時代設定は明治で主人公の相模竹之丸は、天使との契約により
誰にでも「愛される容貌」と音楽における「天賦の才」という二つの祝福を手に入れた。
だがその代償として自分を愛してくれた人の心臓から
聖女(マリア)の涙を取りださなければならない使命を与えられてしまった。
こんな設定の話だったが、メインヒロインと思っていた奈々緒がいきなり1巻で死んで驚いた。残酷だ…
竹之丸は今で言うハーフだったため、子供のころ回りからひどい扱いを受けていた。そして病気になり死ぬ寸前天使がやってきて契約を結び復活した。
竹之丸はそんな辛い過去に戻りたくないから、聖女の涙を集めていた。
かつて誰からも愛されなかった自分を愛してくれる人を○さなければならないなんて精神に異常をきたしそうだ。
それでも過去に戻りたくないから○す。非常に人間くさいと思う。
そしてたまに見せるだらしなさも、聖女の涙を集めているときとギャップがあって興味深かった。
後半登場した竹之丸の幼馴染の仲恵は喋り方が気に入らなかったけど、それ以外はいい人であった。
竹之丸の子供のころも優しくしてくれた数少ない人のようだ。だがこれは死亡フラグではないか?
この漫画は定期的に人気キャラクターランキングをして、不人気なキャラクターが聖女に選ばれる確率が高くなるそうだからわからないけど…
生き残ってほしいな…
1巻は竹之丸は聖女の涙集めをするのに邪魔になるシスターを次の聖女にすると言って終わった。
つまり自分に惚れさすのだろうが、怖いね…
個人的な評価★★★☆☆
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