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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

症年症女 第13症「失敗したんですよ」 感想 

症年症女 第13話 感想です。

少女ちゃんを殺めてしまい茫然自失な少年の前には毒が面談に訪れていた。

でも毒が語るには少年は殺害に失敗したそうだ。

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今回物語が飛んでいるけど、前回のあのあと1話の冒頭のシーンがあって今に至るのだろう。

失敗したことでさらに落ち込む少年には毒から少女ちゃんの両親のことが語られた。

少年の夢の中に登場した二人は少女ちゃんの両親だったらしい。そしてその両親は娘である少女ちゃんを殺すために大量殺人犯と放火魔になったそうだ。

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少女ちゃんの唯一の欠点が両親だと思ったら、恐ろしい話だった。

なお少年の夢の中に登場したのはどういう仕組みかは不明。

少女ちゃんは両親から何度も殺されていたから自分が不死身だと知っていたんだろう。薄々とかじゃなくて普通に。

少女ちゃんが両親にさえ命を狙われた理由は天才すぎて人類社会の治安維持のためだった。

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片手間の趣味で行うお勉強で、万有引力は本当はないとか、地動説も正解じゃないとか、光の速さを倍にする方法だとか未来予知とか宇宙の法則を覆す才能を見せてしまったため危険視されていた。

少女ちゃんここまで天才だったのか… 出る杭は打たれるなんてレベルじゃない。”この歳にしては”のただの一般的な天才少女だと思っていたのに。

少年にも12歳まで絶対に死なない病気であることが伝えられ、少女ちゃんはどうやらその病気を自分で開発して自らかかったようだった。両親から身を守るために。

ならどうして12歳で死ぬというデザインにしたのかは不明だけど、怖い子だ。それにあれだけ親しく接していた少年って少女ちゃんが原因の被害者じゃん…

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少年が少女ちゃんの暗殺に失敗したのは少女ちゃんがすでに何者かに殺されていたからだった。

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天才少女が作った12歳まで絶対死なない病気の症状を超えて殺害に成功できてしまうのは、あのドクターの中の誰かだろうか?そのために病気を治してしまったのかな?

少女ちゃん殺害の犯人探しが次の物語だろうかね。毒はすでに真犯人知ってそうw



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[ 2016/12/31 14:39 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)

症年症女 第12症「わかってくれなくていいよ」 感想 

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症年症女 12話 感想です。

一人髑髏のひまわり畑に佇む少年。そこは夢の世界だった。いつもあるさかさまの道徳の授業も少年の夢の世界での話だった。

少年はあんなことをこれまで学んできていたということか。

夢の世界のうさぎヘッドの科学者は少年をいつもの道徳の授業の教室に案内しようとしたが、扉の先は来年の個性を決める会議室だった。ここでファッション業界同様に個性を考えているそうだ。

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誰の個性を考えているかはわからないけど、どうせ去年の個性すら覚えてないだろうからと、いつもの使いまわしの個性を満場一致で決定。

謎の会議だったけど、個性は無個性なものと言いたいのだろうかね。

次に訪れた先は個性の墓場。「妖精が見える」とか「超能力が使え」とか中二な設定が墓石に刻まれていて、少年がここで個性を捨ててみんな大人になっていくと言っていたのが印象的。

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12歳で絶対死ぬ病気と関係ありそうなセリフだと思った。強すぎる個性を捨てられないから死なないのかな。

墓石の下がやっと道徳の教室だけど、少年を見送ったうさぎヘッドともう一人魚人ヘッドは何か含みを持って少年に接していたようだった。

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夢の中に入るスキルでも持っているかのようなやつらだ。今回あいまいな情報量が多くてついていくのが大変。

道徳の授業では「どういう理由なら人を殺してOKか」という質問について問われていた。まるで少年を唆すようなピンポイントな授業。

少年は色々な理由を応えるが最終的には「好きな子の笑顔が見たいから殺したい。」という結論を出していた。

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今の少年には少女ちゃんの顔を見れない。そして死体なら見える。この二つの設定が繋がったのか?最悪だから止めたとも前に言っていたけど。笑顔でもないと思うし。

ベッドで目覚めた少年は少女ちゃんのいる集中治療室に向かい殺意をもって最高の笑顔を見せていた。物語始まって以来の笑顔だと思うw

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こうして1話冒頭に繋がるが少女ちゃんの顔が黒塗りになっていないということはあるいは…



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[ 2016/11/30 22:20 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)

謎の奇病に隠された真実が…!?「症年症女」 2巻 感想 

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症年症女 2巻 感想です。

12歳で必ず死亡してしまうという謎の奇病を患ってしまった世界でたった二人の少年と少女。先に12歳になってしまうのは少女ちゃん。しかし後世に名前を残すという野望を抱く少年は、少女ちゃんが病死する前に殺害して自分が世界初の病死した人になろうと画策していた…

少年は少女ちゃんがICUから通常の病室に戻ってくる日にサプライズパーティを開こうとしていた。プレゼントは何がいいのか周りに大人の女性たちに相談するが回答が全員「お金」というところが西尾維新らしいセリフだと思ったw

それはそれとして殺害の方法を考える少年は怪しい医者「毒」に殺害をそそのかされていた。

この黒幕っぽい毒は少年をいいように操っているように思っているが、少年もそこまで馬鹿ではなく毒の考えの予想を的中させるなど、見くびれないくらいの頭は持っていた。

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この毒の見当違いなところが今後の物語で関わってくるのか気になる。

少年は少女ちゃんっぽい何者かに高所から突き落とされ致命傷を負うが、意識が戻ると無傷で夢か何かと考えていた。

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でもこれは夢ではなく、実際に少年は致命傷を負っていた。これも病気の症状でこの奇病は12歳で必ず死ぬが12歳までは絶対に死なないのだった。

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少年を一度殺したのは少女ちゃんが犯人とは思えないから毒の仲間か何かなんだろうな。症状を確かめるために。

病院では奇抜な医師たちが集まって毒の司会で会議が開かれていた。

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神童である少女ちゃんの映像のあとに流れた少年の映像に対する医師たちの感想が辛辣で面白かった。少年が可哀そうと思われたがっていることも見抜かれていて、ひどい言われようだった。この性格のまま死ぬのが可哀そうとまで言われてたしw

12歳で必ず死ぬ病気だが、これを100歳で必ず死ぬ病気に変異できたら不老長寿を目指せると価値の高さが取りだたされていた。

利益重視の大人たちの会議に思われたが、少年の薄っぺらな嘘を真に受け大人の嘘は適格に見抜く正義の医者がいてくれたことは心強かった!彼の活躍には期待だ。

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そして新たな患者として二人の子供が登場した。待望の新キャラが登場したがこの二人は何の陰謀なのか仮病。

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この仮病患者が物語を動かすのかと思ったけど、あっけなく退場。しかも自殺に見せかけた他殺という結果で。症状の実験としての事故なのかわかっていてこうしたのかはわからない。

遺体の顔は認識できた少年はそれを見て最悪だからと少女ちゃんの殺害を断念。

少年が遺体発見後次に少女ちゃんに会うとなんと少女ちゃんの個性が認識できなくなっていた。

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何が原因でこうなったかはもちろん不明。謎が増えるばかりで早く続き読みたくなる作品だった。

個人的な評価
★★★★☆



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[ 2016/11/04 21:45 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)

症年症女 第11症「どんな顔してたっけ」 感想 

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症年症女 第11話 感想です。

少女ちゃんの顔や言葉が黒塗りとなり認識できなくなってしまった少年。適当に相槌を打ちながら会話を乗り切り、少女ちゃんが検査に行っている間に仮説を考えるが有力なものは思い浮かばず。

それどころか顔もかつての言葉も思い出すことができなくなってしまっていた。

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今月号でこの症状の謎が明かされることはなかったし、明かされるとしたらたぶんこの病気そのものの謎が明かされるタイミングだろう。だからあと何か月先になることか。気になる。

少年は医者に相談くらいはしておこうと「毒」以外の医者を狙って声をかけようとしていた。

少年は前回の新キャラが自殺ではなく誰かに殺された可能性があることをわかっているし、毒のことも信用していないから大人たちが見ているほど愚かな主人公じゃない気がする。

だからそのギャップで物語が紡ぎ出されるのを俄かに期待している。そろそろ主人公にも活躍してもらいたい。

で、少年が適当に選んだ医者がたまたま毒なわけないだろうと選んだ医者が毒だったw

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毒が語るには病気は不可逆的で少年は二度と少女ちゃんを思い出すことができないそうだ。しかも少女ちゃんはこのまま隔離されて、死後も跡形もなく解剖されるから少年は死後も顔を見ることはできないそうだ。

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ここですかさずいつもの煽りを入れてくる毒。

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一度は失った殺意を少年は再び抱くことになるのだろうか。それにどうして毒はここまで頑なに少年を唆すのだろうか。

少年が去ったあと誰かと話す毒。もし暗殺に成功したら特例がどうのと言っているがこの辺りが狙いなのか?そして毒が会話している相手も毒だった。

たくさんの毒は演出だろうが、毒の持論では人間なんてどいつもこいつも似たり寄ったりで見た目も中身も一緒くたに無個性だそうだ。まるで悪平等な安心院さんみたいなことを言うw

コミックス2巻には目次コメントによるとおまけ漫画の他、広告のめだかキャラクターズを全員描き下ろしたそうだ。どんな形態で描かれているかは不明だが久々に新規絵のめだかボックスが見れるのは嬉しいな。



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[ 2016/11/02 21:33 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)

症年症女 第10症「■■■■■▲▲▲▲▲」 感想 

症年症女(2): ジャンプコミックス
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症年症女 10話 感想です。

前回毒たちの会議で発表があった病気の新たな患者がさっそく入院してきて少年少女と初対面をした。

しかしその顔は墨とパッチワークで確認できず、仮病であった。

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仮病二人を見た少女ちゃんの冷酷なまでの失望顔が良かった。

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こんな表情をしながら何を考えているんだろうかね。少年以外に向ける冷たい態度が好きだ。

その夜少年と少女は偽物二人について話していた。この二人はドクターは誤魔化せても本物の患者にはそんな嘘が通じていないことに気づいていないそうだ。

あのドクターは一部少年にも出し抜かれていたし、今回の件もあったり有能なのか無能なのかわからないな。

少女ちゃんはこのままではあの二人は殺されると危機感を抱いていた。

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殺される理由は十二歳にならない限りどんな手を使っても死なないことの証明としてだろう。少年も一度殺されたわけだし。

また、少女ちゃんはどうして十二歳で必ず死ぬなんてわかっているのかということにも言及した。

これは物語開始時から謎だった。別にガバガバ設定ということではなく、少女ちゃんの仮説によるとこの病気が人為的な病だからというものだった。

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不老不死を目指しているやつらが、その一環でこんな病気を作り上げたというのはしっくりくる仮説だ。個性が見えないってのはどうしてかわからないけど。少女ちゃんもそこには感じるところがあるみたいだし。

前作のめだかボックスの安心院さんはインフレしすぎているために悪平等に個性なんて見えてなかったが、長寿を目指すなら低い次元にいる一般人の個性なんて見えないんだろうか。人間がアリの顔を識別できないように。

少女ちゃんがあの二人に健康こそが人間にとって何にも勝る個性であると教えようと、少年に呼んでくるようにお願いをした。

でも早くも二人は首を吊って殺されてしまっていた… 前回あんなに意味深だったのに退場が早すぎるぞ…

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死者なら認識できる他人の顔を見た少年は精神的にショックを受け少女ちゃんを殺すことを断念。そして病室に戻ると少年は少女ちゃんを認識できなくなっていた。

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これは少年由来のものか少女由来のものかどっちだろうか。少年の精神の変化ってこともありえるし、少女ちゃんの誕生日が近づいて病状が悪化したって可能性もあるな。



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[ 2016/10/01 19:17 ] 症年症女 | TB(0) | コメント(0)
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