【推しの子】 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
【推しの子】 8巻 感想です。
2.5次元ミュージカルも千秋楽を迎えアクア、ルビー、有馬かなたちは宮崎にMVのロケを兼ねて旅行に行くことになった。
宮崎は生前のアクアとルビーが居た病院があった場所で物語上何も無いわけがないからわくわくする新展開。
アクアは別れ話を切り出すためにあかねも誘うがあかねは今や番組への義理立てのためだけに付き合っているわけではなくなっているようだった。

アクアは復讐の相手を探すためにDNA鑑定をしまくっていることを打ち明け、復讐の相手がすでに死亡していることもあかねに喋ったのだった。
でもあかねはその話を聞いて何か抜け穴に気づいてしまった。

それを教えるかどうか悩むあかねは今後いい活躍をしそうだった。
実際抜け穴って何だろう。異母兄弟とDNAが一致したのは復讐の相手の父親の血じゃなくて、母アイの方だったというのは現実的じゃない気がするし、異母兄弟の両親が本当の両親じゃなかったとかか?
ルビーが母の墓参りをしているシーンで黒幕が少しだけ登場。雰囲気若い。

旅行のためのスーツケース選びを名目とした有馬かなとアクアのデートは、アクアのエスコートが完璧すぎて面白かった。これはモテる。

あかねの存在に嫉妬したりアクアに弄ばれる有馬かなは映える!
空港でもルビーがあかねを姉扱いして落ち込む姿が可愛かった。

MVの撮影ではアイドルのセンターとしてのポテンシャルを見せつけた有馬かなだったが、だからこそアクアのような男の影で炎上しかねない。そのことをアクアはあかねに注意されていた。

原作最新話あたりの内容はここに伏線があったのは気づかなかった!現実的に恋愛禁止なアイドル有馬かなは勝利できるんだろうか。
そして宮崎の地で、ルビーとあかねはついに生前のアクアの死体を見つけてしまう…

直前にルビーが生前の医者であったアクアのことが結婚したいくらい好きだったと語っていて胸に来るシーンだった…
ルビーはこの遺体発見を機に先生と母を奪った犯人に復讐を誓ったのだった。

アクアが復讐を諦めた矢先に、今度はルビーが黒く染まって復讐活動をするのは意外な展開だった。
頭脳を使って立ち回って犯人捜しをしていたアクアと違いルビーはどうやっていくのか期待している!
第七章 中堅編がこれかからスタート。ますます面白くなってきたし期待せざるを得ないッ!
個人的な評価★★★★★
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