐竜ではなく、かつて第3部で承太郎たちを苦しめた「THE WORLD」。タロットカードとか関係ないのに。

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「オレだけの時間だぜ」と当然ながら時間を止めて来た!黒バックでドォーーンという演出が懐かしいw あとこれまた懐かしいナイフ投げもしてきたw

大統領は敗北前にかなりの数の次元を渡り生きているDioを探していた。大統領は別次元の生きているDioに遺体のこととジョニィの無限の回転の脅威を押教えていた。大統領はそこまでしてアメリカに遺体をもたらしたかったようだ。

DioのTHE WORLDの効果は時間を5秒間だけ止めること。時間が止まっているのに5秒間というなんたらかんたらというセリフは昔もあったねw

ジョニィは時止めナイフを防ぎきれず落馬した。Dioは爪弾を脅威に思いながら射程外をキープしていた。無限の回転にも何か対策を考えているようだった。さすがDio。こざかしい。

ジョニィを残し、Dioはレースに戻りシェルターを目指した。ジョニィもレースに戻るがいともたやすく時間を止めていることに気付いて驚いたw 昔は花京院が命を賭して暴いた能力なのに。

その後ジョニィは5位でゴール。レースの優勝圏内にはポコロコ、ディエゴ、ノリスケ、ジョニィの4人がいた。そしてファイナルステージの観客席にはジョニィの父が応援に来ていた。ジョニィの父はこれまで息子にしてきた仕打ちを懺悔し、自分の息子がレースをここまで勝ち抜いてきたことを他の観客の前で泣きながら叫び拍手を受けていた。

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ジョニィも涙していたし、救われて良かった!このシーンが今回一番感動した!

ジョニィはDioに追いつき攻撃しようとするが、Dioはワイヤーを張っていてジョニィを落馬させた。大統領から無限の回転のことを聞いているわけだし、警戒しているように思う。

次回ジョニィは時間を止められるDioを倒し遺体を取りかえすことができるのだろうか。Dioの世界に入門するにはやっぱり無限の回転だろうかね。すごく楽しみだ。発売日近いしわくわくする。

個人的な評価
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ジョニィの黄金の回転がついに炸裂!!「STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン」22巻 感想 



大統領とのバトルの続き。

ジャイロの死に焦るジョニィは大統領に向けて爪弾を撃つも、騎兵の回転になっておらず次元の壁から不幸は見知らぬ誰かに降り注いでしまう。

精神がガタガタなのかジョニィは愛馬までも瀕死にされてしまう。

地面に倒れるジョニィに対し大統領は語り始めた。余裕の表れなんだろうか。

これまでの犠牲は新しい時代の幕開けのための供え物だそうだ。ジョニィに1発だけ爪弾を撃たせてやるとかなり余裕な態度もとった。ジョニィの最後の一撃を凌ぐことが儀式でもあるんだろうね。

ジョニィは最後のチャンスにジャイロの言っていたLESSON5を思い出していた。

そしてジョニィがまず始めに取った行動は鉄球の回転。ジャイロが残した鉄球だ。ここでジャイロの遺品が使わるなんて最高に熱い!

その鉄球で馬の足を反応させ、馬の蹴りを自分で受けその力の爪弾に込めて放った!馬が走るフォームがどうのと言っていた気がするけど、これで黄金の回転ができるなら結果オーライ。

放った爪弾から現れたのはさらに進化したスタンド。かつての可愛い姿の面影も残らず原始人のようにごつい。

このスタンドは大統領が光の壁へ逃げ込んでも、エヴァがATフィールドを浸食するかのようにこじ開けて次々と次元を移る大統領を追いかけた。

スタンド名は「爪(タスク)・ACT4」。爪じゃなくて牙じゃなくて結局爪なのね…。それにいきなりACT4と言われたけどこれまではACT1~3だったのか。4部の康一君のエコーズを思い出す。

オマケページにタスクの説明があったが、ACT3の爪弾の穴に自分が入れる効果は異次元の境界に隠れているそうだ。それならジョニィはもとからポテンシャルがあったんだな。

ACT4はなんと近距離パワー型でラッシュの叫び声は「オラオラオラオラ」。エコーズの次は承太郎のスタープラチナで、演出が良すぎる!

次元を超えた攻撃に大統領はなんとか防御姿勢を取っていたが、地面に大穴が開くほどの攻撃を受けてボロボロだろう。

攻撃を受け穴に埋もれた大統領はこれまでのように別次元の自分と入れ替わり全回復…したかに見えたが身体を移してもACT4の攻撃は続いていた。

D4C及び大統領がまるでハイウェイスターのように薄くスライスされたような見た目になり、細胞の一つ一つが回転を始めた。

その効果はいくら身体を変えても続き、どれだけ穴から脱出しても結局は穴に落ちて生き埋めになってしまう。

馬車に逃げ込んでも馬車ごと回転し結局は穴に落ちてしまう。大統領は「無限」に生き埋めにされてしまった。

なんか5部のディアボロの最期を思い出す。終わりがないのが終わり。

この無限の攻撃に大統領は子供の頃の自分の思い出を振り返っていた。走馬灯だとしても悪役の感動的な過去話があるのはめずらしい。

大統領の父は戦争で敵に捕まり拷問されるが、決して情報を渡すことなく息絶えたそうだ。

そんな父は息子である大統領の誕生日を刺繍したハンカチを死ぬまで大切に持っていて素っ裸にされ拷問されるも、潰れていた左眼を自らくりぬいて隠していたそうだ。

家族を守ることが愛国心に繋がるから父は最期までハンカチを持っていた。そしてその愛国心を大統領も持っていた。大統領夫人ェ…。家族でも仕方ない犠牲なのか?

基本の世界に戻った大統領はジョニィに負けを認め降参し、回転を止める代わりに別次元から生きているジャイロを連れてくるという取引を持ちかけた。

漆黒の炎を眼に宿しながらもジョニィは同様していた。

大統領の目的はあくまで遺体を手に入れ自国を幸せにすることで、ジョニィやジャイロを殺す意味はない。

さらにジャイロを連れて来て回転を止めても報復はしないと約束もした。大統領は色々と抵抗したスティーブンでさえ殺してないし、約束は守りそうだ。

ジャイロはもしかしたらジョニィと友達でないジャイロかもしれないけど、基本世界にいることが重要でジャイロは未来ジャイロの道を行くそうだ。

証拠を見せろというジョニィに大統領は別次元からホットパンツの肉スプレーを持ってきていた。これは遺体の分離によりルーシーが死亡するのを防ぐために持ってきていたそうだ。

これをジョニィに渡し馬の治療もさせた。それにしてもホットパンツの肉スプレーは便利だ。本体が死んでいても、別次元にいても関係ないようだ。ホットパンツはこのスプレーを商品化したら巨万の富を得れるだろう。

大統領の私利私欲でないという説得にジョニィは自分が悪で、大統領が正義なのではと思い始めていた。

なんか悲しい顔でタスクを構えたところで終わりで次回に続く。

はたしてジョニィは大統領の回転を止め別世界のジャイロに会うこと道を選んでしまうのだろうか。

とても気になる終わり方をした。ここのところおそらくクライマックスだし、面白すぎる。

個人的な評価
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ジャイロ最期の戦い!?「STEEL BALL RUN (スティール・ボール・ラン)」21巻 感想 



今回も展開が超熱かった!あとこのSBR21巻の背表紙に近代的なつり橋が描かれていたけどこれ何なんだろうか。


冒頭は大統領のスタンドD4Cの次元を移動する能力の説明があった。次元を移動できるのはD4Cと「重力」で、重力が移動できなければ人間としても形や心の力のつながりを保てなくてバラバラに崩壊してしまうそうだ。

だからD4Sを倒せる力があるとすれば、それは重力であるそうだ。ということは、ジョニィやジャイロが目指す騎兵の回転は重力の力なんだろうね。

話は左手首を切断されて今にも大統領に止め刺されそうなジョニィへ。

光から腕を出して攻撃しようとする大統領だが、そのとき光が引っ張られて大統領の攻撃は失敗した。

なぜ光が引っ張られたかと言うと、スティーブン・スティールが意識を取り戻しルーシーを列車外へ運んでいた。

スティーブンも男を見せたな。愛するルーシーのために恐ろしい大統領に刃向うなんてかっこいいじゃないか。

ルーシーは大統領から離れれば呼吸もし遺体化も止まるからジャイロに馬で運んでくれと頼んだ。

まんまとルーシーを連れて行かれた大統領はスティーブンに歩み寄り傷口に指を突っ込みグリグリと痛そうなことをしていた。そうとう悔しかったのだろう。

しかし大統領はスティーブンを殺さない。ルーシーと約束したから。

神聖な遺体と化したルーシーだし、そんなルーシーとの約束を破ったら縁起が悪いとでも思っているのだろうか。あるいは大統領として約束(マニフェスト)を破ることは上に立つ人間としてダメと思っているのかもしれない。

しかしムカついたからと痛みだけはたっぷりと味あわせていた。大統領おちゃめだ。

ジョニィは手首の傷が心臓に接近していたためその傷をタスクの穴の移動で樹に移していた。穴を合わせて移動させるなんて便利な能力だ。

ルーシーを連れて逃げるジャイロを眺めながらジョニィはジャイロの鉄球を披露。そこには大統領の左耳がへばりついていた。

ジャイロの黄金の回転は半分だけだが成功していた!希望が見えてきた!

間のページにD4Cの能力の説明があった。ルーシーの遺体の力で光の中へ入れるようになった大統領のD4Cは『D4C-ラブトレイン-』という名前らしい。

アイテム(矢・遺体)による強化はゴールドエクスペリエンス・レクイエムみたいな感じだろうか。


ジャイロは馬にルーシーを乗せ迫ってくる大西洋へと向かった。ルーシーから出ている光のラインに引き寄せられるためジャイロは背水の陣になっていた。

しかしこれはジャイロの作戦で大統領が違う次元に逃げても正面以外から来れば周りが海で溺れてしまうことを狙っていた。

扉を開けたらそこは海中だったとなればさすがの大統領も終わりだ。

正面の光のラインから迫ってくる大統領はジャイロが未だに馬に乗っている事を、自分の左耳がないことに気付いた。

焦って動揺する大統領に向かって黄金長方形のフォームで馬を走らせ接近するジャイロ。

大統領は取り合えず波に挟まれて隣の世界へ逃げ何人か増援を連れてきた。増援は海中に居たが、息ができなからそう長くは居れないだろう。ここはジャイロの作戦勝ちと言っていいのかな。

大統領が「「一手」見誤った者の敗北」どうのこうのというセリフは何だか懐かしかった。6部でプッチ神父も言ってたっけなぁ…

どの大統領が本体かという問題があったが、耳のない大統領が本体だとジョニィが叫んだ。しかしそう叫ぶのも計算の内で大統領はすでに身体を代えていた。

ジャイロは冷静に光のライン上にいる大統領が本物と見極め黄金の回転をさせた鉄球を投げ見事D4Cに命中!!!

D4Cがどんどん崩れていってすごかった!これが重力の力なんだろう。

さらに鉄球の軌跡の線から某著作権ネズミのような耳を持ったスタンドのようなヴィジョンが現れ大統領を攻撃!

D4Cの左半身を攻撃した黄金回転君の能力でD4Cの左半身の縫い目はほどけボロボロになった。そして本体である大統領も左半身の頭髪が抜け落ち老化しておじいさんになっていた。

重力の力すげー!!!

ここでこの黄金回転の化身の説明がおまけページあった。

名前は『ボール・ブレイカー』でどうやらスタンドではなく技術みたいだ。

スタンドはスタンドでしか倒せないはずだけど、それに匹敵するくらいのエネルギーを持っているようだ。

精神のエネルギーではなく、黄金長方形による馬の走行と黄金長方形による無限の回転のエネルギーの形がこの「ボール・ブレイカー」。

この「鉄球」投球技術は次元の壁を突き抜けるそうだ。技術の力で次元を超えるなんて超強そうじゃん。


左半身がボロボロでもまだピンピンしている大統領は再びジャイロと激突。

その前にジャイロはジョニィに語り始めた。



『LESSON5』『一番の近道は遠回りだった』『遠回りこそが俺の最短の近道』

お前がいたからその道を渡って来れた




突然こんなことを語りだしてこれって…

ジャイロはギャル ギャル ギャルと再びボール・ブレイカーを出現させ大統領を攻撃。

しかしボール・ブレイカーは大統領の前髪を掴むもそれ以上手が届かなかった。ボール・ブレイカー君が必死に大統領に手を伸ばしているのはジャイロの必死の思いの表れだろう。

大統領は右半身も老化するが、ピンピンしていて見た目のみが老化したようだった。

ジャイロが投げた鉄球は偶然光のラインを通過していたため少しだけ削られ世界のどこかに飛ばされ楕円球になっていたそうだ。

これにより黄金の回転は不完全で大統領を倒すまでには至らなかった…

どうやら削られたのは一回目の攻撃のときのようだね。黄金の回転を大統領に投げるも直前で光のラインで削られ左半身しか老化できなかった。

そして戻ってきた鉄球を触ってジャイロもそれに気付き、ジョニィに『LESSON5』を語ったようだ。二発目も鉄球は楕円球のままだから同じく右半身しか老化できず致命傷には至らなかった。おまけに大統領に反撃され逆に致命傷を負ってしまったと。

1発目は黄金の回転なら次元の壁を超えれたはずだから完璧ではなかったのかもしれないな。

ジャイロは鉄球を回収するもそのまま落馬し海に飲まれていった…

その一部始終を見ていたジョニィの脳裏にはジャイロとの思い出が走馬灯のように巡っていた。

汗をダラダラを流し涙も滲ませるジョニィ。ジャイロの死を悲しんでいる暇は無さそうだ。

今ジョニィはどういう心境だろう。恐怖か悲しみか。

ジョニィに残されているのジャイロのもう一つの鉄球。これは真円球なはず。そして自らのスタンドのタスク。

ジョニィも黄金の回転で鉄球を投げるのか、それとも黄金の回転でタスクを放つのか次回がすごく気になる!

個人的な評価
★★★★★



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ついにジョジョ通算100巻達成!!「STEEL BALL RUN (スティール・ボール・ラン)」20巻 感想  



ジョジョの奇妙な冒険も第1部から数えてついに100巻。ウルトラジャンプでも100巻を記念して付録に記念小冊子がつくそうだ。とてもめでたい。


列車の車輪に挟まれ隣の世界に逃げた瀕死の大統領はD4Cを隣の自分に移動させ復活。隣の大統領はD4Cが移ったことにより自分が基本になったと理解した。

各世界の大統領はボディに過ぎず、ボディが故障したら取り替えるD4Cこそが大統領たらしめる本体のようだね。

しかし基本の大統領が身体を乗っ取るというわけではなくあくまで意志を受け継ぐだけのようだ。もしも自分とまったく同じ記憶を持つクローンがいるとして基本の自分が死んでもクローンがいるからまぁいいかと思えるだろうか。俺は思えない。大統領の精神は俺にはわからない。

復活した大統領は遺体のある基本の世界へ「どジャアあああ~~ン」と自ら擬音を発しながら登場。大統領のいきなりのこのセリフに驚いた…


大統領を追うジャイロとジョニーの背後には「クマに注意!!」の看板が迫ってきている。他にも水たまりの魚がジャイロの指を噛んだりと異様なムードに列車の機関士の攻撃だと疑う。

列車内のホットパンツは遺体と化したルーシーを発見。ルーシーは関節が人形のようで、身体の表面に鏡を張ったような状態になっていた。髪型にまだルーシーの面影が見えるけど遺体というよりスタンドみたいな感じだ。

さらにホットパンツが見たのは空間がルーシーを中心に寄って行く様子。ワインボトルとコップが一体化したりもしていた。4部で億安がザ・ハンドを初披露したときに空間が削り取られ扉が「立 禁止」になっていたのを思い出すな。

大統領もルーシーのもとにやってきてこの現象は遺体の能力で自分の味方と理解。ホットパンツには窓ワクやクモやハエが集まってきた。そして肉スプレーでも取り出せないそれは心臓に届き列車から落下。HPリタイヤ?明確な描写がなかったけどやばそうだ。このまま登場しなくても何ら不思議じゃないように思う。

大統領はルーシーを中心としてできている「空間のスキ間」を発見した。このスキ間に吸い込まれるように周りが集まってきているみたいだ。大統領はこのスキ間を自由に動けるというD4Cの新たな能力を発現。ずっとスキ間に居れば無敵じゃないかと思えてくる。

ジャイロは機関士のもとへ到着。機関士はもちろんスタンド使いではなく一般人。大統領の能力により鏡から両手足と顔以外を隣の世界に入れられ、隣の世界にある胴体部分にはもう一人の自分の手足が括りつけられていた。さらに隣の世界には両手足を切断された自分がいるというえげつない状態。

ようするに機関士は基本の世界に戻っても両手足が吹き飛び、向こうの世界に行っても全身が吹き飛ぶという救われない。いともたやすく行われるえげつない行為だ。鏡で隣の世界に移れるの?という疑問はどうでもいいや。

ジョニーの前に現れた大統領はルーシーを盾に攻撃をガードしようとするが、ジョニーは漆黒の炎を眼に宿し迷わずルーシーごと爪弾を発射。しかしその爪弾の穴はルーシーを移動し大統領へ。人質が通用しない穴の移動TUEEEE!!!

大統領は穴を新聞で挟みまるでマジシャンのように隣の世界へ「どジャアア~~ン」と飛ばした…かに見えたが、穴は隣の世界へ飛ばせなかった。その隙にどんどん爪弾を発射するジョニー。この戦闘中にもハーブを食べて爪を補充しているのだろうか。

焦る大統領は穴を空間のスキ間に突っ込んだ。すると穴は外の無関係な農民へと映った。この現象を見て大統領はルーシーは「女神」「害悪なる」ものはどこか遠くへ行き、吉良のみが自分に集まってくると気付いた。そして大統領は円卓のナプキンの最初をとうとう掴んだ!

あらゆる空間のスキ間に居る限りダメージをどこかへ飛ばせるなんて凶悪な能力だね。マジェント・マジェントの「20th センチュリー・ボーイ」の強化版みたいだ。

ジャイロは魚に噛まれた傷が首の大事な血管に到達しピンチになっていた。大統領は空間のスキ間からジョニーを攻撃。ジョニーの攻撃はすべて世界のどこかの誰かへ移ってしまう。無関係な人殺してしまった罪悪感とかもありそうだ。大統領の攻撃は射程距離が2mのD4Cによる直接攻撃しかないのだ唯一の救いか?

ジョニーのピンチにジャイロの鉄球がD4Cに命中。しかしもちろんダメージは遠くへ飛ばされる。魚の傷も心臓へ向かっていた。ピンチすぎる。止めを刺されそうなジョニーは列車のつなぎ目を破壊し列車のスピードを落とし空間のスキ間をずらして大統領の攻撃を防いだ。

攻撃がまったく通用しない大統領にジョニーの心は折れていた。走馬灯まで見ていた。大統領が「正義」で自分達が「邪悪」とまで言い出す始末…がんばれジョースター家!

絶望が襲うジョニーにジャイロは投げた鉄球に大統領の髪の毛が絡まっていたことを明かした。かつて騎士は甲冑を身につけているから騎兵の回転は防御を突き抜けるための回転かもしれないと推測。ジャイロは結果として髪が絡まっていたと言っていたが無意識のうちに騎兵の回転を投げたんだね。

停止している列車に対し、希望を取り戻したジョニーとジャイロは馬に乗りかまえた。馬を黄金長方形の形にして騎兵の回転を生むために。

大統領は2人を不信に思いながらもスキ間から線路の下にもぐり迫ってきた。ジョニーとジャイロは大統領から逃げながら馬の走行フォームが黄金長方形になるのを待った。そしてジョニーの馬が黄金長方形のフォームになったのを確認し大統領めがけ爪弾を発射!

発射するが…D4Cの手刀によりジョニーの左腕が切断。爪弾もはずれたっぽいところで終わった。ジョニーは攻撃手段である片腕を失ったわけし強さ半減じゃん。少なくとも連射数は10から5に減少。これで勝てるのかな。

あとはジャイロの鉄球が騎兵の回転をして大統領に直撃してくれればいいんだけどいいところで終わるなぁ…

個人的な評価
★★★★★



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プロフィール

じゃいろぺりん

管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

最近コメント返信できなくてごめんなさい。

地方在住のため書籍の入手が発売日より1~2日遅れるのが不利。

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