ルリドラゴン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
ルリドラゴン 1巻 感想です。
少年ジャンプでは休載しているためコミックスの発売は絶望視していたからこうやって1巻が発売されたことは僥倖。
主人公は朝起きたら突然頭から龍のツノが生えていた女子高生「
青木ルリ」

不思議と冷静な母が言うにはルリの父親はドラゴンであった!
頭からツノという超常現象なのに学校のクラスメイトたちも物珍し気ではあるが思ったよりは冷静でいい感じでゆるい空気が心地よい物語だった。

いい意味で少年ジャンプの漫画らしくなく、少年チャンピオンと言われても騙されてしまうかもしれないw
ルリのドラゴンとして体質の遺伝はツノだけにあらず、炎までも吐けるようになっていた。

炎は危険なためその制御のために母と特訓をしたり、母娘の親子愛の描写も良かった。
母は娘の変化に一見冷静でそっけない雰囲気だけど、靴を泥だらけにしてルリの父の龍に話を聞きに行ったり、学校に訪問して頭を下げてお願いしたり見えないところでの娘への愛情が暖かかった!

炎を吐いたことで不登校になるルリだったが、毎日友達が迎えにやってくるのもいいシーンだったと思う。こんな友達欲しかった😂
しかもルリ可愛い!

母の愛やクラスメイトの友情もあってルリはツノが生えていても学校に馴染み、JKらしい日常を送ることができていた!
「ちゃんとJKしてる」というセリフはこの作品の物語性を体現してるいいセリフだと思った。


再び学校に馴染み始めたところで炎に引き続き今度は放電能力が発現!

1巻はここで終わり。早く続きが読みたい!早く体調整えてもらって連載再開してもらいたい。
少年ジャンプ作品とは思えない少年ジャンプの漫画で面白かった。よく連載を決定したと思う。
少年ジャンプには珍しいバトルでもギャグでもない上に女子高生を主人公とした日常ものというイレギュラーな作品だし、できるならこの方向性で今後も続いて欲しいと思う作品だった。
個人的な評価★★★★☆
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
