武井 宏之
講談社 (2018-11-15)
売り上げランキング: 365
SHAMAN KING THE SUPER STAR 1巻 感想です。
ジャンプ改が休刊したり色々あって出版社を変えてシャーマンキングが再始動。ジャンプ改も相当前だから懐かしい!今回はどんな事情でも打ち切りにならないでほしい。
多くの読者がジャンプ連載のプリンセスハオで終わってそうだから簡単にその後をおさらいしておく。
完全版やジャンプ改などで語られた物語を。
結局、葉たちはどんなに修行をしても葉王を倒すことはできず和解エンドとなるのが結末。葉王がシャーマンキング(=神)を目指した目的も亡き母と再会するためという愛のある目的だったため、すべてが丸く収まった。
ちなみにチーム・ガンダーラがまともに戦えばスピリット・オブ・ファイアを有する葉王を力で制圧できたそうだ。スーパーサイヤ人3の悟空が初期形態の魔人ブウを倒そうと思えば倒せたのと状況は似ている。
その後神となった葉王は葉とアンナの息子の花に葉王おじさんと呼ばれ慕われるくらいには丸くなっているw
詳細はウィキやこのブログでも一応紹介している。
http://ilikemanga.blog87.fc2.com/blog-category-37.htmlそれから今回の物語。
兄弟同士普通に歓談を楽しむことができるくらいの仲になっていて微笑ましいハオと葉。

葉の持ち霊だった阿弥陀丸は息子に引き継いだため、今はスピリット・オブ・アースで強い。
微笑ましい場面だが、さすがは世界の問題児ハオ。持ってきたのは闘いの話。
一部過去作と重複する説明になるが、シャーマンファイトは500年に一度開催されそのたびにシャーマンキングが決定する。現状ハオを含めて歴代の神が合計8柱いるそうだ。

シャーマンキングも実は万能でないため、ハオが好き勝手するには神の5/8の賛成がいるらしく、そのために行うのが神々の代理戦争「F・O・M(フラワー オブ メイズ)」。シャーマンキング同士が直接戦うと地球がめちゃくちゃになるため、代理戦争をして我を通すそうだ。
この1巻ではそのメンバー集めに物語世界を解説しながら三代目イタコのアンナが活躍する物語。

本名「アルミ・ニウムバーチ」。名前からわかるようにパッチ族でシルバの娘。

パッチ族でありながら旧姓 恐山アンナから教えを引き継いでいるというのは面白いキャラクターだ。
ここでは劇中でも珍しい憑依合体が久々に登場。本編では後半ほぼすべてOS(オーバーソウル)になってしまって、憑依合体が登場したのは葉がX-LAWSのマルコと戦ったとき以来だと思う。たぶん。
アルミは特定の持ち霊を持たずとも呼び出して憑依合体できるという能力持ち。あとアルミの父シルバは500年前のハオの子孫だからハオの血は流れていることになる。
さて、今回のアルミはとある田舎の悪そうな富豪の家を訪れていた。目的は花の持ち霊として戦時中の戦闘機のパイロットの霊を味方にするため。その例が味方になる条件に富豪の家にある金庫の中身が関係していた。
富豪は一般人だが、金庫の中身を見せたくないという一心からかつてのアンナ同様に鬼を生み出しアルミと戦いになった。
使用したOSは父から受け継いだシルバーアームズ!

敵は戦艦大和っぽい鬼で、否応なく強そうに思えてしまう。

この作者のメカっぽいデザインはやっぱカッコイイね。車の天使たちもそうだし、今後もこういったデザインに期待だわ。
さあ三度始まったシャーマンキング。このまま安定軌道に乗ってくれることを切に願う。
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