文月 ふうろ
芳文社 (2015-10-27)
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オリーブ! Believe,"Olive"? 1巻 感想です。
部活動説明会で手品部「
オリーブ」の手品を見た「
月乃宮スズ」はそのタネが知りたくて手品部への入部を決めた。
ところがこの手品部はまともに手品をすることができない、本物の魔法使いばかりが在籍する手品部だった。
一般人のスズに魔法の存在を知られてはいけないと隠す部員たちと、魔法を見てもそれが魔法だと絶対に信じないスズの元気な日常を描いた作品だった。

一般人だが待望の新入部員に喜ぶオリーブの面々はスズを溺愛しまくりだった。
そして魔法を見ても絶対に手品だと信じて疑わないスズに心のリミッターも次第に緩くなり魔法を普通に使うようになったり、このゆるさがまんがタイムきららに求めるものだよね。

1クールのアニメでも欠かせないお風呂回や水着回もちゃんとあって、お風呂シーンはページも多く秀逸だった。

1コマだけだけど触手もあったわ。防御は鉄壁だし、そういう作品では決してない。

あと魔女っ子たちは風邪をひくとくしゃみする度に服があざとく変化するのは何でだろうかw

一般人のスズだが、なぜか先生が作った決壊さえ無意識に破壊できるほどの資質を持っていて、かつて魔法使いと交流を持ったことから魔法を見ても魔法と思わないよう封印が施されていた。
この封印を解くためには魔法使いと心からお互いに信頼できる関係になる必要があり、オリーブの先輩たちは大好きなスズちゃんとそんな関係が築けるようにと心に誓うのだった。
スズが純粋な良い子で、そんなスズを可愛がる先輩部員たちの日常に癒される作品だった。スズが合宿でいないときにはゴーレムでスズのマスコットを作ってさみしさを癒したり愛と温かな空気が溢れる今の季節にはぴったりな漫画だと思う。心のサプリになった。
個人的な評価★★★★☆
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