KISS×DEATH 1巻 感想です。
寄○獣に似た設定だけど、主人公の根暗なオタクがターゲットの美少女とキスすることが重要な要素になっている点が面白い。
とある異星人が犯罪者の星外追放の流刑地として選んだのは地球。
移送官が囚人を地球で下等生物に強制的に寄生させようとしたところ、事故により犯罪者は偶然近くにた人間の少女に寄生。さらに不意を突かれて移送官は瀕死の重傷を追い、連れてきた囚人5人は全員人間の少女に寄生して逃亡してしまった。

寄生された5人の少女は寄生された当初喪女だったが、寄生生物との共存によりホルモンバランスなどの調整で理想の方向へ成長し、2年後みごとリア充美少女になっていた!

最初不細工な5人が登場したときこのマンガを買ったことを後悔しかけたけど、よかったw
それに異星人は人間の口内に潜むため、寄生体同士の秘密の会話はレズチュー状態で行うから面白かったw 寄生したのが男じゃなかったのは幸い。
異星人に寄生されると容姿だけでなく、身体能力や頭脳もハイスペックになるという特典があるため寄生されている人間もメリットがあった…

別の漫画の寄生生物みたいに脳を食べて完全に身体を乗っ取るのではないからやや平和的だね。
ただ、寄生しているのは流刑に処されるほどの犯罪者。
寄生されている人間はなんとか共存と言える体裁を取れているが、周りの利用している人間に対しては自分が故郷の星に帰るための道具としてしか思っておらず、地球外テクノロジーの危険な薬品で洗脳したり、わかりやすい悪だった。
囚人たちが殺したと思っていた移送官は植物として一命を取り留めていて、2年の歳月を経てついに人間に寄生することに成功。

逃亡した囚人たち捕獲のため活動を始めたのだった。

人間に寄生した寄生生物を確保する方法はその相手とキス(のように見える好意)をすることだった。

人間の口内に潜む異星人だから、やってることは力づくで引っ張り出しているような感じ。
しかし移送官が寄生した人間が悪かった…
寄生した「
戸津慎五」は根暗でクラスでも目立たないオタク。雌に免疫力が皆無で、近づいただけで身体が拒否反応を示し、キスをしようものなら心臓が停止しかねないありさまだったw

宿った人間の本能にはいくら異星人でも逆らえないため、囚人確保には大きな障害。囚人が宿った少女たちはそれぞれ最強の容姿。そんな理由で前途多難。
まずは同じ学校の「
駒方結仁」を確保しようとするが、美少女すぎて失敗して逆に警戒されてしまった。

結仁はカリスマ性と薬物による洗脳で学校での地位と支配力は高く、近づくだけでも困難。
宿主の慎五に女性への免疫力と付けて、いかにして結仁を倒すのか続きを期待しよう。それに、一人捕まえたら他の4人は警戒してしまうその問題もどうクリアするのか…
物語は現状の慎五のスペックからして寄生生物との共存による成長物語になるんだろうかね。
あと、叶先生はいい裸を描くものだ。

この辺りのページをカラーで見れないが非常に残念!
個人的な評価★★★★☆
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