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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

友人同士の対決…「リボーンの棋士」 3巻 

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リボーンの棋士 3巻 感想です。

色々宿命の対決が繰り広げられる第3巻。それは主人公の安住ではなく、ライバルであり研究仲間の土屋もであった。

初戦のアマ竜皇の攻めを見て小物と感じ、手堅く勝利。いきなり強くなっていて驚いた。

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安住もかつての奨励会仲間に対して一皮剥けた将棋を見せ、かつて楽しく奨励会を辞めたやつとは違うという信念みたいなものが出ていて良かった。

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そして今大会のダークホースは安住と土屋だけではなく、見慣れない中学生もいた。

生身の人間との対局経験は無く、力試しで参加した大会でベスト4にまで勝ち残っていた…

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恐ろしい設定で、独学で奨励会三段レベルにまで到達したということだろう。この年で…

将棋連盟にある将棋道場でも小学生強いもんなぁ… 俺も普通に負けるし…


さて安住と土屋のベスト4をかけた対決も熱かった。

土屋の安住への感情や将棋への恨みのような思いも語られ、土屋は負けるんだろうけど、それでも報われてほしいと思えた。

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そして実際将棋は竜皇の目から見ても土屋の勝ちと感じていた。

だが最終版安住は銀のタダ捨てから大逆転勝利。銀のタダ捨てとか先日の藤井七段と中田八段での対局の6二銀を思いした。

この逆転勝利には竜皇も驚き。いつか安住とかつての同期である竜皇との対局も実現してほしいと思った。

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決勝に上り詰めたのは安住と、片桐ではなくあの中学生。なんと片桐を倒すほどの実力を持っていた。

決勝対決楽しくなりそうだ。

個人的な評価
★★★★★



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新戦法を発明…!?「リボーンの棋士」 2巻 

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リボーンの棋士 2巻 感想です。

アマチュアの予想外の強さを痛感した安住は研究会をしてさらなる棋力のアップを図ることにした。

頼ったのは昔の伝手で、プロや奨励会三段も所属がやっているレベルの高いもの。

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奨励会三段唯一の女性「宇野」もこの研究会に参加していて新たなヒロインかも。

しかし研究会とはお互いメリットがあるから行うもので、奨励会員でさえ誘われて参加するものらしい。だからアマチュアが頼み込んでプロの研究会に参加するのは難しいものだそうだ。

今回安住たちが参加できたのはほとんどサンドバッグ役のような雰囲気。

アマ競合に勝った安住だがこの研究会ではほぼ全敗に近い成績だった。最新の研究やソフト発の手には置いて行かれている感じが最近将棋を再び始めた感があった。

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負け安住だが、竜皇戦の中継を見て対局者の指した手を超える好手を言い当てたり終盤力は確かなもので、この研究会でも信頼を勝ち得てきていて面白くなってきた。

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そして森さんとの映画デートでは映画鑑賞そっちのけで新戦法を閃いていたw 将棋ホリックなところが好感持てるシーンだ。

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ここで思いついた戦法を次の研究会で試し今回は勝利。使ったのは坂田流向かい飛車の新構想のような戦法。

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確か藤井七段が連勝記録更新中に糸谷八段が使っていた気がする。その後もどこかで同じく糸谷八段が使っていた気もする。

俺はそれくらいしか知らない戦法だが、この世界ではプロで使われることのない戦法のようだった。

こういう得体のしれない戦法使われて負けるとめちゃくちゃ悔しいんだよねw アマチュアが作った戦法では嬉野流なんてものもあるけど、あれも使われると嫌だ。

この戦法開発でさらに地位を固めた安住だが、一方で土屋は焦りを感じていて彼の一念発起を祈るばかりだ。

研究会を経てアマ竜皇戦が始まった。

安住の初戦の相手はかつて若くして奨励会三段に昇り詰めプロになる実力もあったが、将棋以外のことをやりたいという理由で退会して安住たちにとっては地獄の三段リーグも良い思い出になってしまっている「大津」が相手。

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そんな相手に負けたくないと思った安住は静かに闘志を燃やし、ここは新戦法ではなく、かつて敗北した王道戦法の角換わりで挑むことにした。

楽しい対局になりそうだった。

対戦相手も安住なら勝ちが約束されそうな普通のアマチュア強豪ではなく、元奨三段が相手だったり、ギリギリの対局が繰り広げられそう。

個人的な評価
★★★★☆



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一度は敗れた夢を再び追いかける…!?「リボーンの棋士」 1巻 

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リボーンの棋士 1巻 感想です。

藤井七段の活躍でにわかにブームな将棋。少年ジャンプの将棋漫画は残念ながら打ち切りとなってしまったが、新たにビッグコミックスピリッツで将棋漫画が始まった。

将棋のプロ棋士になるには奨励会という養成機関に入会して勝ち進んで、そこで四段に昇段できればプロの資格を得ることができる。

しかし年齢制限があり、26歳の誕生日を迎えるまでに四段になれなければ強制退会となりプロの卵からただの人となってしまう厳しい世界。

この物語の主人公は年齢制限を迎えてプロになる夢が儚く散り29歳でバイト生活を送る好青年「安住」。人柄も仕事の手際も良いのに正社員として仕事につけていないといのも将棋に人生をかけて敗北した代償。

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そんな安住が実は存在するプロになる例外的な手段を狙って再びプロを目指す敗者復活の物語だった。


バイト先で年齢が高い安住は同僚のウェイ勢に影で悪く言われたりしていた。そしてそんなウェイ勢を快く思わない同僚の娘「森さん」は将棋にハマっていて、偶然安住が元奨励会員であると知ってしまった。

身近にそんな強い人がいたことに驚いた森さんは安住を誘い一緒に「将棋まつり」に出向いたのだった。安住もやはり将棋への熱は冷めておらず人と指せる将棋まつりは渡りに船であった。

この将棋まつりにゲストとしてやってきていたプロ棋士はかつての奨励会時代の安住に引導を渡した天才少年というドラマチックな再会。

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かつてと雰囲気の異なる安住にプロとなった天才少年は気づかなかったが、いきなり面白い対局だったw

普通アマチュアの人がプロと対局するときはハンデを貰って戦う。安住はそのハンデと断り対等な条件で対局して何と勝利!多面指しの指導対局というプロ側は集中しにくい状況とは言え快挙にもほどがある。

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いきなり展開が熱いし、幸先が良すぎる。

再び火が点いた安住はかつての元奨励会仲間と一緒にアマ竜皇戦に参戦。

初戦の相手はアマ三冠を持つ最強のアマチュア「片桐」。

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片桐は安住とは逆の人生で奨励会に入ることを臨んでいたが家族の反対でそれが叶わず、奨励会員に対しては敵対心を持っていてこの大会に臨んでいた。もちろん目指すは例外の規定に則ったプロ入り。

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一見咬ませ犬キャラかとも思ったけど、いい性格のキャラだしこれからの展開はわらかないがもう一人の主人公みたいな描かれ方をしても違和感はないと感じた。

勝者はもちろん安住。

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片桐アマ名人の絶対に負けないという心理描写と、心理描写は描かれないが表情で語る主人公 安住の対局は将棋がわからなくてもその熱を感じることができるだろう。

一度は挫折した大人が再起して厳しい世界に挑むという、自分も趣味でやってるけどスランプ気味な将棋をがんばろうと思える内容だった。

将棋はいいぞ!

個人的な評価
★★★★☆



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