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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

二人の主人公が宝物殿で新たな能力を覚醒…!?「ブラッククローバー」 3巻 感想 

ブラッククローバー 3 (ジャンプコミックス)
田畠 裕基
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ブラッククローバー 3巻 感想です。

ダンジョンの最奥にある宝物殿の宝を得るために他国の強力な魔導士マルスと戦う「黒の暴牛」と「金色の夜明け」の面々。

アスタの魔力無効化の剣はこのマルスとは相性が良く退けることに成功して宝物殿へたどり着くが、マルスは再び立ち上がり攻撃をしてきた。

ここでマルスの同情過去エピソードがあり、国同士が敵対しているだけでどちらかが悪いという世界観ではないのかなと感じた。今後どうなるかはわからないけど、国同士の戦争エピソードがあるなら面白いかも。

魔法無力化のアスタにさっそく対応してきたマルスだったが、アスタは宝物殿で新たに他人の魔力を借りて攻撃できる剣を手に入れていた。

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借り物ながら様々な属性の魔法を使えるってのは主人公らしいちょいチート能力だ。昔ジャンプで連載していたエムゼロって漫画を思い出すわ。今のジャンプ読者で知っている人はわずかだろうけど。

また、ユノも風の精霊を手中に収めパワーアップを果たしたのだった。二人の主人公が揃ってレベルアップ。

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魔法帝になる基準は実績のみということだから、

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こうやって主人公二人はどんどんインフレしていくのかな。

今回の件の報告で魔法騎士団本部に召喚されたアスタたちを待っていたのは現魔法帝や勲章を授与されるくらいエリートで次期魔法帝の座も狙えるレベルの魔導士たち。

田舎者のアスタたちを馬鹿にするモラルのない奴が多かったが、実績のみで魔法帝になれるそうだから人柄がどうでも勲章の授与に問題ないのだろう。

馬鹿にしてくるエリートたちにアスタは少年期のナルトが火影になると宣言したかのように、魔法帝になると宣言したのだった。

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やっぱこの作品はナルトを思い出すなぁ。

性格が悪くても魔導士としては一流のやつらが集まっている最中、王都を襲撃する敵が現れた。

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アスタやエリートたちがこの対処に動きだしたところで今回は終わり。

物語はまだ3巻で序盤だけど早くも主人公たちが強化されて意外な展開だった。とは言えアイテムゲットによる強化だから、いつか修行回とかもあるのかな。

テンポもいいし、王道物語で主人公たちが目標に向かって着実に成長していく姿がさわやかだった。

個人的な評価
★★★★☆



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ダンジョンの宝物殿を目指すが…!?「ブラッククローバー」 2巻 感想 

ブラッククローバー 2 (ジャンプコミックス)
田畠 裕基
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ブラッククローバー 2巻 感想です。

今回は魔法が蔓延るファンタジー作品らしく魔宮(ダンジョン)を探検して宝物殿を目指す物語。

黒の暴牛からはアスタにノエル、そして強い者と戦うことに喜びを感じる戦闘狂の「ラック」が派遣された。ラックはアスタたち新人たちを放置して単独先行する困ったやつだった。

置いて行かれたアスタたちには容赦なくトラップがお出迎えするが、そこを助けてくれたのは金色の夜明けのユノだった。

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ここでの友でありライバルでもあるユノの登場は王道だな~

金色の夜明けからも3人が派遣されていて、ユノの他にはノエルの従妹の「ミモザ」と上から目線メガネの「クラウス」がいた。

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エリートは性格悪いの法則も仕方のないことだ。

大きな枠組みでは味方のはずだが、金色の夜明けの団員たちは協力する気も無く魔法を使って速やかに先に行ってしまった。空中ではトラップが発動しないらしく、空を飛んで移動できるのはいささかチート気味w

アスタたちはトラップをごり押しで突破して泥臭く攻略を開始する中、そのころ一人先行したラックは敵国から派遣された部隊のリーダーとぶつかっていた。

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この敵さんは敵ではあるが、人間としてのモラルや常識のある奴だったから今後の物語で再び関わってくることもありそうだ。

宝物殿の扉の前に辿りついた金色の夜明けを待っていたのは敵国の好戦的な魔法使い。回復役のミモザが真っ先にやらるという大失態。鉱石創成魔法を使ってくる敵に貴族のクラウスさんも力負け。

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ラックも敵将に追い詰められ総合的に敵国に負けていた…

しかしラックの元にはアスタたちが、クラウスには宝物庫に一人行くはずだったユノが助けに入った。持つべきものは仲間であり、ここから逆転劇が始まった。ラックたちは敵将を撤退させることには成功。

そしてアスタは金色の夜明けに追いつき、押され気味だったユノたちにも助太刀。

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最初、行動も戦いもバラバラで敵に押されていたのが最後は皆集まりチーム戦となり逆転していく、友情・努力・勝利がわかりやすく描かれた物語だった。クラウスさんがデレるときも近い!

次回、強力な敵を相手に黒の暴牛と金色の夜明けのタッグを組んでのバトルに期待。

個人的な評価
★★★★☆



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魔法がありふれた世界で、魔法が使えない主人公が英雄を目指す…!?「ブラッククローバー」 1巻 感想 

ブラッククローバー 1 (ジャンプコミックス)
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ブラッククローバー 1巻 感想です。

魔法が当たり前に存在する世界で魔神を倒し人類を救った魔道士は「魔法帝」と呼ばれるようになり、以後代々魔法帝の地位についた者が九つの魔法騎士団を率いて国の平和を築いていた。

そんな魔法帝に憧れる辺境の村の少年「アスタ」は誰もが少なからず使えるはずの魔法がまったく使えなかった。そしてアスタの親友の「ユノ」は逆に魔法の才能に溢れていた。

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そんな二人が互いに互いの方法で魔法帝を目指す物語だった。

二人の関係はナルトとサスケだね。読んでてこの二人が真っ先に思い浮かんだ。

物語は実に少年ジャンプらしい「友情・努力・勝利」の成分がふんだんに含まれた王道中の王道のバトル漫画だった。設定的には目新しさを感じないけど、少年ジャンプの対象年齢的には好きな設定のオンパレードだと思う。

物語世界では15歳になると「魔道書(グリモワール)」と呼ばれる持ち主の魔力を高めるアイテムが授与されることになっていた。

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才能溢れるユノが運命的に授かった魔道書は四葉のクローバーの模様が付いた伝説の魔道者。一方で魔力を持たないアスタは魔道者を授与されなかった。

授与式が終わりアスタが打ちひしがれてると、ユノのレアな魔道書を狙って盗賊が襲い掛かってきた。

元魔法騎士団の一員という程良い強さの相手。魔法を封じる魔法で身動きが取れないユノを助けるためにアスタは素手で立ち向かった。

もちろんアスタはピンチに追いやられるが、こんなときは当然覚醒!

黒いクローバーの模様が付いた魔道書がアスタの元にやってきてそこから飛び出した大剣は魔法を無力化する能力を持っていた。他人の魔道書を奪うなんてふざけた幻想をぶち殺す勢いのアスタは大剣の力で親友を救うことに成功。

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ユノは魔法が使えなず周りから劣等生のレッテルを貼られているアスタのすごさを始めから理解し認め、きちんと熱い友情を感じ、ライバル視しているところがいいね。

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それから半年後、二人は魔法騎士団の入団試験会場にやってきていた。他の受験生からも一目置かれるユノに対し、アスタは魔法の試験で魔法が使えないという場違いっぷりw

ユノは九騎士団全てからスカウトがあったが、アスタは反魔法の剣の力を認められ荒くれ者たちが集まる「黒の暴牛」にのみスカウトされたのだった。

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こうしてエリート騎士団のユノと野蛮な底辺騎士団のアスタ、それぞれの道から魔法帝を目指すことになった。

ピーキーなスペックの人材が集まる黒の暴牛で、アスタと同期入団の少女「ノエル」アスタとは逆に魔力が高すぎてコントロールができないという欠点を抱えていた。

劣等感を抱き他者を遠ざけるような言動を取っていたノエルだが、アスタと出会い頑なだった態度が次第に柔らかくなっていった。

ベタな登場エピソードだったし、個人的にはヒロインとして少しキャラクター性が不足しているように感じるかな。

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登場シーンがまだまだ少ないとは言えデレと愛嬌がもうちょっと欲しい。今後の活躍に期待だ。

他にもユニークな団員が登場し、アスタとノエルは先輩に付いて初任務。簡単な任務のはずが、トラブルに巻き込まれ難易度の高い任務になってしまうというのもお決まりの展開だねw

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でも実力者っぽい敵のリーダーが魔法無効化の剣とか尋常じゃないほど膨大な魔力だとか予想外の攻撃に焦る姿は展開的に好き。


清々しい程ジャンプらしい作品で、魔法だとか魔法無効化だとか好きな人は好きな設定が多数登場する正統派ファンタジーバトル作品だった。

昨今不作続きの新連載だがこの作品は生き残れるだろうか… レディ・ジャスティスも嫌いじゃない。

個人的な評価
★★★★☆

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