安部真弘
秋田書店 (2017-04-07)
売り上げランキング: 219
あつまれ!ふしぎ研究部 1巻 感想です。
へんてこ部活動を舞台としたギャグマンガ寄りの日常系漫画だった。イカ娘にジャンルは近い。
部活への入部を悩む高校1年の主人公「
大祐」は誤って訪れてしまった「ふしぎ研究部」で催眠術をかけられ入部をさせられてしまった。

オカルト担当の1年「
二宮鈴」、マジック担当の2年「
神田千晶」、催眠術担当の3年「
大原ことね」、3人とも個性的でイカ娘の三馬鹿を見ているような感じだろうかw
よく創作物で催眠術が絶対順守の王の力のように描かれているが、この作者はしっかり取材しているらしくわりと現実に即しているようだった。主人公が極度に催眠にかかりやすいという設定だから色々OKだろう。
この高校の制服は童貞を殺す仕様らしくことね先輩の場合はすごいことになっていた。この状態で催眠術で固まらせられたから主人公にとっては嬉しいやら気まずいやらw

オカルトと催眠術のコラボでは藁人形のダメージがきっちりフィードバックされていてホラーだった。基本催眠術が便利すぎる。

トランプが透けて見える催眠術を試しにかけてみるとなと服が透けてしまうようになってしまった。あくまでかけられた主人公が透けていると思い込んでいるだけだけど、漫画的には全裸トランプゲームをしている状態だった。

イカ娘にはなかったサービスカットがそこそこあって、まだまだ健全な域だけどイカ娘よりは踏み込んでいる。
途中か登場する風紀委員は何を見てもハレンチな想像をする痛い子であったw

活動不明なふしぎ研究部を潰そうとするが、催眠術により鶏にされてあしらわれるパターンが可愛かった。
千晶のマジックは、種も仕掛けもないという決まり文句を真に受けているため全てが力技。頭の弱いところが可愛いキャラであった。

部員たちが見えなくなる催眠にかかった大祐は妙なタイミングでその催眠が解けてしまいラッキーな景色を眺めていた。

見てしまったがために、何をされても催眠は解けていないと言い張るが最後はバレてしまうという安定のオチ。
前作の可愛いはイカ娘に集中していたのに対し、今作は三人娘に分散している感じかな。
先輩のことねも年上だけど年下のような可愛い描写があったり、千晶も強がったりするところが良かったり、大きな感想を言えばやっぱり登場人物が可愛かったになる。
個人的な評価★★★★☆
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