タチバナ ロク
KADOKAWA/角川書店 (2015-03-02)
犬神さんと猿飛くんは仲が悪い。 2巻 感想です。
今回も犬神さんが猿飛君にこっぴどく敗北しまくる展開w
しかし今回から犬神さんをサポートするやり手生徒会長が仲間に加わった。現状は紳士的な対応を取ってるけど、どこか悪者臭がする「
蛇沼会長」。名前からして悪そう。
さっそく蛇沼に喧嘩腰な猿飛君。

微妙に乗せられた感はあるが、三人はダーツで勝負をすることになった。ただし、特別ルールとして1ラウンドごとに最低点だった者は服を一枚脱ぐという罰ゲーム付きで。
始めてのダーツで最初劣勢だった猿飛君だったが途中から常にパーフェクトゲームになってしまった。この学習能力の高さこそが猿飛君の強さの秘密なのかもしれない。
そして敗北しまくる犬神さんは人前でストッキングを脱ぐという羞恥プレイをさせられてしまったw

気が強い娘が服を脱ぐことを強要されるシチュエーションはいいね。猿飛くんは別に犬神さんの裸体の興味がなさそうなのに、こんな罰を提案するとかマジドS!
蛇沼はわざと負けて犬神さんを救おうとするも、正々堂々としている犬神さんはそれを望まずこの結果に。しかし最後の2ラウンドはパーフェクトで才能を片鱗を見せたのだった。犬神さんはまだ才能が目覚めていないような感じだ。
この結果に怒り心頭な蛇沼会長。

やっぱり腹黒そうだ。
犬神さんと猿飛くんの勝負は続き、いつものように敗北した犬神さんは大切な使用人を奪われてしまった。
このときの猿飛くんは野球拳のときよりもとびきりドSだったw

大切な人を奪われレ○プ目になってしまう犬神さんはショックのあまりまともに授業も受けられない始末…

ここでまた登場した蛇沼会長は猿飛くんの弱点を突いた作戦で犬神さんを勝たせる作戦に打って出た。こんな状況でも正々堂々勝負したがる犬神さんは健気を通り越して少々お花畑な気がしてきた…
弱点を突いた上に不意打ちのような手だったが、相手がそうしてくることを読んでか猿飛くんもただ黙って勝負の時を待っているだけじゃなかった。
猿飛くんは実は勝つためにきちんと努力をしていたのだった。

学習能力が高いのもあるだろうけど、鍛錬を欠かさない努力の人だったか。
物語的に最終的には負けるだろうけど、努力が負けるのは悲しいな…
個人的な評価★★★★☆
下のランキングのバナーを押してくれたら励みになります!
