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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

JKの力で逆転に向かう…!?「29とJK 5巻 消えない模様」 感想 

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29とJK 5巻 感想です。

アメリカ本社のCEOやかつての親友「天才ケン」など絶対的強者相手に挑む木っ端社畜の英二の逆転劇が今回も見事に面白かった。

前回からの続きで、部下たちのリストラを食い止めなければならないのに、それに加え真織と夜間会っていたところを撮られて淫行疑惑まで浮上しもう詰んでもおかしくない状況であった。

そんな状況から細い攻めをつないで使える人脈は全て使いライバル社との合同コールセンター設立に尽力していた。

その結果固い両社の社長を説得して、会議の場にグローバル社の社長を登場させたのには感動すらしたw

加えて、目的以上の成果として悪い管理職二人を辞職にまで追い込んだカウンターのような攻撃も同じ社畜としてはスカッとする内容で、すばらしい現場の上司であった。

真織との淫行疑惑を現場の仲間たちはもちろん信じなかったが、JKと付き合うのはロリコンだという言葉が突き刺さっていたのはシリアスパートでの良い息抜きになったし、主人公的にはJKとの交際はロリコンではないという認識であったのも面白かった。

親友との関係は完全には回復しなかったが、前よりはマシになったような気がする。再登場はなさそうだけど。

英二は二人の社長から高く評価され、またもや出世となった。グローバル社の社長からも娘を交際相手にと勧められて三角関係にもなりそう?

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2018/09/16 16:04 ] 29とJK | TB(0) | コメント(0)

敵として現れたかつての友と激闘…!?「29とJK 夢のあとさき」 4巻 感想 

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29とJK 4巻 感想です。

八王子センターのセンター長となった鋭二の新たな社畜生活がスタートした。

しかしアメリカ本社のCEOの意向で融資元の銀行によるコストカットの一貫として日本の保険事業のコールセンターが閉鎖されることになってしまった。

それに伴い非正規従業員をとりあえず3割リストラしなければならなくなってしまった鋭二が、銀行の責任者として現れたかつての友人「剣野」と対立する物語だった。

これまでの敵も取締役だったり出来る上司だったり強敵には違いなかったが、今回の敵は社長ですら太刀打ちできない本社のCEO依頼で動いている銀行員。しかも自分を良く知る幼なじみ。しかも天才児。

だんだん敵として立ちはだかる人間の社会的地位が高くなってきて、一社畜が抗うにしてはスケールが大きく面白くなってきたw

今回は懐かしいネタも控えめで比較的ずっとシリアス。

鋭二のこれまでの成果を調べ、鋭二孤立させるところから始める剣野の手腕が手強く、これまで以上の劣勢に手に汗握る展開だった。

孫娘との関係で社長が味方であるという当初の心強さもだんだん弱くなってきて、社長も万能ではないことを思い知らされた。

新キャラとして花恋の親友の「真織」が登場した。花恋が鋭二を恋人だと紹介するほど信頼していて、しかもライバル保険会社の社長の娘でライバル会社のトップ同士の意外な関係が今後の物語の鍵となりそうだった。

鋭二が考えたリストラ回避の作戦はこのライバル保険会社との業務提携。クレイジーなアイデアで鋭二は何だかんだで経営者に向いていると思ったw こんな上司欲しいわ。

それを会議の場で剣野にも伝え他の役員や銀行員も押し黙る逆転を見せたが、そこに現れたのは社長をも超える権力者のCEO。なぜか来日しており、鋭二と真織が夜間一緒にいる写真を見せ最後に言い放ったセリフからの続きが気になるところで終わった。

けっこう分厚かったけど、それでも初の次回に続く内容。

これまでの敵が雑魚キャラに見えるほどの強敵に同じ社畜として応援せざるを得ない物語だった。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2018/02/16 21:11 ] 29とJK | TB(0) | コメント(2)

彼女と幼なじみが修羅場すぎる…!?「29とJK 3 ~社畜のいやしはJK~」 感想 

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29とJK 3巻 感想です。

今回は物語が大きく二つに分かれていて、前半は会社主催の草野球大会の話。

これに必ず家族を連れてこなくちゃいけないと言われた鋭二は困っていた。なぜなら渡良瀬に花恋と一緒にいるところを目撃されていて、渡良瀬はその花恋のことを妹だと信じ込んでいたからだった。

そこで鋭二はやむを得ず花恋を妹として草野球大会に連れて行くが、そこには花恋のリアルな知り合いや本物の妹・雛菜、雛菜の顔を知る幼なじみの沙樹まで現れまぁ修羅場だったw

しかも社畜のしがらみも存在する接待野球で鋭二の心労が心配になる展開だった。沙樹は今でも鋭二のことが気になっているようで、花恋との舌戦は火花が散っていて怖かった。

接待野球でもてなす相手は人事部の偉い人「湯上谷」。しかも前回鋭二が倒した百目鬼の同期でライバル関係にいた人物。

今回の野球では何か因縁を持って鋭二に関わってくるのえはないかと心配されたが、意外にもまともな人物だったw

ここまでの物語で悪い大人ばかり出て来たから少し心が荒んでいたようだ。

でも因縁は確かに持っていて、鋭二とは接待ではなく真剣に野球勝負を行った。勝ってはいけない場面で勝つ鋭二がかっこよかった。

そして土下座営業でここまで出世した湯上谷は娘から軽蔑されていて、その娘との確執もこの真剣勝負で払拭され花恋の正体もばれずに済んだw

鋭二の味方になってくれそうなお偉いさんだったけど、最後にああいう道を選んだのは少し残念でもあった。鋭二の社畜生活は厳しいな。


後半は小学校の同窓会と会社での新たな問題に直面する物語。

鋭二の幼なじみでよく一緒に遊んでいた「剣野」は天才児で後に東大進学をするような人物。セガサターンがプレステに敗北し、海賊漫画が大ヒットすることも予言するほどの先見の明も持っていた。

そして沙樹に恋をしていたが鋭二に敗北。エリート銀行員だった父親も自殺という辛い人生を歩み、今29歳となって再び会社にて鋭二の前に現れたのだった。エリート銀行員となって。考え方も「勝たなきゃゴミ」なんて利根川みたいなことを言うような人間になってしまったし。

かつての親友が次の敵。目的はNY本社のCEOの意向によるリストラ要員の選抜。最初のターゲットは鋭二がセンター長を務める八王子センター。

花恋の件で鋭二にコネがある社長もあくまで国内の保険部門での社長。ここまでも社長は助けてくれなかったが今回は一段と厳しそうだ。

恋人の件で本当に鋭二に因縁を感じている親友相手にどうやって挑むんだろうか。

社長をもってして恐ろしく切れる男と認めるほどの才能を持った相手で鋭二の内面も知っているから厄介そうだ。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2017/09/16 10:42 ] 29とJK | TB(0) | コメント(0)

社畜がブラックセクハラ上司に挑む姿に勇気が貰える…!?「29とJK2 ~大人はモテてもヒマがない~」 感想 

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29とJK 2巻感想です。

29歳の社畜が勤め先のブラック大企業の社長の15歳の孫娘と業務命令で交際をすることになってしまう禁断の物語第2巻。

とりあえず今回も29歳という年齢にピンポイントで直撃する懐かしネタが懐かしすぎて泣いた。JKやJCにとって仮面ライダー電王でさえ懐かしいって何なのよもう… 555ネタもわかるから面白かった。他にもSOS団とか最近の子は知っているのだろうか。

月曜日のたわわネタやシン・ゴジラ、ブレパンなど新しいネタも豊富でそういった時事ネタも良かった。


さて今回の物語は主人公「鋭二」がコーチという主任のような役職で務める保険会社のコールセンターで顧客情報漏洩があるという内部告発から、真偽を確かめるためにセンター長として新たにやってきたバブル世代の上司「百目鬼」との対決の物語。

百目鬼という男は意識高い系ではなく意識が高い上司で有能は有能。しかし有能ゆえに並の一般社員やパート従業員たちの気持ちがわからず、隔たりができてしまっていた。

鋭二を自分の派閥に誘ったり出世欲も大きく、意識高い故の問題点はあっても悪い人物には最初は見えなかった。

ところが事件は発生してしまった。渡良瀬へのセクハラと枕営業の強要。

完全に犯罪だから社内で訴えればいいのだが、それをしても権力を持つ百目鬼は極端に罪を軽くしした上に渡良瀬にも大きな不利益を与えることができる状態で実質的に泣き寝入りせざるを得なかった。

ありがちなブラック企業で主人公たちには同情せざるを得なかった。同じ社畜だと主人公のボヤキがよくわかるんだよな。

他にも百目鬼が連れてきた部下が鋭二のスタッフをモラハラレベルで叱責したりただの老害でしかなかった。このときスタッフを助けた鋭二がかっこすぎた… これはJKじゃなくても惚れる。


物語のもう一つの軸である花恋との交際は順調で、鋭二にデレッデレなところが可愛かった。今回は小説新人賞の一次審査突破を目標に頑張ることになった。

いくつかの新人賞にWEBから応募し一般読者からもコメントが付くがほぼすべてが酷評で、どれだけ心無い感想を書かれても鋭二への愛の力で描き続ける姿を見て若さが羨ましくなった。

情報漏洩問題の報告は社長や役員などの前で行われたが、そこで百目鬼の口から犯人として挙げられた人物は鋭二であった。もちろん鋭二がそんなことするわけないから、これは百目鬼から鋭二への嫌がらせ。派閥入りの拒否とセクハラ問題へのけん制を込めて。

百目鬼はきっちり証拠捏造まで行い鋭二はコーチの任まで落とされ追い出し部屋勤務となってしまった。

そんな状況でも心折れず、査問会で逆転する準備をして百目鬼を返り討ちにする展開は熱かった。

特に百目鬼の部下が馬鹿にしていたパート従業員の特殊スキルが活躍したり、現場を見たいと言いながら数字だけしか見ていない百目鬼に対する皮肉のように不真面目社員の数字を使ったり、現場を味方につけている鋭二ならではの最後の一手は痺れたわ。こりゃ部下に慕われて当然だ。俺もこんな上司がいる職場なら仕事がんばれるかも!

鋭二のためにセクハラ問題を使ってがんばった渡良瀬も拍手を送りたい。渡良瀬はでも報われない恋なのが可哀そうなヒロイン。

そしてやり手の百目鬼を退けた鋭二は社長によりセンター長に出世。百目鬼の年齢でセンター長で社長の椅子も狙えると言っていたから、もしかして今後も極悪ブラック上司を倒しながらそうなっていくのか?

今回の百目鬼の問題もどうやら社長の手のひらの上の出来事だったらしく、物語最後の敵として社長と対決するか期待だな。そのときは会社の物語と花恋の物語が交わることだろう。

鋭二は妹に対して自分では厳しくしていると言っているが、甘々にもほどがるところも今回面白かった。

社畜がブラック上司を社会的にやっつける、わかる人には爽快な物語で今後も楽しみでならない内容だった。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2016/11/15 23:44 ] 29とJK | TB(0) | コメント(0)

オッサンがお嬢様JKに攻略される…!?「29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~」 1巻 感想 

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29とJK ~業務命令で女子高生と付き合うハメになった~ 1巻 感想です。

外資系保険会社のコールセンターで働く29歳の社畜「槍羽鋭二」が、ネットカフェであることにより説教をした15歳のエリート女子高生の「南里花恋」に惚れられて攻略される物語。

三十路前のおっさんが自分の年齢の半分程度の女子高生に真剣に恋愛感情を向けられ、交際を申し込まれるなんて夢のようなシチュエーションだが、この主人公・槍羽は真っ当な大人で社会的リスクや世代ギャップなどを考え断る選択をする。

しかし花恋の正体は槍羽の務める会社のアジアエリアの社長の孫娘だった。花恋は両親を小さいころに亡くし、祖父と祖母に甘々に育てられていた。一度も叱られることなく育ったのに、こんなまともな良い子に育ったのが奇跡だ。

槍羽は会社ではコーチという役職でコールセンターの現場ではトップの立場で部下からも慕われ、パートから正社員に昇格したという経緯から昇進は臨めないがある程度認められた存在だった。

孫をたん付けで呼ぶほど孫が大事な祖父であり社長は日本の現場のただのコーチを直々に呼び出し、娘と交際する業務命令を出したのだった。サラリーマンに公私の「私」なんてないとか言い出す老害社長で、この絶対的権力から鋭二は逃げることはできなかった。

こうして鋭二と花恋は業務命令で交際することになった。社長は社長としてのシーンでは経営者としてかなりやり手として描かれこういう人が出生する人かと思った。だが孫の前ではコミカルでネタキャラだねw

花恋は別に祖父にこんな命令を出させたわけではなく、祖父の完全なる独断。孫に初めて怒られ後日社長がコーチに正式に謝罪までしていたw

でも鋭二はかつて自分が夢見ていた小説家という職業を、花恋も現在目指していることを知り、小説の執筆のコーチとしては付き合うことになった。

こうして会う切っ掛けができると、隙あらわ鋭二を落とそうとする花恋がとても可愛かった。一応清楚で純粋なヒロインだけど自分自身の武器はわかっている感じで面白い。寝てる隙にキスを狙ったり侮れない。小説のためにと壁ドンやあごクイやデートを要求してきたりもしてたな。

鋭二のことしか頭になく、鋭二と結婚するために一直線でこんな健気な子に迫られるなんて羨ましい。

ヒロインはブラコンな鋭二の妹や、鋭二の部下の新入社員の娘、居酒屋で働く元カノかつ幼馴染などみんな魅力的で、ストーリーはどんどん広がりそうでこらから楽しみ。

鋭二が社畜として働く描写は責任感も危機管理能力もあり慕われるのも納得なかっこいい大人だった。29歳にしてここまで仕事ができるなんて信じられないレベル。

恋愛ものの作品だけど、そういった鋭二のサラリーマンとして訪れる仕事上のトラブルに花恋に元気を貰いながら立ち向かう描写も面白かった。

パロディというほどでもないが、他コンテンツネタが豊富で鋭二の年齢的にも色々懐かしくその辺も好感が持てる作品だった。最近のネタでは艦これからFate/Zero、昔を懐古するシーンではビーダマン、ハイパーヨーヨー、噛みつきばーちゃん、ドラゴンボールの目薬、サイボーグクロちゃん、カクレンジャー、ダイレンジャー、「おーはー!レイモンドダヨー」、電流イライラ棒と俺にとってはクリティカルヒット。

懐かしすぎて夢中になった!

鋭二は今回の物語における仕事上の修羅場を人望の力で乗り越えて、社長からも認められ異例の出世の事例が出たのだが、鋭二はそれを拒否して社畜として現場に残る道を選んだのだった。

大企業の下っ端の下っ端である現場で働く人間のかっこよさも存分に描かれた作品だった。

鋭二を窮地に追い込んだ今回の会社の敵の名前が「村田・ミッシェル・大五郎」で俺修羅の愛衣の彼氏の名前だったのは笑えた。

個人的な評価
★★★★★



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[ 2016/06/18 22:54 ] 29とJK | TB(0) | コメント(0)
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