大石 浩二
集英社 (2018-06-04)
売り上げランキング: 1,028
トマトイプーのリコピン 2巻 感想です。
ジャンプでの連載の方はジャンプ+に移籍となり不人気のための処置かと危惧している人もいるかもしれないが、作者急病のための移籍で打ち切りではない。ご安心あれ。
さて、ファンシー系のキャラデザをしておいて時事ネタや社会風刺ネタばかりで構成されるギャグマンガの第2巻。雑誌掲載時からは少し時間が経って入るが、今回も新鮮でホットなネタ満載で面白かった!
新参のにわかファンと古参のオタク言い争いネタはどちらの意見もそれなりに筋は通っていて永遠に和解しないだろうなと思ったw

しかし人気コンテンツに巣くう転売ヤーは共通の敵ってのは良いね。
ゲームセンターのクレーンゲームネタは業界を敵に回すような、これを知ったらゲーセンでのお金の使い方が変わるようなネタだった。
橋渡しのフィギュアとか全然取れないからよくわかるww

こういうのは諦めが肝心というのが今回の物語で学べた。
3本アームのは上までは持ちあがるけど、いつも最上点で落下する。振動で落下していたのかと思っていたけど、これは上限金額を超えない限りアームが弱いままで絶対に取れない仕様らしい。

それでも取る方法を知っているめめちゃん恐ろしいゲーマー。
女性が望む理想の男性が幻のポ●モンの色違いくらいいないと表現していたのも納得する面白さだった。

女性ファンを敵に回しているが良いことを言ってくれている。
最近話題の職業ユーチューバーやプロゲーマー。そんなリスキーな仕事に憧れる息子を論破できないオヤジは少し可哀そうだった…

実際子供がこれらの職業に就きたいと考えたら親としては反対したい気持ちはあるだろうが、無暗に否定するのは良くないし難しい問題だね。実際小学生の憧れの職業でこれらは上位らしいし。
毎回毎回色々な業界を敵に回すようなネタが盛りだくさんで、攻撃的なギャグに楽しませてもらったw
個人的な評価★★★★☆
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