和月 伸宏 黒碕 薫
集英社 (2018-09-04)
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るろうに剣心─明治剣客浪漫譚・北海道編─ 1巻 感想です。
るろうに剣心。あまりに懐かしすぎる作品の続編が連載開始され本当にわくわくした。小さい頃アニメやってて、コミックスも大人になってから全巻集めた。昔、傘などで飛天御剣流をマネした少年は多かったのではないだろうかw
途中、不幸な事件があって連載がストップしたがこうして再開してコミックスも出てくれてもう安心だろう。
さて、物語は前作から五年後の話。志々雄は”名前を言ってはいけない例のあの人”みたいな扱いになってるのが印象的w
新たな登場人物はかつての志々雄一派に属していた雑用係の少年「
長谷部悪太郎」と偶然出会ったハーフの少年「
井上阿爛」。
悪太郎は雑用係ゆえに一派からもぞんざいに扱われていて、炎に包まれたアジトで偶然入手したかつての志々雄の愛刀『無限刃』を持っているため狙われていた。

志々雄一派の残党、通称「族」は無限刃を入手して組織復興のシンボルにしようとしていたのだった。
この無限刃、なぜか悪太郎以外には抜くことができず、悪太郎もこれを抜くと暴走状態になるまるで妖刀とのようになっていたw
族相手に暴走状態になる前に悪太郎を止めたのは、逆刃刀を一時仮受けた剣心。

久々の飛天御剣流がかっこいい!!!
悪太郎は名前を「
明日郎」となり神谷道場預かりとなった。
これで平和になると思いきや新ヒロインの「
久保田旭」を助けるために明日郎再び無限刃を抜くことになった。
しかもいきなり志々雄の技である「壱の秘剣 焔霊」を使うとかまるで志々雄の凶悪性が顕現したようだった。

しかし志々雄の技がこうして蘇るのはテンションが上がるなw
このいざこざで偶然入手した写真には死亡したはずの薫の父が北海道にいる姿を捉えたもので、一同は北海道に行くことになった。弥彦は留守番のため逆刃刀を正式に返却。

でも剣心の身体はすでにボロボロでもう飛天御剣流を存分に放つことはできないようだった。

重さ数キロある鉄の棒を振り回しておけば当然の結果かもだけど、かつての最強キャラがこうして弱体化してしまうのはやっぱり悲しいものがある…
北海道でも事件は起きていて、新たな敵勢組織が誕生し猛威を振るっていた。

現地では斎藤一が対応していて、久々に牙突が見れそうだった!

アニメが流行った当時、斎藤一の活躍のせいで新選組とは言えば土方でも沖田でもなく斎藤一だった気がするw
悪・即・斬!の信念もかっこいいし。
剣心、斎藤一、死亡した志々雄などかつての少年を熱中させたキャラクターたちに再び会えるファンには懐かしく嬉しい物語だった。
個人的な評価★★★★☆
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