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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

未来の世界と異なる進路を応援できるのか…!?「君死にたもう流星群」 3巻 感想 

君死にたもう流星群3 (MF文庫J)
松山 剛
KADOKAWA (2019-02-25)
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君死にたもう流星群 3巻 感想です。

今回も夢をテーマにしているが、これまでの友人二人のようにすでに未来で叶うことが約束されている夢ではなく、未来では公務員となっている清楚なクラス委員長がアイドルになるという夢を追いかける物語。

かつてコスパを重視してきた主人公がその非現実的な夢を応援できるかという問題に悩まされ、最終的な決断をするときは過去の世界で二週目をやり直した成長を感じるものがたあった。熱い。

それに加え未来からタイムリープしてやってきた30歳の精神を持つ葉月が暗躍して素直に怖かった。

見た目は12歳なのに病んでる。未来のニートでクズな男に成り下がった主人公でもすべてを受け入れ養い愛する精神を持っているが、他の女は絶許な状態になっていて本当に怖い。

カラーピンナップでぐぬってるところは可愛いのに、途中の挿絵では本当にヤバい。

どうしてこうなったのかは納得する部分はあるが、よくああいう結末に持って行けたと思う。主人公w

そしてこれまで何度か主人公に曖昧なアドバイスをくれていた謎の少女も名前が明らかになり、物語の表舞台にやってきた感があった。彼女の最後のセリフは大分意外なものがあった。

今回主人公が星乃に正体を明かしたことで二人の関係にも変化が訪れそうだから次回がなおさら楽しみ。

個人的な評価
★★★★☆



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黒幕に近づく…!?「君死にたもう流星群」 2巻 感想 

君死にたもう流星群2 (MF文庫J)
松山 剛
KADOKAWA (2018-09-25)
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君死にたもう流星群 2巻 感想です。

未来の世界で宇宙飛行士になるも滞在中の人工衛星ごとテロに遭い死亡するヒロイン「星乃」を救うために、彼女が残したタイムマシンを使って過去の世界にやってきた主人公「大地」。

しかし過去の世界で友人の事故を防いだために、将来結婚するはずだった親友二人は離れ離れになる道に進み、しかも将来医者になるはずが高校中退すると言い出したり、星乃の命を救うことも大切だけど親友二人のことも大変なのが今回の物語。

そして今回起きる事件が星乃の父が作った人工衛星二基との通信途絶。一週目の世界ではなかった事件が発生した。

この事件解決のために登場したのが怪しげな企業の役員の男「六星」。

片眼鏡をかけていて、元同僚からはあんな性格ではなかったと言われたり、星乃の父が作ったシステムには通信途絶の際のバックアップもあったからこれは六星による六星のための茶番だと考えていた。

これら以外にもいかにも六星も主人公と同様に未来の世界からやってきたフラグが立ってるけどあからさますぎるか?ブラフか?

そして物語のカギを握るエウロパ事件の犯人を犯人に育て上げた黒幕はネット上で巧妙に犯行そそのかし、書き込んだ文章から特徴を分析され星乃は犯人に近づいたりしていた。それも六星の会社につながる怪しさw

こいつがわかりやすい黒幕なのか、今後明確な敵として描かれるのか宇宙工学やSFなど興味が尽きないネタが豊富で今回未解決の事柄もあるし続きに期待せざるを得ない物語だった。

あと主人公を慕う妹分も過去の世界にやってきて、敵となるのか味方になるのか…

個人的な評価
★★★★☆



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犯人不明のテロにより死亡したヒロインを救うために過去に飛ぶ…!?「君死にたもう流星群」 1巻 感想 

君死にたもう流星群 (MF文庫J)
松山 剛
KADOKAWA (2018-05-25)
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君死にたもう流星群 1巻 感想です。

久々に可愛いイラストに釣られて購入した作品w

物語はシュタインズ・ゲートや僕がだけがいない街のような設定でこれらの作品が好きなら楽しく読めることだろう。


西暦2022年に世界中の人工衛星が突然制御不能になり地球に落下してくる事件が発生。幸い落下前に大気圏で燃え尽き地上での被害は出なかったが、唯一の死亡者が本作のヒロインで史上最年少宇宙飛行士の「天野河星乃」だった。

当日、ISSに滞在していた星乃はそのまま宇宙に投げ出され地球の引力に引っ張られ燃え尽きるという最期を迎えてしまった…

こんなこと偶然発生することはないが、犯人は不明なままこのテロ事件も風化しつつ2025年に主人公の「平野大地」25歳は無職のまま親の遺産を食い潰す人生を歩んでいた。

カラーページでは高校生キャラが多く描かれていたのにかかわらず、物語は25歳のキャラたちが登場するところから始まり面食らったが時間遡航ものとしてスタート地点と考えれば読んでて納得した。

主人公は高校時代要領がよく優秀な生徒であったが、今は明らかに堕落している。一方でかつてのヤンチャだったと友人たちは医者になったり有名デザイナーになっていたり順風満帆な人生を歩んでいた。

叶わない夢を追いかけるのはコスパが悪いと要領よく諦めた人生を送ってきた結果で、考えさせらるものがあった…


星乃の両親も宇宙飛行士だったが、宇宙での事故で二人とも死亡。幼くして天涯孤独となった星乃は両親の親友であった「惑井真理亜」に引き取られ彼女の管理するアパートの一室で引きこもり生活を送っていた。

しかし主人公との交流で引きこもりやコミュ障も克服し不断の努力により最年少宇宙飛行士となるまで至ったのだった。


星乃の死後3年後、主人公は真理亜に頼まれ星乃の部屋の遺品整理をしていると、なぜか星乃からメールが届きその指示に従いパソコンを起動するとなんと3年前の星乃と通信が繋がったのだった。星乃は天才少女で時間を超えて通信する機器を完成させていたw

星乃の状況は制御不能になったISSで孤立している状態で落下(死亡)まであと数分という状態。その最後のタイミングで主人公に感謝の気持ちと幸せになってと通信を送ってきたのだった。

ここのシーンまでちょくちょく主人公の夢という形で星乃との出会いから次第に仲良くなっていく過程が描かれていてたからけっこう泣けた…

そして星乃は生身のまま宇宙に投げ出され燃え尽きる間際、主人公に涙ながら「たすけて」と呟いたシーンは非常に胸を打たれた。

通信はそれで切れたが、なんと星乃は部屋に網膜認証を利用したタイムマシンまで用意していた。目的は死んだ両親に会うためであったが、戻れるのは過去に網膜認証をしたタイミングまでで使えないとわかったから主人公が幸せになるために使ってくれと託したのだった。

もちろん主人公はそれを使い星乃と出会う前の2017までタイムリープ。自分のためでなく星乃を救うために使ったのだった。

という感じで25歳の記憶を持ったまま再び高校生活がスタート。

記憶を利用してサブヒロインの事故を防いで歴史を変えたせいで友人の医者ルートがなくなった気がするが、歴史は変えられることは変えられるようだった。

主人公が知ってる8年前には存在しなかった企業と技術があるのが明らかに伏線だから、壮大な物語になりそうで楽しみ。

1巻の段階では再び星乃と仲良くなるところまで。

シュタゲや僕だけ~とは違い、未来の記憶を持っているのは主人公だけでないような感じかな。TVドラマの「君といた未来のために」にも近いかも。

こういう作品では歴史の修復力なんて設定がある場合があるけど、この作品では選択肢を変えれば簡単に歴史が変わってしまうようだった。

間違うことができない主人公の活躍と、似た作品との差別化に期待だ。天才と馬鹿は紙一重な星乃もイラスト同様可愛かった。

個人的な評価
★★★★★

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自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

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