広間 月下
集英社 (2019-02-19)
売り上げランキング: 16,111
パワハラ美少女カンパニー 2巻 感想です。
ブラック企業に勤め毎日にようにパワハラおっさん上司に罵られている小山内 青年は、どんな醜い容姿のおっさんでも絶世の美少女に見えてしまう眼鏡を手に入れたことで、美少女に罵られる幸せな日々を送ることに…
さて、今回はそんな眼鏡がアップデートされ美少女な上に下着姿で見えるようになってしまったw

主人公を罵るために回りを闊歩するから、スーツ姿のおっさんが歩き回るのとは違った意味で仕事に集中できない状況が面白かった。
しかも職場にいるおっさんは当然このブラック上司だけではないから、下着姿の美少女があちこちにいる状況がそういったゲームや専門店のようで、夢のようなアイテムに仕上がっていたw

主人公の職場にやってきた妹は兄が罵られている姿を見てしまうが、妹からしてみればおっさんに責められ喜んでる変態兄貴にしか見えなくて危ない絵になっていた。

しかもこれをきっかけに妹はBLに目覚めて、世界が変わったのは兄だけではなかったw
眼鏡は結局ダウングレードされたが、通常の制服に見えるのはともかく下着をつけてないというのは予想外w
雨に濡れたブラック上司は透けてしまっていた。美少女に見える眼鏡無しじゃあ絶対に見たくないものの一つに数えられそうなものなのに、恐ろしいこと。

ブラック上司に同僚は皆嫌悪感を抱いているが、主人公だけそうでもない姿に不信の目を向けていて、今後周りがどうなっていくのかも楽しみである。
社内にはブラック上司だけではなく、他部署だがまともそうな上司もいた。
眼鏡フィルターを通せば何だか生徒会長っぽい雰囲気で主人公も好感を抱いていた。

主人公は気にいられたことだし、この上司の活躍も期待だ。貴重なホワイトなキャラだし主人公と今後も関わりを持ってほしいところ。
おっさんが美少女に見える眼鏡はもちろん肉親も例外ではない。父親はちょっとロリっぽい少女に見えていて、父親ならではのセリフをしゃべる幼女というギャップが面白かった!
今後も新しいおっさんが登場するのが楽しみな作品だった。
個人的な評価★★★★☆
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