宵野 コタロー
集英社 (2018-07-04)
売り上げランキング: 44
終末のハーレム 6巻 感想です。
最初はシリアスパートで、怜人たちは国の技術長官が廃病院で何かをしているところを目撃してしまった。
世界にとって貴重な男だろうが問答無用で処分しようとするほど闇が深い施設だった。どうやら本当にMKウイルスの製造施設らしい。

しかし世界本部の使者の助っ人により窮地を脱出。廃病院は爆破されてしまったが日本の長官たちは何かを隠していた罪で逮捕拘束。どうやら日本政府は真っ黒だったようだ。
そして行方不明の怜人の幼馴染はUWの世界統治に反抗するテロ集団のメンバーとなっていた。日本のUWに抗うならまだしも、世界のUWに反抗するのはまだ何か秘密があるのだろう。
一方そのころハーレム学園の翔太はパラレルパラダイスの主人公に負けず劣らずメイティングに盛んだった。怜人たちのシリアスパートが嘘のように。
かつて自分をいじめた男の元カノも再登場。今は薬物中毒で悲惨な人生を歩んでいたが、さらに立場は悪くなり翔太の奴隷のようなポジションにまで落ちてしまった。立場が立場とは言え翔太も性格が悪いw

翔太に何かしたら死刑じゃ済まないくらいの罰があるらしく反抗もできないし、かといってメイティングもしてもらえないただの憂さ晴らしのような存在になっていた…

彼女も奴隷少女として無駄に再登場したわけではないと思うし、またの活躍を期待して待とう…
メイティングシーンはWEB連載時より増えている。
翔太に対しても口が悪いが中身は良い子の「葉句露」との初めてメイティングは、あんなに強気だったのに人生初の行為のときはやや弱気になるところが良かったw

1年生の後輩とのメイティングは奴隷少女の目の前で行うことに。これもかつての意趣返しかもしれない。

ちなみにこの1年生はほぼ巨乳しか存在しない世界の中、比較的控えめだから貴重な存在。
奴隷少女への投薬も嫌がらせの意味も込めてか自分の口移しだったり、人権が無かった。
翔太のハーレム王国となっているこの学園にも実は怜人たちのようなシリアスパートの住人が潜入していた。翔太にキスされて何度も口をゆすぐとか態度がはっきりしていて清々しい。

怜人の幼馴染と連絡を取り合っているということはテロリストの構成員。何かが起きそうなところで今回は終わり。
ハーレムパートとシリアスパートが交差するとき物語は動き出しそうだ。奴隷少女もこの辺りで何かありそうな気がする。
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