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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

かなこは最後まで道化…!? 最終回「まりあ†ほりっく」 14巻 感想 

まりあ†ほりっく 14 (MFコミックス アライブシリーズ)
遠藤 海成
KADOKAWA/メディアファクトリー (2015-02-23)


まりあ†ほりっく 14巻 感想です。

8年の歴史に幕。1巻発売当時から集めていたわけではないけど、また青春が終わって感じがする… アニメの曲好きだったなぁ…


最終巻はここ数巻のシリアス路線からの続きと思っていたが、ギャグも多く、平常運転のまりあ†ほりっくが読めてほっとした。最後にちゃんとこの漫画らしいギャグ展開が見れて良かった。

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しかし、かなこが鞠也の祖母の形見のロザリオを壊してしまう事案が発生。

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さらに鞠也が女子寮を出ていき、さすがのかなこも焦るが、何だかんだでギャグ漫画だったw

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雰囲気重そうなのに読んでみるとそうでもないから、面白い。

そしてこの作品の長らくの伏線であったかなこのロザリオのこともさらっと真実が明らかになった。ここまでの物語ですごく意味深だったのは、このさらっと流すというギャグの前振りだったのかw

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かなことロザリオの件は落着し、物語はクライマックスに向けて凛々しく強気な鞠也のターンがやってきた。鞠也が挑むは実家から送られてきたの謎の暗号の解読。ちなみに、この暗号はカトリック系の学校のクリスマスらしい素敵なもので最後に待つ感動の助けになっていた気がする。

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結構複雑な暗号だったけど、無事解いた鞠也と静珠を待っていたのは死んだはずの祖母だった。

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自分の死を偽り、遺言で二人にこんなことをさせたわけなど、さすがに真面目な雰囲気で語られた。だけど寿命が残り幾ばくなのは真実で、最期に語った二人の孫たちへの愛は当事者にとっては感動的なものだったろう。

死んだと思っていた相手に逢えた上に、こんな照れくさいサプライズは嬉しいことこの上ない。

祖母の愛に泣き崩れる鞠也を見て、この物語の主人公は鞠也だったんだなぁと感じた。

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かなこなんて、ジョーカーで道化のようなポジションだった。最後までw 通常版では最後まで表紙を飾れなかったのも当然だと思った。クライマックスでここまで蚊帳の外だし。

それでも最後まで頭の中がお花畑で、まったく成長しなかった彼女には大変笑わせてもらった。

個人的な評価
★★★★☆



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鞠也の性別バレ危うし!?「まりあ†ほりっく」13巻 感想 

まりあ†ほりっく 13 (MFコミックス アライブシリーズ)
遠藤 海成
メディアファクトリー (2014-01-23)


今回もややシリアスな内容で、前回のかなこの姉の衝撃発言からの続き。

鞠也が性別を偽っていることをナチュラルに見破ってしまったかなこの姉「柚芽」。一応学園の生徒じゃないからセーフだけど、鞠也は事情を全て語ったようだった。

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何気にこの姉妹は凄いね。二人揃って性別知ってしまうなんて。


進路の話では、かなこの希望は アイドルマスターだったw

志望大学とか理系文系とかではなくアイドルマスターw 希望がアイドルじゃなくてプロデューサーの方ってのも笑えるw

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深い理由がないところが痛く、いつものかなこだった。調査用紙にアイドルマスターと記入し、担任との面談での教師の冷めた視線がシュールw


完璧な人間すぎる鞠也の正体は、ロボットなのではと考えた生徒会メンバーが鞠也を付けたりして探る話はアホな話で面白かった。

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だけど、熱烈なストーカーの小町はマジでしっかり観察していて、かなこに対する鞠也のにが虫を噛み潰すような顔や、胸のパッド、たまに泣き黒子が左右逆になっていることまで把握していて怖かった。

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ここまで羅列されると鞠也って結構ボロを出してるんだなとわかるw でも小町は鞠也の正体には気付いていないというのは思い込みの怖さを語っているように思う。

で、今回の表紙はこの小町か。だいぶマイナーなキャラだ。


かなこの姉や小町は見る所は見ているようだし、鞠也は完璧超人でないということだね。それなら他の生徒が鞠也の正体に気付く可能性もあるわけで、今回そんなヒヤリハットを感じる展開だった。

個人的な評価
★★★☆☆



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かなこに彼氏ができる…!?「まりあ†ほりっく」12巻 感想 

まりあ†ほりっく 12 (アライブ)
遠藤 海成
メディアファクトリー (2013-09-21)


前回が折り返し地点だったせいか、12巻はかなこが真面目に部活に励んだり宮前家の血筋の話があったりシリアスな内容が多めだった。

鞠也とかなこが遠い親戚同士だったというのが今回の一番の驚きw

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この事実を妹は知ってて、かなこだけ知らされていないというのはギャグキャラ主人公らしい。

このことを記した父からの手紙が風に飛ばされたことを縁にかなこは御星の森学園の副会長の「小野坂桐絵」に告白されてしまった。

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鞠也に負けず劣らずの完璧超人の桐絵がなぜかなこなんかに告白をしたのかまるでわからなかったw しかも半ば落とすような感じで。

紳士なキャラだけど手紙の内容と何か関係があって裏があるのかな。

かなこの優秀な姉も満を持して登場した。

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鞠也とはSNSやメールでは知り合いだった様子。

やや変人っぽい雰囲気はあったけど、鞠也が女装していることを見抜く眼力を持っていた。

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で、鞠也バレちゃって大丈夫なのか!?というところで次回に続く。

かなこに近づく副会長と色々知ってそうな姉の登場で、しばらくはシリアスめな展開になるのかな。

ダメ人間のかなこが怠惰に過ごす日常回がちょっと恋しいw

個人的な評価
★★★☆☆



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穂佳の恋に決着!?「まりあ†ほりっく」11巻 感想 

まりあ†ほりっく 11 (アライブコミックス)
遠藤 海成
メディアファクトリー (2013-02-23)


この巻が物語の折り返し地点らしいけどまったくそんな感じはせずにいつも通りのまりあ†ほりっくだった。

恋とは何かとウザったらしく悩むかなこは穂佳の触れてはいけないところに触れて、ビンタされてしまっていた。確かにこのときのかなこは地獄のミサワのキャラのようにウザかったw

教室を出て行ってしまった穂佳には思い人である隆顕がフォローに当たり、穂佳は隆顕に恋の悩みを相談した。

そして穂佳の話から自分への好意を察した隆顕は男前だった。昨今の鈍感系主人公なんてめじゃないほどかっこよかったw そりゃ惚れるわ。

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10月16日の鼎神父の誕生日の話ではプレゼントがみんな「~ソース」で笑えたw そのソースの作り方を詳しく知っている鼎神父の解説もマニアックだしww 鼎神父回最高だw

その鼎神父は自身の名前「藤一郎」は十月一六日という語呂合わせなのではと悩んでいた。

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事実は明らかにならなかったが、鼎神父は救われないキャラだなあw

かなこのペットの触手は完全にペッチ化していて、何だか可愛ささえも感じてきた。与那国さんよりは愛嬌がペットとしては上w

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散歩とかも普通にしてたし、この慣れが笑える。

かなこは出会いを求めて弓道部に体験入部するが、その練習はジャージに軍手でゴムの弓を引くという華やかイメージとはかけ離れるものですぐに逃げ出してしまっていた…

今回のかなこは本当にダメすぎるな。スポーツの練習なんて最初はそんなものだろうに…

最後はシリアスめに、鞠也がかなこの妹からかなこが頼りがいのある人になったら渡すようにと手紙を預かっていることが明らかになったが、内容は何なんだろうか。

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今回はかなこのダメ人間っぷりがいつもより多く描かれているように感じた。そして最後の手紙の件といい、この辺りが折り返し地点なのかもしれない。

ダメっぷりがかなこのアイデンティティーとなっているが、今後変わって行くのだろうか…

個人的な評価
★★★★☆



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かなこが生徒会長選挙に出馬するが案の定w「まりあ†ほりっく」10巻 感想 

まりあ†ほりっく 10 (アライブコミックス)
遠藤 海成
メディアファクトリー (2012-11-22)


まりあ†ほりっくのコミックスもついに2桁目に突入したけど、かなこのダメさ加減はどんどん悪化していっているねw

今回、かなこは竜胆の面白半分な策略により生徒会長選挙に出馬することになってしまった。しかも当選できなければ寮から出て行かなければならないというペナルティー付きで。

対抗馬は穂佳で強敵だったが、鞠也に土下座して助けてもらったり、竜胆がライバルの悪い噂を流布して相対的にかなこの人気を上げたりするせこい選挙活動をしていて、馬鹿馬鹿しい内容ではあったけどがんばっていた。

そして投票日の支援者による応援演説では鞠也が壇上に立ち演説をしたが、たぶん何かのパロディなんだろう、すばらしい演説のようだったww

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これで次期生徒会長は立候補もしていない鞠也に決まったw

なんだろうこの適当なクイズ番組の司会者の気まぐれで最後の問題に正解した人は1億点みたいな展開はww

こうしてかなこは寮を追い出され野宿をすることになった。その愚痴がミンス党批判になっていて、今回のまりあ†ほりっくはまるで久米田作品のように社会風刺がきいていた。

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かなこは鞠也会長の影の生徒会長という名のパシリになることで寮への復帰を果たした。

そして阪急電鉄の小林一三さんの「下足番を命じられたら日本一の下足番になってみせろ そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ」という名言に説得され、パシリを全力でやろうとするかなこは奴隷根性が染みついていて笑えたw 名言が安っぽく聞こえるね。

あと、生徒会長は内申点が少し良くなるだけで特に権限もないからおいしくないみたいな話はリアルでその通りだと思った。実際問題そうなんだよね!アニメやラノベの生徒会長権限多すぎ!学校の支配者かよ。風紀委員なんてのも存在していない学校が多いんじゃないだろうか?

パシリをしてもご褒美がないというかなこのイメージ図のDQNがウィザードライバーを要求してて面白かった。でもそこはプリーズと言っておいてほしかったなw

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百合展開を望むかなこはほとんど無理やり恋愛相談を請け負い、その流れで自分を好きになってもらおうと企んでいて、それが非常にうざかった。

かなこは最初からウザキャラだったけど、シリアスなシーンでページをめくって1コマ目がミサワネタだったのがここ一番にウザかったww

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これには不意をつかれたw

今回はパロディや社会風刺が面白い巻であった。

個人的な評価
★★★★☆



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管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

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