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マンガとかラノベ等の感想ブログ

マンガ、ライトノベル、アニメ等の感想を書いているブログです。漫画やラノベの発売日情報も載せています。

人数が減って死の恐怖を味わう頻度も増えるが…「少女決戦オルギア」 2巻 感想 

少女決戦オルギア(2) (ヤンマガKCスペシャル)
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少女決戦オルギア 2巻 感想です。

前回の続きで、昨晩殺し合いをした亜子と昼間に再会し、一緒に普通の女子高生のような放課後を過ごすことになってしまった舞子。

バトルロイヤルのルール上昼間に攻撃をするのは禁止だが、何をしでかすかわからないほど鋭い視線を向けてる亜子が怖い。

ところが亜子はこういった普通に慣れていないだけで、こういった普通の女子高生として生活に憧れていたのだった。

だからこそのお友達になりましょうのお願いと不戦協定。

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最後の二人になるまでは戦わないことを約束するが、バトルロワイヤルもので不戦協定って嫌な予感がするな…

そして再び夜がやってきて少女同士の死闘が始まる。

バトルロイヤル参加者の人数が開始時の半分以下となり、強い少女の存在が目立つようになってきていた。舞子の必勝パターンだった戦術も通じなくなっていって、モブキャラとの戦闘でも死と隣り合わせ感が伝わってくる緊張するバトルだった。

そんな中出会った少女「もえ」は、少女を追い詰めて死に瀕した恐怖から苦悶する表情を観察することで快楽を感じる狂った性癖の持ち主だった。

抵抗できないようにしてから笑顔でいたぶって殺すやり方に戦慄するキャラだった。こんなやつFate/Zeroにもいたなぁ…

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しかも被害者の必死の命乞いとか絶命するまでの描写が生々しくてぞわぞわする。

そんな相手と舞子は戦闘になってしまった。しかも舞子が腕を負傷していて不利な状況と見るや、殺し合いなのにも関わらず自ら腕を捨てるほどの戦闘狂。

参加している女子高生たちはスピードタイプとかパワータイプとか得意分野があって、それは決して両立しないそうだが、もえは一見パワーもスピードも両立しているように見えた。スピードタイプの舞子に付いてこれるレベル。

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その能力の正体と打開策を考えながらの戦闘が面白かった。格上相手に頭を使って戦うスタイルは今後の舞子の武器になる気がする。

ところが策が間に合わず、スピード自慢な脚を刺され抵抗力を削がれてしまって死を感じる展開に。絶望しきった表情にぞくぞくする…

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ここから能力の正体を解いて逆転までとはいかなくても相打ちで時間切れまで持ち込めたのはすごい展開だと思った。でもここでもえを逃がしてしまったのはどちらかと言えば非常にマズイ状況だと思う。

そんなもえも亜子のように舞子に近づいてきて友達にw どうせ最後は殺し合いなのに周りにこんな強キャラばかりが増え不安が膨らむわ…

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また、舞子たちには知らされていないゲームの事実を知る他の参加者も手を組もうと言い出して、わりと大きな勢力ができつつあるようだった。これは終盤辛そうだ。現状このチームで舞子が最弱だろうに。舞子も仲間が増えるリスクをちゃんと理解しているからなおのこと悪い。

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今回も死の恐怖の描写が秀逸で、肝が冷えるようだった。闇雲に増える仲間も将来的な危険性を孕んでいるし主人公の先行きに不安が募るぞくそくする展開だった。

個人的な評価
★★★★★



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昼はゆるふわ女子高生、夜は無慈悲なバトルロイヤル…!?「少女決戦オルギア」 1巻 感想 

少女決戦オルギア(1) (ヤンマガKCスペシャル)
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少女決戦オルギア 1巻 感想です。

魔術というものがひっそりと存在し、それを行使する魔術団体が日本国内に100以上ある世界。

20年に一度、最強の怪物「サンダルフォン」の所有権を得るために各魔術団体の代表が夜な夜なルールに従い殺し合いのデスゲームを繰り広げていた…

某聖杯戦争ではないが、どの魔術団体にとっても悲願である賞品を手に入れるために、代表たる少女たちが魔術とその身体に宿した怪物の固有の能力を駆使して戦う物語。

異能バトル漫画らしく、相手の能力を読んで対処していく戦闘シーンは王道的だったが面白い。

しかしそれよりも日常描写と、敗北した少女の最期の描写のギャップがすごくてゾッとする展開だった。

戦闘は月~木の深夜1~2時に特定のエリアに皆集まって行われる。このルール以外での不意打ちは失格となるから安全。ただし話し合いでの結託はありの模様。

主人公の「舞子」は昼間は甘いお菓子大好きなゆるふわ女子高生で、友達との日常もま○がタイムき○らででもやっていけそうな雰囲気だったのに、夜は別の作品かのように冷徹な戦闘マシーンとなり怖すぎた!

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必死で命乞いをする少女を無慈悲にやりに行く姿が凶暴。

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襲い掛かってくる野生の猛獣に命乞いをしているかのような無謀さを感じる。

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どの少女も皆ろくな最期を迎えなくて惨かった…

他の少女のおよそ人間らしからぬ死を目撃して戦意喪失して戦闘から逃げ出そうとするも、ルールで定められたエリアからの逃亡はできない仕様で、やはり追い詰められて死亡。

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ほんと、日常パートと戦闘パートが別漫画w

舞子は強い部類に入るが、他に優勝候補と言われる強い怪物を宿した7人の少女がいた。その内の一人はクラスメイトだった。

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さすがに動揺して攻撃を受けてしまった舞子だったが、他の七柱の乱入と時間制限に助けられ事なきを得たが、日常パートでお互いの正体を知った上での再会。はたしてどうなるんだろう。

舞子の目的は所属団体とは別に「サンダルフォン」の力で呪いのようなもので死を待つだけの友人を救うこと。そのためなら手段を選ばないようだが、毎晩こんな非道なことをしていて精神的には大丈夫なんだろうかね。夜に日常に戻りたがってる描写もあったし、その辺も見所だろうか。

少女たちによる殺伐としたバトルロイヤルと、オチのない四コマ漫画のような平和な日常の落差が大きく刺激が強い作品だった。

個人的な評価
★★★★☆

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管理人:じゃいろぺりん
自己紹介:好きな漫画は ジョジョの奇妙な冒険 や よつばと!、デスノート など。欲しいものは文章力。

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