これで最終巻だった。そのためかシリアスな内容が多かった。
前回がんばって作ったゲームをアンケートで酷評されて修正派と修正しない派に内部分裂してしまったゲーム部の面々。唯一冷静だった悠紀も気合を入れて描いた原画を勝手に修正されて、さらにバラバラになってしまった。
がんばって作った作品を否定されるのは辛いだろうし、怒りもするだろうから十代の青少年たちならこうなってしまうのも仕方ない。
皆部室から出て行き、残ったのは実質真菜一人。一人やつれながらも修正を進めるが、布団が破れたせいでパソコンが死亡してしまった…
パソコンを使わない作業をしていたからまだ良かったけど、泣きっ面に蜂だ。こういったものは一人じゃ限界がある。
部室が燃えたことで一応部員が集まった。悠紀は散らかった部室で昔描いた自分の原画を見つけ自分の絵が劣化していることに気付いた。そして真菜とは仲直りた。
冷静になった真菜は両派どちらも納得させるために、クオリティアップを理由に1週間延期する案を出したw
クオリティアップのための延期って漫画雑誌のおける作者取材のための休載と同じくらい信憑性に欠ける言い訳な気がする。まぁでもどう解釈するかだし、バグとかミスの修正は確かにクオリティアップだろうw
延期することにはなったが、あの酷評アンケートの主は外部の人でその人が見つかった。そこで完成したらその人にプレイしてもらうことになった。
そのためにメンバーはノンストップでゲーム作成に集中するが、不意に若宮がマッサージチェアに座って、パワー最大で悶えていた。シリアスなシーンでいきなりエロシーンがあって驚いたw
休みの日も悠紀の家で真菜と美悠の3人で作業を進めた。しかし途中妹がスケスケランジェリーで誘惑してきた。最近妹物が流行っているけどこの妹はどの妹よりも大胆だと思う。おち○この妹だって兄にはばれないようにしているのに。
3人は作業も進め、途中行き抜きに遊んだりもして、いつしか寝てしまっていた。スカートがめくれたまま大の字で寝る真菜も真菜だが、悠紀はいくら寝ぼけていたからと言って、胸を揉みキスをするのはないと思う。どんな寝ぼけ方だよ!ありえないでしょ!寝ぼけた状態で下手したら犯罪者じゃん。
苦労の末ゲームが完成しいよいよ“キモオタのアンケ主”が登場したが、そいつは
宮乃明という年下の中三のツインテール娘だった。こんな可愛い娘がキモオタなんてショックだねw
しかも速読をマスターし絵も瞬き一つで記憶できるというノベルゲームをやるために必要な超人的スキル持ってるし。まぁ容姿がどうであれキモオタだったw
ゲーム部のゲームにキモオタの明からも「ミラクル満点」という評価を貰いついにゲームが完成し、ゲーム部を廃部にしようとしている会長にプレイさせることになった。
順当に会長が感動してハッピーエンドかと思ったら、会長は何としてもゲーム部を潰すためにウイルスを使い破滅させようとしていた。見た目はロリなのに腹が黒い!
ウイルスは明によって阻止され、会長はやっとまともにゲームをプレイし始めた。そして会長は単純にゲームに感動し無事ゲーム部は存続となり正式に部に昇格してめでたしめでたし。
青春やラブコメや萌という要素を含みながらゲームを作るという物語が綺麗にまとめられていては面白かった。全4巻を通してゲーム部を存続させるという目標に立ち向かったけど、個人的には次の展開があって欲しかった。でも残念ながらこれで完結…。
個人的な評価★★★★☆
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